虎打線が7安打1得点…L・雄星のリベンジ許す
サンスポ阪神打線が西武投手陣に7安打に抑えられ完敗。七回に新井良の5号ソロで1点を返すのがやっとだった。先発・スタンリッジは四回に4安打と味方失策も絡み今季ワーストの5失点で4敗目(3勝)を喫した。2日連続でWBC日本代表右腕を打ち砕いた猛虎打線。18日はソフトバンク・摂津、前日19日はレオのエース・涌井。ライバル球団の好投手を立て続けに攻略した。この勢いは本物か…。注目の一戦で、打撃陣は沈黙。右翼席に陣取った虎党も静まりかえっていた。「(交流戦は)毎日こういう投手が来るであろうから、しっかりと対策を練っていかないといけない。接戦の方が多くなると思うから、どう1点を取っていくかを追及していきたい」前日の試合後、和田監督は気を引き締めなおした。打線は連日の大爆発だが、まだ安心はできない。一戦一戦に集中するだけ。気持ちはナインも一緒だったが、結果には結びつかなかった。まずは一回。先頭の西岡は一ゴロに倒れるが、続く大和が四球で出塁。西武先発・菊池に揺さぶりをかけるが、鳥谷は三振、マートンも遊ゴロに打ち取られ、好機を拡大することはできず。二回、三回、四回と、いずれも走者を出すものの、後続が続かなかった。菊池との対戦は、初対決となった2011年の6月12日の西武戦(西武ドーム)以来、2度目。2年目だった左腕を攻め立て、2回1/36安打4失点とKOした。だが、この日、マウンド上に立っていた菊池は当時とはまるで別人だった。真っすぐは147キロを計測し、切れのあるチェンジアップ、スライダー。格段とレベルアップした左腕の投球に打線は沈黙。七回に新井良の5号ソロで一矢を報いたが、チームの連勝は2でストップした。阪神・久慈内野守備走塁コーチ(新井貴の失策に)「捕りにくいと言ってもミットに当たっている。ミスで負けたらなかなか乗り切れない」西岡(新井貴が捕り損ねた四回の送球に)「普通に投げた。ミスはあるでしょ」
ミスしたら負ける。
新井兄弟、守備不安。
いいときはいいが、負けるときはこんなもの。
尻に火がつくコンラッド。
2軍の試合に家族を呼んで観戦させてたナイスガイ。
いつでもどこでも一生懸命だ。
逆転残留へ最後のチャンス、ガンバレ。