エースが何試合連続完封とか、何試合連続ふた桁三振とか、って好投しても、
4番がいくらチャンスに強くても、
新・代打の切り札はじめ選手層が熱くとも、
抑え投手がしっかり確立できてても、
…確かに中継ぎが弱い、
とはいえ、他球団と比べ、駒がまるでない、というワケじゃない。
それなのに、勝ててた試合をまた落とした…そういう印象を拭えないのはなんだろう?
そら、決まってる。
監督が、アホとか、ヘボとかいうより、
そういうプロに対するヤジをするよりなお程度の低い、
まるでシロウト、だからだ。
和田は今シーズン限りで終わり。
それはいい。
問題は次の監督だ。
いくら左右のエースが健在でも、4番も抑えも補強できてても、
監督がコレだと勝てない、ということがよくわかった。
それでも、次の監督、
掛布か?
…本気で(笑)
いや、もっと言えば、監督は誰でもいい。
和田の続投ですらいい。
参謀だ。
参謀、誰かおらんのか?
いくらタイガースを生え抜きの天下り先にしてるといっても、
監督じゃない。
参謀くらい、生え抜きにこだわわずに選べよ。
阪神 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 5 0
西武 0 2 0 0 0 1 0 0 X 3 7 0戦評
6月14日(土)西武 vs. 阪神 3回戦西武が接戦を制し4連勝。西武は1点ビハインドで迎えた2回裏、木村の2ランで逆転に成功。その後同点とされた直後の6回、中村の適時打で勝ち越した。投げては、先発・菊池が7回2失点の好投で今季3勝目。敗れた阪神は、好投した先発・能見を打線が援護できなかった。勝利投手 [ 西武 ] 菊池(3勝6敗0S)
敗戦投手 [ 阪神 ] 能見(5勝5敗0S)
セーブ [ 西武 ] 高橋(0勝1敗12S)
本塁打[ 阪神 ] マートン 8号(6回表ソロ)
[ 西武 ] 木村 6号(2回裏2ラン)
阪神バッテリー 能見 、鶴 、加藤 、金田 - 藤井 、梅野
西武バッテリー 菊池 、増田 、高橋 - 炭谷
和田虎、逆転負け…坂井オーナーと“緊急会談”も実らず
サンスポ(セ・パ交流戦、西武3-2阪神、3回戦、西武3勝、14日、西武ドーム)“衝撃”の株主総会から一夜明け、阪神・坂井信也オーナー(66)=阪神電鉄会長=が、西武ドームを訪れ、試合前に和田豊監督(51)と“緊急会談”を行った。総帥の激励効果もなく、西武に2-3で敗れ、交流戦(7勝12敗)の勝ち越しがなくなった。首位巨人とは今季最大の4・5差。和田虎はズルズルと落ちていくのか!試合前練習中、小走りで駆け出した和田監督が、ベンチ裏の関係者室へと消えた。待っていたのは埼玉まで観戦に訪れた坂井オーナーだった。株主の一人から「(監督は)当然クビ」との声が上がった前日13日の阪急阪神ホールディングスの株主総会から一夜明け。約2分の“緊急会談”もむなしく、チームは負けた…。「追いつくところまでいったが、もう1回、攻撃に入れなかったな」加勢できずに唇をかんだ指揮官。過去3試合で0勝2敗と苦手にする西武の菊池に対して、策は講じた。昨季から1度もなかった「右翼・新井良」を起用し、先発野手は鳥谷以外、右打者を並べた。だが左腕対策も実らず鳥谷の適時打、マートンの一発で2点を取るのがやっとだった。「(新井良の右翼は)なんとか点を取ろうと。(風のない)ドームということもあったし、勝負には出たけど」VIP席から坂井オーナーは試合を最後まで見届けた。ただ、帰りの車に乗り込む際、報道陣に取り囲まれて矢継ぎ早の質問を受けたが、多くを発さず…。「和田監督と会ったのか?」「試合前に話している様子が見えたが?」「信頼を伝えたのか?」。その全ての問いに「(話自体を)してませんわ」と応じ、後部座席に身を沈めた。密室の中では、厳しい声が飛んだ株主総会に対して、和田監督の謝罪があった模様だが、総帥の激励も実らず、パ・リーグ最下位に沈んでいた西武に今季3連敗。残り5試合で7勝12敗となり交流戦の勝ち越しも消え、またも貯金は枯渇寸前の「1」となった。首位巨人には今季最大の4・5ゲーム差にまで引き離された。和田監督は「ずっと踏ん張りどころ。頭(初戦)が取れないことで苦しい戦いが続いている。頭が取れない分、絶対に2戦目を取る気持ちでやらないといけない」と語気を強めたが…。契約最終年となる3年目。すべてを発奮材料に変えて、結果を生むしかない。(栃山直樹)
株主総会VTR
阪急阪神ホールディングスの株主総会が13日、大阪市内の梅田芸術劇場で行われ、男性株主から和田監督についての厳しい意見が飛び出した。采配についての不満などを語り、「このままいったら続投はなく、クビ」と批判。南球団社長は、監督人事については「シーズン中ですし」と明言を避け、「実際に、ベンチワークで負けているゲームもあるかと感じておりますが。盛り返していくと期待しております」と返答した。株主総会で和田監督に批判が向いたのは、就任3年目にして初めてだった。「和田監督クビ」怒りの株主!
貯金「2」、3位でも異例の糾弾株主から「クビ宣告」。阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会が13日、大阪市内の梅田芸術劇場で行われ、阪神・和田豊監督(51)について男性株主から「このままいったら続投はなく、クビ」と容赦ない采配批判を浴びせられた。貯金2、3位という状況で異例の糾弾。3年契約最終年の指揮官は結果で、9年ぶりのV奪回で、厳しい声を封じるしかない。会場の空気が、凍りついた。質疑応答の序盤。「タイガースのことですが…」。そう切り出した男性株主が、和田監督への批判をぶちまけた。「采配もわけがわからん。普通にやったら勝てるもんをなんで、わけわからんことをして負けてくれるんやと。普通にやるように言うといて下さい。このままいったら続投はなくクビやと思いますが、後がないんやったら本気でやれ、と」唇を震わせ、声は怒気に満ちていた。3年契約最終年の指揮官へ突きつけた痛烈な不信任。前日12日のロッテ戦で劇勝するなど貯金2、3位のタイミングで行われた株主総会では異例の糾弾だ。10日に2軍降格した福留孝介外野手(37)の扱いにも「(ならば)なんで今まで使ってきたんや。なぜこのタイミングで落とすのか。信頼して出していたんなら、信頼してずっと出し続けろや」と、方針の一貫性について疑問を呈した。壇上に立った南信男球団社長(59)は7勝11敗と低迷する交流戦の戦いを謝罪。監督人事については「シーズン中ですし、回答は控える」と明言を避けたが…。
「(負けが込むと)監督の采配やベンチワークがクローズアップされてしまいます。実際に、ベンチワークが原因で負けているゲームもあるかと感じておりますが。いろんな要素が重なりあってのものだと思います」同社長が認めたように貯金2ながら、勝てた試合を落としてきた印象の方が強い。今季30敗のうち逆転負けは13度。例えば3日の楽天戦(コボスタ宮城)。3-0の九回に逆転サヨナラ負けしたが、直前の攻撃でメッセンジャーに三振を指示せず(四球)、塁上に立たせ続けた。左翼手マートンへの守備固めも遅れた。最善の策を尽くしてきたのか-。10カード連続で初戦黒星という19年ぶりの屈辱も、ファンのイライラを増幅させた。指揮3年目。株主総会で和田監督に批判が向いたのは初だ。昨年は“無風”。ただシーズン2位も夏以降に急失速し、CSファーストステージも敗退したことで風向きが変わった。オーナー報告会で南球団社長が「まるでBクラス(の雰囲気)」と表現したほどだ。来季続投の条件を坂井信也オーナー(66)は「納得する成績」と話す。単純に順位ではない。8年も遠ざかるV。ファンも「納得できる戦い」を見たい。それがはっきり示された格好だ。
千葉で練習後に伝え聞いた指揮官は「皆さん、いろんな意見はあると思う」と受け止めた。南球団社長は「選手起用、采配は監督の専権事項。信頼して任せたい。盛り返していくと期待しております」と締め、会場からは拍手も起こった。2位広島が敗れ、ゲーム差なし。首位巨人とも3・5差。株主から突きつけられた「クビ」を撤回させる場は、まだ82試合も残されている。(栃山直樹)今季の阪神の主な痛恨負けVTR
★3月28日、開幕巨人戦(東京D) 4点を先制しながら、開幕投手の能見が4回2/310失点KO(4-12)
★4月5日、ヤクルト戦(神宮) 3点を先制も先発の秋山が2回6失点KO。取っては取られで11-12の敗戦
★同8日、DeNA戦(甲子園) 4点リードの七回に藤浪がブランコに逆転満塁弾を浴びるなど5失点(5-6)
★5月28日、西武戦(甲子園) 3-1の七回にメッセンジャーが追いつかれると、5-4の九回には、呉昇桓が3失点で来日初黒星
★6月3日、楽天戦(コボスタ宮城) 3-0の九回、完封目前のメッセンジャーが1点を失うと、無死三塁で呉昇桓へ交代。逆転サヨナラ打を浴びた(3-4)
★同6日、オリックス戦(甲子園) 3-0の八回、能見が1点を失い、なお一死二塁で福原に交代。T-岡田に逆転3ランを浴び、3-4で敗戦。19年ぶりとなる10カード連続の初戦負けを喫した
みんな、よう分かってる。
貯金があろうがAクラスであろうが…カンケーない。