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交流戦、西武3-4阪神、最終戦、2勝2敗、14日、西武ドーム/これや!

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和田スペシャルや!阪神、投ゴロで決勝点

3-3の九回一死一、三塁、フルカウント。投手・ウィリアムスの足が上がる。
三走・田上がスタートを切った。スクイズだ! 
いや違う。打者・大和はコンパクトなスイングから投手の足もとへ痛烈なゴロを打った。
打球が直撃する。
ランナーがホームに滑り込む。勝ち越し。
驚きの“エンドランスクイズ”で決勝点をもぎとった。
 
和田監督は言葉を選びながら勝負のシーンを振り返った。
「カウント3-2で作戦というか、またやらないといけないから詳しいことはいえないけど、大和がしっかり転がして、田上もしっかりいいスタートを切って、ああいう点のとりかたしかないかなと。2人がとってくれた1点だった
 
珍しい一手だった。前日13日は散発2安打の0封負け。
奇襲の成功で重い雰囲気を打破した。勢いづく1勝になるはずだ。
結果オーライだって構わない。
 
山脇守備走塁総合コーチが明かした。
「スタートが早すぎる。当たりゴーのイメージ。外してくるかもしれないし、ボールだったら見逃すかもしれない」
 
リスクは高かった。
つまり、本来はバットが投球にぶつかった瞬間に三塁走者がホームに突っ込む作戦。
ライナーで併殺なら「やむなし」のギャンブルスタートだ。
しかし田上は「サインはエンドランです。スタートが早かった。反省はあります」と説明。
まるでスクイズのように飛び出した。
空振りなら、三振ゲッツー。
賭けに勝った。
小技のできる大和が打席にいるという信頼感が指揮官の大胆な攻撃につながったともいえる。
 
今後も他球団に“何かあるぞ”と思わせれば、優位に攻撃を仕掛けられる
本調子でない打撃陣が、状態を上げるまで、動いてもがいて点を取る
和田マジックが決まり、借金を「2」に減らした。
交流戦は残り2戦。連勝すれば勝率5割に戻せる。
サプライズ采配で、浮上に導く。 (山田 結軌)
 
これや!
 
さらに、総会でも…
 

若虎育たない何でや!怒りの株主総会

若虎育てんかい!! 
阪急阪神ホールディングス(HD)の定時株主総会が14日、大阪市内の梅田芸術劇場で行われ、光が見えない子会社阪神タイガースの現状について、株主から「若手が育っていない」と怒りの質問が飛んだ。チームは大和内野手(24)の一打で西武に逆転勝ちし、交流戦最下位転落を免れた。
 
大阪で噴出した株主の不満が所沢まで伝わっていたのか。
3-3の九回。
勝負を決めたのは高卒7年目、24歳の大和だった。
「とにかくバットに当てようと思った。それだけです。一、三塁だったのでセーフティースクイズを含めて、何でもあると思っていた」
一死一、三塁で登場。
三走は同じ24歳の俊足・田上。小技の効く若虎2人がエンドランのサインに応えた。
フルカウントからの6球目。
投手強襲の痛烈なゴロだ。
ボールが転がる間にスタートを切っていた田上が勝ち越しのホーム。
貴重な1点をもぎとった。
 
この日、大阪市内で行われた阪急阪神HDの定時株主総会が開かれた。
株主から阪神の現状についての厳しい質問が飛んだ。
質疑応答の中盤。
甲子園球場の年間指定席を購入しているという年配の男性株主が鋭く虎の病巣に迫った。
 
「阪神タイガースに対して要望というか苦情というか言わせていただきます。最近若手が全然育っていないのではないかと」
 
矢継ぎ早に言葉を続けた。
 
「2軍の試合をみて、何もおもしろいことありません。選手も全然声が出ていません。それは1軍の和田監督も同じような感じもしますけど、まだ就任したばかり。苦情はありますけど、控えさせてもらいます。2軍の吉竹監督ですが、2年目でございます。全然若手が育っていないように思います。ちなみに一昨年、その前は平田監督、その前岡田監督でしたかね(実際は島野監督)。この時分は選手も覇気があって、ベンチからいっぱい声も出ていて、元気はつらつとプレーしてはりました。それで若手がぎょうさん育ってました」
 
この株主は編成面の停滞にも目を向けた。
Vの使者として獲得しながらも故障&不調で1軍にいない高年俸選手をやり玉に挙げた。
 
「例えば城島選手、小林宏選手。全然活躍してません。給料高いだけです。不良債権を抱えているだけとしか思えません。みなさん、そう思いますよね! そうですよねっ!!」
 
会場内の株主に訴えかけると、同意するような拍手がわき起こった。
 
「来年再来年、5年後10年後、どうなるんか大変不安です。若手をしっかりと育てて将来的には強い阪神タイガースを作っていただきたい」
 
懇願にも似た質問に南球団社長は平身低頭で「新人をじっくり育ててチームをつくるというのは承知しております。十分肝に銘じまして球団経営に生かしていきたい」と陳謝した。
 
新井良も含め、若い力の奮闘で、負ければ交流戦最下位転落の危機を脱出。
借金も2に戻した。
だが、外部補強に頼り、生え抜きの若手育成を怠ったツケは、この1勝でとうてい埋め合わせることができるものではない。
 
大和は「キャンプからやってきたことが結果として出たのはよかった」と話した。
もちろん、この日限りにしてはいけないことは分かっている。
ファンの厳しい目が光っている。
 
吉竹2軍監督:
「(若手が)出てこないと言ってもね…。チャンスはいつあるかわからないから、そのためにわれわれもやるわけであって。(1軍も)使おうと思ったら使うだろうしね。ただ、レギュラー張ってる選手がいるわけだから、それを追い越せていない。負けているから元気がないように見えるのもある」
 
 
この記事読んで一番思ったのは、吉竹の「俺は知らん」的な無責任さと温度の低さ。
こういうのは2軍監督にいらん。
一番最初に手をつけなければならないのは、ここだ。
 
1軍ベンチにいても打てない打線に的確な指示を与えられない片岡コーチ。
だが、熱さはある。
吉武解任して、2軍監督、当面片岡に任せてはどうか。
もっとも手っ取り早く、可能な人事異動で、結構、適任な人選だと思うが?
 
それにしても株主総会で選手起用のことを大きく取り沙汰されて、
重役さんたちはさぞ、楽だったろう(笑)。
 
 
で…
 

阪神・上本、14日にも実戦復帰

左ひじ内側側副じん帯の損傷でリハビリを続けてきた阪神・上本が、14日のウエスタン・広島戦(甲子園)で実戦復帰する可能性が浮上した。
13日、鳴尾浜でフリー打撃を行い、ダイビングキャッチからの送球練習も解禁。「自分としては大丈夫」と意気込んだ。吉竹2軍監督も「こっち(甲子園)へ呼ぶよ。参加させる」と即起用することを示唆した。
 
個人的には、上本の復活は今季のタイガースの狂った歯車を元に戻す、和田マジックを振るうための必須の選手だと思ってるが、
今季ホントに間に合うなら、万全に、後顧の憂いになるケガにならないように起用してもらいたい。
 

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