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大阪都抗争/橋下vs藤井 代理戦争

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藤井教授が橋下氏を非難「言葉を失った」…テレビ出すな要請に対し

デイリースポーツ 3月5日

大阪市の橋下徹市長(45)と大阪都構想を巡りバトル状態にある、内閣官房参与で京都大大学院教授の藤井聡氏(46)は5日夜、統一地方選を前に、橋下氏側が在阪テレビ局に藤井氏の番組起用を自粛するよう求めたことに対し「言葉を失った。由々しき事だ」と猛烈に非難した。

この日、橋下氏はこのほど維新の党から在阪テレビ局に対し、統一地方選が迫った時期の藤井氏の番組起用は政治的公平性を求めた放送法に反するとして「報道姿勢への留意」などを求めた書面を送付したことを公表。
藤井氏が反維新の政治グループの集会に参加していることを挙げ「放送局がどっぷり政治活動に与して足を踏み入れすぎた人を使って、テレビの中立公平性を保てるのか」と批判した。

これに対し藤井氏はデイリースポーツの取材に
「当方は公共政策の学者であり政策についての所見を述べる言論活動は社会的責任。
それが露骨な政治活動だと言うなら、政治的言論のおおよそが封殺されることになる」
と主張した。

そのうえで藤井氏は
「こうやって公権力によって都構想の世論が歪められるのかと知り、言葉を失った。由々しき事だ」
と橋下氏の姿勢を批判した。

なお、藤井氏がコメンテーターとしてレギュラー出演している情報バラエティー「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜、午前9・30)を放送している大阪・朝日放送(ABC)は、維新からの書面通達があったことを認めたうえで、藤井氏の今後出演関して変更はないとした。



橋下が言ってるのは、「藤井にしゃべらすな」ではない。

大体、そんな大阪都構想を脅かすような大した説でもない。

言いたいのは、
まず、藤井には、

「中立を偽装せず、旗幟を鮮明にせよ」、ということと、
その上で、
テレビ局には、

「藤井に番組で大阪都構想を話させるなら、ちゃんと賛成派、反対派、両方を入れた討論にしろ」、ということ。


それを言論封殺という、どっかで有りがちな〝言葉〟で騒ぐ。
今の時代、どうやって言論封殺できるんだ。
その気になったら、ネットで、ツイッターで、語れるだろう。
ギャラはそんなに貰えないのかも知れないが、人のフンドシで相撲をとって名を上げてるんだから、そこに文句があるなら〝営業妨害〟といった方がわかりやすい(笑)。

ともかく、議論すべきところを議論してもらいたいというのが市民の声。

場外乱闘見たところで、面白くとも、都構想理解には役立たない。
独裁者と闘う信念の学者、っていう勝手なキャラ設定は もういいから。

東野幸治、渦中のTV番組で“中立”司会進行に奔走…橋下氏が批判のABC生番組

デイリースポーツ 3月7日

大阪市の橋下徹市長(45)が、4月の統一地方選を前に、大阪都構想反対派の政治グループ集会に参加している内閣官房参与で京都大大学院教授の藤井聡氏(46)のレギュラー起用を批判している、渦中のABCの情報バラエティー「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜、午前9・30)が7日、生放送された。

この日は、藤井氏らが大阪都構想をテーマに議論。
司会のタレント・東野幸治(47)が必死の“中立進行”に奔走する展開となった。

放送1時間前には、番組に公正中立を求めている橋下氏からツイッターで「ABC放送『正義のミカタ』 本日7日朝9時30分から」「僕は番組での直接討論を申し込みましたが藤井氏に拒否され出演できませんでした」との“牽制”ツイートも。

番組には、都構想に“賛成”の経済学者・高橋洋一氏と、行政学者・佐々木信夫氏が出演し、藤井氏と見解を述べ合った。

橋下氏から「中立偽装」と指摘されている藤井氏は「ネット(に掲出している都構想)記事は賛成反対ではなく事実を申し上げたものだが、あえて賛成か反対かを聞かれれば、もちろん私は反対です」と立場を説明した。

東野は「賛成派のご意見を伺った後、反対のご意見を伺います」と仕切り、賛成派の佐々木氏の発言場面で、ほかのコメンテーターが発言しようとすると「(今は)佐々木先生、佐々木先生!」と制して、議論が混乱しないように必死の進行。

賛成派は都構想による「二重行政の解消」「住民サービスの強化」を説明。

反対派の藤井氏が「制度移行にコストがかかる」「大阪市民の税金年間約2200億円が(市外に)流用されていく」と主張すると、東野が賛成派を指名し「2200億円はどんぶりな一般会計とは別に、特別会計で(市内に使われるよう流出が)ブロックされる」と反論機会も与えた。

番組は、都構想を巡る橋下氏VS藤井氏の泥沼バトルに比べると、かなり穏やかな議論に。
東野は最後に「またいい機会に第2回をやって、皆さんも勉強しましょう」とまとめていた。

番組内では、藤井が、大阪市を5分割するデメリットを言い、
都構想賛成派が、24区を5つにまとめるメリットを言ってた。

まあ、討論に設けられた時間が短くて、この話自体も、どっちの言ってることが大阪市民にとってメリットになるのか、議論尽くされてなかった。

だが、

藤井に、「僕は都構想には、当然反対です」と言わせたところに、この番組のこの日の値打ちがあったかな、と思う。


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