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大阪都抗争/得票数37万だ、文句あっか?

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無効票が37万票あったら、考えよう。
ただし、既得権相乗り陣営が、立候補を立てたら、投票率も、橋下の得票数も、当然ながら今回の数字を上回る。

民意を受けてない?
選挙でそんな理屈は通らない。
敵前逃亡した奴の、負け犬の遠吠えだ。
37万票の民意を、
組織票でない大阪都構想賛成派の生っ粋の民意を、
なんと心得る!


平成以降の歴代大阪市長の得票数リスト
pic.twitter.com/LBMep6uJ6P

H26年 37万票 橋下
H23年 75万票 橋下
H19年 36万票 平松
H17年 27万票 関
H15年 36万票 関
H11年 43万票 磯村
H07年 35万票 磯村




出直し大阪市長選、橋下氏が当選
投票率は過去最低

朝日新聞2014年3月23日

出直し大阪市長選は23日、投開票され、地域政党「大阪維新の会」公認で前職の橋下徹氏(44)=日本維新の会推薦=が新顔3人を破り、再選を果たした。

橋下氏は大阪市を特別区に再編する「大阪都構想」の議論を進めるかどうかを争点に掲げたが、都構想に反対する政党は候補者の擁立を見送った。
投票率は23・59%(前回60・92%)で過去最低を記録。
橋下氏の得票は初当選した前回から半減し、大量の無効票も出た。
選挙に圧勝することで「民意」を得て政策を進めるという手法が空回りし、橋下維新の政治的な影響力低下は避けられない。

出直し大阪市長選
再選を決めた橋下氏の任期は、自らの残り任期の2015年12月まで。
橋下氏は大阪都構想の設計図を夏までに作る方針だ。

大阪府知事選とのダブル選となった前回11年は75万票余りを獲得したが、今回は約38万票だった。
有権者数に占める得票の割合は35・67%から17・85%と大幅に下落。
無効票は過去最多の6万7506票(うち白票4万5098票)に上り、投票総数の13・53%を占めた。
圧勝して都構想を進めようという戦略は、正当性に疑問符が付いた。

橋下氏は都構想を実現する手段として、大阪維新の会や国政政党の日本維新の会を立ち上げた。
統一地方選やダブル選に勝ち続けることで自らの足場を固め、国政でも第3党に躍進した。
だが、昨年7月の参院選で伸び悩み、9月の堺市長選で公認候補が敗れて失速。
今回、橋下維新の退潮傾向は一層鮮明になった。

橋下氏は選挙期間中、街頭タウンミーティングや個人演説会で、都構想の利点を訴え続けた。
これに対し、自民党や民主党、共産党といった都構想に反対する政党が対立候補を立てず、争点とはならなかった。
そのため、有権者は投票の選択肢を失い、投票率は低迷。
過去最低だった1995年の28・45%にも届かなかった。

出直し選を経ても、維新が過半数に及ばない大阪市議会や大阪府議会の構成は変わらない。
橋下氏は10月に住民投票で賛否を問い、来年4月の大阪都移行を目指すが、必要な議会の議決は厳しい状況。
橋下氏は「都構想が崩れたら僕自身の存在意義がない」と主張するが、橋下氏だけでなく党の存在意義も揺るがす局面に陥った。

橋下氏は都構想の制度設計を話し合う法定協議会から反対する政党のメンバーを外すことも公約。
民意の「追い風」を受ければ府議会の議決などで差し替えを実行する構えだったが、狙い通りの風は吹かなかった。
来年4月の統一地方選に向けて、政党間の対立が激しくなるのは確実だ。



当選橋下氏、次点は白票
6万票余が無効票に

毎日新聞 3月24日

大阪市長選の投票率と絶対得票率の推移
大阪市の出直し市長選が23日投開票され、大阪維新の会公認で前職の橋下徹氏(44)=日本維新の会推薦=が新人3人を破り、再選した。投票率は23.59%(前回60.92%)と、同市長選で過去最低だった。当日有権者数は211万4978人。

橋下氏…戻らない求心力

今回の出直し大阪市長選では、白票が4万5098票(投票総数の9.04%)もあり、当選した橋下徹氏に次ぐ結果になった。
白票が次点候補者を上回るのは同市長選で初めて。
白票を含む無効票は6万7506票(同13.53%)で、落選した3候補の合計得票5万3895票を上回った。
出直し選を仕掛けた橋下氏に反発する有権者の票が、大阪府・市両議会の野党が候補を擁立しなかったために、行き場を失ったとみられる。

記録が残っている1951年以降、無効票の割合がこれまで最高だったのは63年の4.71%で、今回は8.82ポイントも上回った。
同様に白票の割合は67年の1.79%で、7.25ポイントも上回った。

2005年にあった出直し市長選でも現職の対抗馬擁立が難航したが、無効投票率は2.63%、白票投票率は1.52%だった。
また、河村たかし氏が市民税減税を訴えて仕掛けた11年の出直し名古屋市長選(投票率54.14%)では、無効投票率は1.36%、白票投票率は0.88%にとどまった。
対抗馬選びが難航しがちな出直し選の中でも、今回は突出した結果といえる。

最近の選挙で無効票が多かったのは07年長崎市長選で、7.69%を占めた。選挙期間中に現職市長が射殺され、市長への期日前投票が無効票になるなどした異例のケースだが、今回はこれよりも5.84ポイント高かった。

一方、総務省によると、今回の投票率23.59%は、全国の政令市長選の投票率で、85年神戸市長選(22.44%)に次ぐワースト6位だった。
過去最低は79年の京都市長選の16.13%。【山下貴史】

野党との深い溝

大阪市の出直し市長選が23日投開票され、大阪維新の会公認で前職の橋下徹氏(44)=日本維新の会推薦=が新人3人を破り、再選を果たした。
大阪府・市を再編する大阪都構想が、府・市両議会の野党との対立で事実上頓挫、事態打開を図って出馬した橋下氏に対し野党側は対抗馬を立てず、異例の選挙戦となった。
投票率は23.59%(前回60.92%)と、同市長選で過去最低だった。当日有権者数は211万4978人。

過去最低の投票率となった大阪市の出直し市長選。
橋下氏は勝利をてこに大阪都構想の行き詰まりを打開したい考えだが、勢いはつかず、大阪府・市両議会の野党との関係修復は困難だ。
維新の混迷も続いており、再選も求心力回復にはつながりそうにない。

23日夜、当選を受けて大阪市の維新本部であった記者会見。
選対本部長の松井一郎維新幹事長(大阪府知事)は淡々とした表情で、万歳三唱もしなかった。
橋下氏の姿もない。

「最後は住民投票だから、僕の支持率、投票率は関係ない」。
橋下氏は15日、得票の目減りや低投票率に予防線を張りながら、都構想の是非を決める住民投票の実施を訴えた。
だが、住民投票に持ち込むには大阪府・市両議会の議決が必要で、いずれも維新は過半数を持たない。
野党との溝は深く、議決は現状では絶望的だ。

出直し選後さらに手を打たねば、構想実現の可能性は生まれない。
橋下氏は2月1日の党大会後、所属議員に「今年は2回選挙をやる」と発言していた。
夏ごろに想定する都構想の協定書(設計図)の議決に野党が反対すれば再び出直し選を仕掛け、野党候補に勝利して「民意」を盾に議会を翻意させる--との戦略とみられる。

しかし公明、自民、民主、共産の各党は反維新の連携を強める。
出直し選で議会を動かすのは容易でないうえ、半年後に再び6億円の経費を伴う出直し選をするリスクもある。

こうした状況で橋下氏は、住民投票に至らない場合の選択肢に言及し始める。
選挙戦終盤の21日、
「野党市議が反対すれば、統一地方選で維新を応援してください。『議会が潰すな。我々に判断する材料を出させろ』と皆さんが言ってくれれば議会も変わる」と訴えた。

維新府議も「次の統一選は『住民投票をやるか、やらないか』を争点にする」と話し、統一選前に府・市議会で協定書を野党に否決させるシナリオを描く。
2011年の前回統一選に比べて勢いを失っている維新内には、橋下氏が出直し選を仕掛け、追い風を起こすことに期待する声も強い。

一方の自民党市議団幹部も「我々にとっての関ケ原は統一選や」と来年春を見据える。
橋下氏との対決を今回回避したが、議員選なら勝負できると踏む。

来年春まで維新が求心力を保てるかも焦点だ。
府議会で55議席を有した維新は昨年12月、府第三セクター株の売却議案を巡って造反した4人を除名し、過半数(53議席)を割った。
自民の切り崩し工作に1人が新たに離党する意向を示し、浮足立つ。

府議会で多数派工作をするが、府議選の選挙区割り変更を巡る府議会特別委員会では、20日の採決で敗れた。
公明、自民、民主3会派による修正案が可決され、24日の本会議でも可決される見込みだ。
橋下氏が公約とした法定協の委員入れ替えも、府議会で過半数を得ることが前提で、めどが立たない。
低投票率では民意の後ろ盾も得られず、松井氏は23日の会見で野党と話し合うと繰り返し、方針転換を示唆せざるを得なかった。
【林由紀子、阿部亮介】
 

「ふざけるな」「×」…大阪市長選、無効票続々

読売新聞 2014年3月24日

大阪市長選の開票作業は23日午後9時から区ごとに行われ、いずれの開票所でも無効票が目立った。


6万票超の無効票のうち、白票は4万5098票、候補者名とは無関係の内容などが書かれた票が2万2408票に上った。

福島区役所では、職員が白票を「白票」と書いたかごに仕分け、次々と積み上げた。
「ふざけるな」や、大きく「×」と書かれた無効票もあった。
男性職員は「これまでと比べものにならない無効票の多さ」と驚いた。
大正区民ホールでも白票は多かったが、「税金は大切に使いましょう」「該当者なし」と書かれた無効票も。
淀川区民センターでも、「投票したい人がいません!!」と記した票があった。
 

橋下氏、当選しても会見拒否

スポーツ報知 3月23日

大阪都構想をめぐる対立をきっかけとした出直し大阪市長選は22日、最終日を迎えた。
日本維新の会共同代表の前職・橋下徹氏(44)は第一声と同じく、なんば・高島屋前で最後の演説。
「これまでメディアが一切、この選挙戦を報じていない。当選した時だけ会見しろなんて身勝手」と訴え、投開票後の会見を拒む考えを明かした。

最後の最後に橋下氏が批判の矛先を向けたのはマスコミだった。
「まあ盛り上がりませんね、この選挙。責任はメディア。主張が全然届いてないじゃないですか」。
演説中には対立候補のマック赤坂氏(65)が上半身裸でカツラにウサギの耳をつけた姿で、タンバリンを打ち鳴らすなどして乱入。
橋下氏は「メディアがちゃんと報じないから、マックさんもフラストレーションがたまってるんですよ」と見過ごし、批判の対象は最後までマスコミだった。

市選挙管理委員会によると、21日現在の期日前投票者数は7万6343人で、同期間のペースは2011年の前回市長選に比べて約4割にとどまっている。
橋下氏は大きな支援組織を持たないマイナー3候補と対決する異例の構図になり、投票率が大幅に下がるとの見方が強まっている。

「批判するのはいいけど、主張を報じるのはメディアの責任。(報じない)新聞なんか、便所紙か漬け物をくるむ紙にしかならない」と橋下氏。最後の最後に舌鋒(ぜっぽう)鋭い橋下節を復活させ、選挙戦を締めくくった。





「ふざけるな」や、大きく「×」と書かれた無効票もあった。

大正区民ホールでも白票は多かったが、「税金は大切に使いましょう」「該当者なし」と書かれた無効票も。

淀川区民センターでも、「投票したい人がいません!!」と記した票があった。

・・・・

文句あるなら、候補立てなかったお前らの支持政党に言え。

街頭インタビューでもマスコミは、
「都構想の説明が足りない」とか言ってるステレオタイプの市民ばかりを当ててたが、
この期に及んで何言ってる。
アンタらに知ろうとする気がないからだろう。
自分が住んでるところの話だ。
わかってて反対するならまだしも、
今もって「わからない」は、無責任過ぎる。

橋下はちゃんと現状までのことは説明してる。
具体的な区割りの話は選挙に勝ってから、とも言ってる。

橋下は「説明がまだ足りないんですかね」と言ってるが、いい加減、聞く気ない奴には、ずっと耳に入らない、ってことも、一考しとくべきだ。
じゃないと、先にいつまでも進めない。
それだと、少なく見積もっても、
37万人が困るんだ。



対立候補が立たないのに、37万もの人が、勝つと分かってる橋下に、わざわざ票を入れに行った。

37万票、
20%という投票率の低さでもって、
無視していい数では、決してない。

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