２０１４年タイガース開幕オーダー、「掛布」案に…

掛布：

ワタシもちょっと、不安はありますけども、ただ、新しい戦力もありますので、楽しみな三連戦だと言っていいんじゃないでしょうかね。

 

『出るか、４番ゴメスの衝撃アーチ』

 

これは昨シーズンまでにない、長打力のあるバッターが加入し、それが４番にハマった場合、彼の一振りでゲームを決めるような、そういう試合が３連戦でひと試合でもあればですね、巨人が阪神に対する打線の見方が変わると思うんですよ。

三連戦の中で一本でいいですから、彼のホームランで決める試合があれば、巨人の阪神に対する打線の見方は変わると思います。

 

だから、使うんであれば、

僕は和田監督には４番で使ってもらいたい。

 

オープン戦で打ててないのは心配だと思いますけども、オマリー・コーチがね、彼のことをパフィ、パフィって呼ぶんですよ。

ものすごく真面目で、素直な選手でして、先日の名古屋でも、ちょっと軸足の使い方をもう少し残して、トップをちゃんと作った方が、外に対する対応が出来るんじゃないかということを言ったらですね、そしたら、その後のゲーム４打席の中で、岩瀬から右方向にすごくいい打球が飛んだんですね。

で、ゲーム終了後に僕のところにワザワザ来て、「お前の言うことは分かってるんだ」と、あの打席は右足にすごく注意して、いい結果が出た、と。

 

これは自分の中で意識してこれからやって行く、から注意深く見ててくれ、と。

そう言うくらい、日本の野球に慣れようという気持ちがあるんですね。

 

(――　落ちる変化球にクルクル回ってる印象が…)

 

すごく突っ込むんですよ。

体が残らないんです。

それが、残るようになれば、彼は僕は、日本で成功する外国人になると、思います。

残れば、ですよ。

掛布：

まあ、結果が出なくても１カ月くらい、ひと回りは黙って我慢しなきゃいけないと思うんです。

その我慢も、福留君の状態がよければね…我慢できると思います。

マートンと今成は、状態がいいので、この二人が出ていれば、福留の一打が得点につながりますので、仮にゴメスが切られても、七番が第二の四番として機能すれば、

ゴメスの状態が上がるまで、いかに福留君が打線を切らずに打ってくれるかが、カギだと思います。

期待できると思いますよ。

 

とにかく我慢してゴメスを使うということが、彼のためにもチームのためにもなると思います。