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『植村弁護団170名』の薄気味悪さ

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■元朝日記者、文春などを提訴
「慰安婦報道で名誉毀損」
朝日新聞 2015年1月10日
慰安婦問題の記事を書いた元朝日新聞記者の植村隆氏(56)=北星学園大非常勤講師=が、「記事は捏造(ねつぞう)だ」との批判を繰り返され名誉を傷つけられたとして、西岡力・東京基督教大学教授と週刊文春を発行する文芸春秋に計1650万円の損害賠償などを求める訴訟を9日、東京地裁に起こした。

訴状によると、植村氏は1991年、韓国の元慰安婦の証言を記事化。
8月に「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く」、
12月に「かえらぬ青春 恨の半生」などの見出しで掲載された。

これらの記事について西岡氏は雑誌などで、
①「女子挺身(ていしん)隊の名で連行された」と書いているが、その事実はなく、経歴を勝手に作った

②元慰安婦がキーセン(妓生)の育成学校にいた経歴が書かれておらず、身売りされて慰安婦になった事実に触れずに、強制連行があったかのように書いた

③植村氏の義母は、元慰安婦らが日本政府を訴えた裁判の韓国の支援団体幹部で、結果的に裁判が有利になる捏造記事を書いた、

などと指摘した。

週刊文春は昨年、「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」との見出しの記事などを掲載した。
「捏造記事と言っても過言ではない」との西岡氏の発言も載せた。

訴状で植村氏側は、
①当時の韓国では慰安婦を指す言葉として「女子挺身隊」が用いられていた

②キーセン学校に触れなかったのは、慰安婦になったことと直接関係がなかったため

③取材の端緒はソウル支局長からの情報であり、指摘された事実はない、

などと主張。

「捏造といういわれなき中傷を流布され、これに触発された人々から『言論テロ』とも言うべき激しいバッシングを受けた」とした。

植村氏の記事について、朝日新聞社の慰安婦報道を検証した第三者委員会は昨年12月、
「縁戚関係者を利する目的で事実をねじ曲げた記事が作成されたとはいえない」
とした。

一方、「強制的に連行されたという印象を与え、安易かつ不用意な記載があった」などと指摘した

◆「家族への攻撃耐えられない」
「家族がまきこまれるのは耐えられない」。
23年前に自分が書いた2本の記事が「捏造(ねつぞう)」と批判され続け、家族や周辺まで攻撃が及ぶ。
9日、東京・霞が関で記者会見した植村隆氏は苦しい心中を明かした。
「私の人権、家族の人権、勤務先の安全を守る」と訴えた。

植村氏は、西岡力氏と週刊文春が自身の記事を集中的に取り上げるのは「狙い撃ち」だと批判。

17歳の長女の写真がネット上にさらされ、「売国奴の娘」「自殺に追い込む」などと中傷されている状況に触れて、
「悔しくてならない」
「まるで白いシーツに黒いしみが広がっていくような気持ちでつらい」
と話した。

今回、代理人に170人近い弁護士が名を連ね、札幌地裁でも名誉毀損(きそん)訴訟を起こすという。
植村氏は「私は捏造記者ではありません。不当なバッシングには屈しません」と語った。

週刊文春編集部の話:
記事には十分な自信を持っている。

西岡力・東京基督教大学教授の話:
訴状を見ないと詳しいことは分からないが、私が書いていることは、憲法が保障する「言論の自由」の中だと思っている。
言論同士で論争すればよいと思うのに、裁判を起こされたのは残念だ。



■植村隆さん提訴
「私は捏造記者ではない」
~ 歴史修正主義者への反撃はじまる
転載元 レイバーネット

1月9日、慰安婦捏造とバッシングを浴びていた元朝日記者・植村隆さんが東京地裁に「名誉毀損裁判」を起こした。
植村さんは、「週刊文春」および西岡力氏によって捏造記者とされ、社会的信用を傷つけられ、個人攻撃を浴びたとして、両者に記事の訂正・謝罪・損害賠償を求めている。
弁護団は170名で
「これは植村個人の問題でなく、日本の民主主義・言論の自由がかかっている大問題」
と全国の弁護士が結集した。

提訴後の報告集会が午後5時から、参院議員会館講堂で開催された。
たくさんの市民がかけつけ、会場を急遽変更したが、300人近い人が詰めかけた。

「私の人権、家族・友人の人権、北星の仲間を守るために提訴した」。

植村隆さんは、提訴にいたった経緯と決意を時には涙を浮かべながら、じっくり語った。
話おわると激励の拍手が鳴り止まなかった。

報告集会で植村さんは、当時の記事の現物を示して、書いた記事はけして捏造ではなく、「週刊文春」が西岡力氏のコメントを使って意図的にフレームアップしたことを具体的に反論した。

「私が1991年に書いた記事では、はっきりと “だまされて慰安婦にされた” と書いています。
強制連行があったかのような記事は書いていません。
しかし、西岡氏はそれには触れずに “捏造” と決めつけました。
また当時は “女子挺身隊” と “慰安婦” の混同・誤用はどこの社でもあったことです」
などと述べ、おおすじで間違った記事ではなかったと強調した。
ちなみに、植村さんは朝日が誤報と認めた吉田証言に基づく記事は一本も書いていない。

筆者が一番関心をもったのは、家族まで標的にされ、犯罪者扱いされ、あれだけのバッシングを浴びながら、裁判提訴に立ち上がった植村さんの心境の変化だった。
報告集会で発言した「北海道新聞」の記者の話によれば、北星学園大学もバッシングの中で、2015年の「雇い止めはやむなし」が学内の大勢の意見になっていた。
それが、12月17日に「雇用継続」という大決断をしたわけだが、そうした動きをつくりだしたのは、市民の声・市民運動の力だったという。
北海道新聞の記者はこう語っていた。
「朝日がバッシングにあってから大手のマスコミはひるんでしまった。
植村さんへのひどい脅迫の事実も知っていたが、恐くてどこも書かなかった。
ジャーナリズムが植村さんを見殺しにしていたのだ。
それを救い変えたのは市民たちだった」。

当初、北星学園大学には800通近くの脅迫めいた「植村やめろメール」が届いていた。
そのとき植村応援メールはわずか10通だった。
それを知った市民の間から、応援メールの呼びかけが全国に広がり、たくさんの応援が寄せられるようになった。

また、10月6日に弁護士・学者・市民が中心になった「負けるな北星の会」がつくられ活動を開始した。
これらの動きが北星学園大学の「雇い止めやむなし」の雰囲気を変えていったのである。

また、植村さんの心境の変化に最初の火をつけたのは、狭山事件の主任弁護士でもある中山武敏弁護士だった。
北海道で10月に会ったときに中山弁護士は植村さんに
「一緒にたたかおう。
この問題は植村さんだけの問題ではない。
日本の民主主義の問題だ」
と語りかけたという。
「暗闇の中に光が見えた」
と植村さんは、そのときの感動を語った。

植村さんは娘がネットに顔写真をさらされて攻撃された話では、涙声になった。
「私は攻撃されても仕方がない。
でもなぜ関係のない家族をやるのか。
気丈な娘で平気を装っていたが、弁護士から事情を聞かれたとき初めてボロボロと涙をこぼしたのを見た。
本当はつらかったんだな……」。
植村さんの言葉が詰まった。

名誉毀損を訴えた相手は、「週刊文春」と西岡力氏。
植村さんは実際に脅迫をした人間よりそれを扇動したジャーナリズムの責任を問うている。

「今回の脅迫・バッシングを誘発したのはこの両者のフレームアップの記事である。
これは言論テロである。
かれらには法的責任をとってほしい。
それを司法の場で証明したい。
そうすれば北星への攻撃もなくなる」。そして話の最後はこの言葉で締めた。

「私は捏造記者ではありません!
不当なバッシングには屈しません」。
会場から長い拍手が続いた。

その後、集会では、激励のリレートークが16人からあり、問題の本質が浮かび上がってきた。

「名乗り出た慰安婦の名誉をまもるたたかい」
「日本軍慰安婦をなきものにし、侵略の歴史を改ざんしようとする歴史修正主義者たちとたたかい」
「問題の根っこは朝日攻撃。
朝日の政権批判をつぶしたい安倍政権の狙いがある」。

植村さんのたたかいは、歴史を修正し、戦争できる国にむけて日本を強引にねじ曲げていこうとする安倍政権に歯止めをかけるたたかいでもあった。(M)


サルメラ:

《その後、集会では、激励のリレートークが16人からあり、問題の本質が浮かび上がってきた。

「名乗り出た慰安婦の名誉をまもるたたかい」
「日本軍慰安婦をなきものにし、侵略の歴史を改ざんしようとする歴史修正主義者たちとたたかい」
「問題の根っこは朝日攻撃。
朝日の政権批判をつぶしたい安倍政権の狙いがある」。

植村さんのたたかいは、歴史を修正し、戦争できる国にむけて日本を強引にねじ曲げていこうとする安倍政権に歯止めをかけるたたかいでもあった。》

左翼らしい問題のすり替えだ(笑)。

「『言論テロ』との戦い」……?
どっちが(笑)。

言論に対し、司法に訴える考え方は、まるでサンケイ新聞を訴えた韓国当局と同じに見えるが・・・(笑)。

まあ、かの国と違い、日本の司法は感情で事実をねじまげようとしないから、むしろ、とことん法廷で注目集めて国内外に、ことのあらましを伝播してくれるなら、その方がいい。

それにしても、何の集会?って、聞き直したくなる盛り上がりだ(笑)。



■「ジャーナリズムは植村さんを見殺しにした」
脅迫事件の取材記者が「報道の鈍さ」指摘
弁護士ドットコムニュース 2015年01月11日

1991年に韓国人慰安婦の証言を初めて報道した元朝日新聞記者の植村隆氏が1月9日、雑誌の記事で「捏造記者」と書かれたのは名誉毀損だとして、文藝春秋と東京基督教大学の西岡力教授に損害賠償を求める訴訟を起こした。
同日の夕方、東京・永田町の参議院議員会館では、支援者による集会が開かれた。

約250人の参加者からは、植村氏を激励する発言があいついだ。
北海道新聞の長谷川綾記者は、植村氏が非常勤講師をつとめる北星学園大学(札幌市)への「脅迫事件」について、
「ジャーナリズムは植村さんを見殺しにした」
と述べ、新聞やテレビの報道が鈍かったことを指摘した。

◆「大学への脅迫を複数の記者が知っていた」

北星学園大学に対しては、昨年3月中旬から抗議の電話やメール、ファックスが殺到するようになった。
一連の脅迫事件を取材しているという長谷川記者は、そのときのメディアの動きについて次のように説明した。

「植村さんは通算5、6年、北海道の支局に勤務していたので、知り合いのジャーナリストもたくさんいた。
植村さんに対する激しいバッシングや、北星学園大学に脅迫状や脅迫めいた抗議メールが殺到していることを、複数の記者が知っていた」

昨年5月と7月には、
「売国奴の植村をやめさせなければ大学を爆破する」
という脅迫状も届いている。
しかし、長谷川記者によると、新聞やテレビなどのマスメディアは、この問題をすぐには報じなかったという。

「やはり、みんなひるんでいたと思う」。
長谷川記者は当時の状況について、こう指摘する。
朝日新聞は昨年8月、慰安婦報道の検証記事を出した。
植村氏の記事について「事実の捻じ曲げはない」としながらも、「女子挺身隊=慰安婦」という表現が誤っていたと認定していた。

「北星学園大学の記事を書いたら、植村さんの味方をしているということで、自分の会社もバッシングされるんじゃないかと、複数のメディアはひるんだ。
私は『これは民主主義の危機だ』と思った」

◆「市民が大学を支え、雇用継続を実現させた」

長谷川記者によると、新聞やテレビなどのマスメディアがこの問題を大きく取り上げはじめたのは、大学側が脅迫の経緯と対策を公表した昨年9月30日以降だという。

あいつぐ脅迫から大学を守ろうと立ち上がったのは、「市民」だったという。
10月には学者や弁護士、市民による「負けるな北星!の会」が結成された。

しかし10月末、北星学園大学が植村氏の雇用打ち切りを検討していることが、明らかになった。
それに対して、市民たちからは、雇用継続と支援を求める声があいついだという。
その結果、植村氏の雇用継続を決めた。

そのような経緯を振り返り、長谷川記者は語気を強めて次のように語った。

「ジャーナリズムは、結果として、植村さんを見殺しにしていた。
それを変えたのは、まさに市民だった。
こんなことでは、民主主義が守れない、自由な言論・学問が守られないという危機感を持った一般の人たちが大学を支え、植村さんの雇用継続を実現させた」



■慰安婦:元朝日記者
「脅迫には絶対に屈しない」
朝鮮日報/朝鮮日報本語 2015/01/10

1991年、旧日本軍の慰安婦とされた韓国人女性の証言を報じたとの理由で、本人はもとより家族の殺害まで予告されている元朝日新聞記者の植村隆氏(56)が
「不当な脅迫には絶対に屈しない」
と宣言した。
植村氏は9日、東京の日本外国特派員協会で行った記者会見で
「私を脅迫するのは、(慰安婦問題に関する報道を主導した)朝日新聞を委縮させようという意図によるものだ。
慰安婦問題が解決していない以上、朝日新聞が再び力を得て、慰安婦関連の報道を続けていけばよいと思う」
と述べた。

植村氏はこの日、自らの慰安婦に関する記事について「捏造(ねつぞう)」との主張を繰り広げている「週刊文春」と西岡力・東京基督教大学教授を相手取り、1650万円の損害賠償や謝罪広告の掲載などを求める訴訟を起こした。

今回の訴訟は約170人の弁護士が支援を表明している。
弁護士たちは「インターネット上で植村氏や家族を脅迫する書き込みをした人たちも捜し出し、一人残らず提訴していく」と発表した。

植村氏はフランスでジャーナリストを狙ったテロが発生したことについて
「1987年、朝日新聞の同僚記者が(極右派の)銃撃を受け亡くなった。
同じジャーナリストとして、暴力に屈してはならないという決意を新たにした」
と述べた。

植村氏は神戸松蔭女子学院大学(兵庫県神戸市)の教授として採用が決まっていたが、テロをほのめかした極右派の脅迫のため採用を取り消され、現在非常勤講師として勤務している北星学園大学(北海道札幌市)に対しても解雇を要求する脅迫が相次いでいる。

:車学峰(チャ・ハクポン)特派員



■元朝日記者提訴
言論の自由に反している

産経新聞【主張】2015.1.10
元朝日新聞記者の植村隆氏が「慰安婦記事を捏造(ねつぞう)した」などの指摘で人権侵害を受けたとして、文芸春秋と東京基督教大学の西岡力教授に損害賠償と謝罪広告などを求める訴えを起こした。

裁判を受ける権利はもちろん誰にでもある。
だが、言論人同士の記事評価をめぐって司法判断を求めるのは異様ではないか。

訴状によれば、植村氏は記事や論文などの指摘で社会的評価と信用を傷つけられ、ネット上の人格否定攻撃や家族への脅迫、勤務先大学への解雇要請などを招いた。
こうした人権侵害から救済し保護するために司法手続きを通して「捏造記者」というレッテルを取り除くしかない、
としている。

植村氏の解雇を求めた大学への脅迫については、産経新聞も昨年10月2日付主張で「言論封じのテロを許すな」と題して、これを強く非難した。
同時に文中では「言論にはあくまで言論で対峙(たいじ)すべきだ」とも記した。

同じ文言を繰り返したい。

自身や家族、大学に対する脅迫や中傷と、言論による批判を混同してはいないか。

指摘の対象となった平成3年8月、
元韓国人慰安婦の証言として書かれた植村氏の記事で「女子挺身(ていしん)隊の名で戦場に連行され」とした記述については、朝日新聞が第三者委員会の指摘を受け、その事実はなかったとして、おわび、訂正している。

その後の植村氏の記事で、この元慰安婦がキーセン学校に通っていた経歴を知りながら触れなかったことについても、第三者委は「書かなかったことにより、事案の全体像を正確に伝えなかった可能性はある」と批判していた。

訴状をみる限り、植村氏側はこうした朝日新聞、第三者委の判断や指摘を受け入れてはいないようだ。
まず朝日や第三者委の見解に、言論人として反論することから始めるのが筋ではないか。

大学や家族への脅迫を、自らを批判する記事や論文が招いたとする訴訟理由には首をひねる。

パリでは、イスラム教の預言者を登場させた風刺画などを掲載した週刊紙が襲撃され、編集長ら12人が殺害された。

テロの誘発を記事に求めることが認められるなら、広義ではパリの惨事も報道が招いたことになる。
そこに言論、報道の自由はあるのだろうか。


■娘の写真がさらされ、
「自殺するまで追い込むしかない」
慰安婦報道の植村元朝日記者、
ネットでの誹謗中傷明かす

J-cast news 2015/1/ 9

いわゆる従軍慰安婦の女性の証言を初めて報じた元朝日新聞記者の植村隆氏(56)が2015年1月9日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、自らの記事に対する批判に反論した。

同日、植村氏は自らの記事を「捏造」と非難した週刊文春の報道をきっかけに脅迫などの人権侵害を受けたとして版元の文藝春秋などに損害賠償や謝罪広告などを求める訴えを起こしている。
自らが「反日」だとして批判されていることについては「自分は愛国者だと思っている」などと話した。

◆支援団体が元慰安婦女性にヒヤリングしたテープの内容を記事化

自らが執筆した1991年の記事を手にする元朝日新聞記者の植村隆氏
植村氏が非常勤講師として勤務する北星学園大学(札幌市)には、こういったはがきが届くという。

「出て行け、この学校から。
出て行け、日本から。売国奴」
「日本でカネを稼ぐな。大好きな韓国に帰化して姑に食べさせてもらえ」

大半がいわゆる「反日」批判だが、
植村氏はこう反論した。

「しかし、私は反日ではない。
私は日本が他のアジアから尊敬される本当の仲間だと思われる国になってほしい。
そういう意味では、自分は愛国者だと思っている。
学生に言っている。
僕の学生は、韓国、中国、台湾から来る学生が多い。
『もちろん、今日本で不愉快なことが沢山あるかも分からないけど、日本も良いところがあるし、やはり日本と隣国は大切な関係なので、是非日本で色々なことを学んでほしい』」

植村氏に対する批判のきっかけになったのが、植村氏が1991年8月11日の朝日新聞大阪本社版の紙面に執筆した記事だ。

記事では、ソウル市在住の金学順(キム・ハクスン)さん(当時68=1997年死去)が従軍慰安婦としての体験を支援団体に明らかにしたことを報じた。
植村氏は金さんに直接インタビューしたのではなく、支援団体が金さんにヒヤリングしたテープを聴くことができただけだったが、慰安婦本人の証言が記事化された初めてのケースだ。
金さんは91年12月に日本政府を相手取って戦後補償を求める裁判を起こしたが、死去後の04年に敗訴が確定している。

◆就職が決まっていた大学にメールや電話で批判が殺到

会見場は多くの報道陣が集まった。

週刊文春は、この1991年の記事について、2014年2月6日号で
「『慰安婦捏造』朝日新聞記者がお嬢様大学教授に」
と題するキャンペーン記事で批判。
記事では、西岡力・東京基督教大教授が金さんについて、

「親に身売りされて慰安婦になったと訴状に書き、韓国紙の取材にもそう答えている。
植村氏はそうした事実に触れずに強制連行があったかのように記事を書いており、捏造記事と言っても過言ではありません」
とコメント、植村氏を非難した。
西岡氏は同様の主張を別の論文でも展開している。

植村氏の説明によると、文春記事の影響で、就職が決まっていた神戸松蔭女子学院大学(神戸市)にメールや電話で批判が殺到し、就職話は立ち消えに。
非常勤として勤務している北星学園大学にも抗議の電話が相次ぎ、その内容がネット上に拡散されたケースもあった。

娘の写真がネット上にさらされ、
「こいつの父親のせいで、どれだけ日本人が苦労したことか」
「自殺するまで追い込むしかない」
などと誹謗中傷が相次いだ。
非公開のはずの自宅住所や電話番号もネット上に拡散された。

植村氏は提訴の理由を、

「こうした、週刊文春の『捏造』というレッテル貼り、そして西岡氏の言説が、結果的にこうした状況を引き起こしたのではないかと思っている。
言論の場でも手記を発表して反論している。
それだけではなく、法廷の場でも捏造記者でないことを認めていただこうと思っている」
と説明した。

訴訟は週刊文春の版元の文藝春秋と西岡氏を相手取って起こされ、
(1)インターネットからの西岡氏論文の削除
(2)謝罪広告の掲載
(3)損害賠償として1650万円の支払い、
の3点を求めている。

西岡氏は文春記事の中で、植村氏の記事が「強制連行」があったかのような内容だったとして「捏造」だと主張している。
ただ、植村氏の記事では、金さんについては、

「女性の話によると、中国東北部で生まれ、17歳の時、だまされて慰安婦にされた。
2、300人の部隊がいる中国南部の慰安所に連れて行かれた」
と書かれているに過ぎない。
植村氏はこれを根拠に、そもそも「強制連行」があったとは伝えていないことから「捏造」はないとしている。

◆西岡氏はリード文の「戦場に連行」根拠に
引き続き「捏造」主張

植村氏は「文藝春秋」15年1月号や「世界」15年2月号でも、同様の主張を展開しており、批判された西岡氏もすでに植村氏の「捏造ではない」という主張に反論している。

西岡氏は「正論」15年2月号への寄稿で、植村氏の1991年の記事のリード文を問題視している。
リード文の内容はこうだ。

「日中戦争や第2次大戦の際、
『女子挺(てい)身隊』の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた『朝鮮人従軍慰安婦』のうち、
1人がソウル市内に生存していることがわかり、(後略)」

このリード文について、西岡氏は、

「植村記者は一般論として慰安婦を説明したのではない」
「普通の国語力があれば、この文章は、単純に慰安婦を挺身隊と混同して書いたのではなく、彼女(編注:金さん)の経歴について書いていたものだとわかる」
と主張。

金さんが「『女子挺身隊』の名で戦場の連行」の事実を記者会見や訴状では触れなかったとして、西岡氏は、

「本人が語っていない経歴を勝手に作って記事に書く、これこそ捏造ではないか」
などと、やはり「捏造」批判を展開している。

植村氏の記事をめぐっては、朝日新聞が14年8月に掲載した検証記事と14年12月の第三者委員会の報告で、「挺身隊」の用語の間違いはあったものの、「事実のねじ曲げ」はなかったと結論づけている。

さらに、朝日新聞社は、済州島で慰安婦が強制連行されたとする「吉田証言」は虚偽だったとして同証言に関連する記事18本を取り消しているが、植村氏は吉田証言に関連する記事は出稿、取材ともにタッチしていない。

サルメラ:
たしかに、娘にまで攻撃の手を加えるのは卑怯。
北朝鮮の問題が起きるとチョゴリを攻撃する連中と同じく、人間のクズに思える。
こういう連中がいるから、まっとうな主張が色眼鏡で見られる。
いや……それが計算か、左翼の?

ますます、卑怯な奴らだ。
ただの弱いものイジメ、ヘドがでる。

ワザと植村に同情するように仕向けてるんだろう。
そうして反撃の機会をうかがってたのかもしれない。

そう考えでもしないと、
この手の頭悪すぎる連中のやってることは理解できない。

それにしても、
この仰々しい植村弁護団の登場のおかげで、第三者委員会が、
「事実のねじ曲げはなかったと結論づけていた」話、
もう一度蒸し返されて、注目の法廷で審議にかけられることになった。
悪いことではない。


■2015年の慰安婦問題に4つの注目点
拓殖大・藤岡信勝客員教授
ZAKZAK 2015.01.06

朝日新聞社の渡辺雅隆社長は5日、東京都内で記者会見し、過去の慰安婦をめぐる記事の作成経緯について、「不明な部分が残ったとは考えていない」といい、これ以上検証しない考えを示した。
同社報道などで傷つけられた日本と日本人の名誉回復は果たされるのか。
拓殖大学の藤岡信勝客員教授が、2015年の慰安婦問題に迫った。



ひどい話だ。
朝日の渡辺社長の発言には「責任逃れ」「臭い物にフタ」という感想しかない。
世間もそろそろ慰安婦問題を忘れるだろうとでも思ったのか。
大誤報の検証は始まったばかりで、今年はさらに問題が深まり、国民の間に理解が広がることが期待される。

いくつかの焦点にしぼって指摘したい。

第1に、朝日問題である。
昨年8月5日、吉田清治氏の証言を虚偽と断定し、取り消したことを受けて、
12月には、第三者委員会が報告書を出した。
これは、画期的な内容であった。

私が報告書の中で最も注目するのは、
「強制連行」にかえて「強制性」を主張するのは「議論のすりかえ」であると明言したことだ。
慰安婦問題は実は問題として存在しないという主張にあと一歩である。
この辺の本質論議が必要だが、渡辺社長の発言を聞く限り、第三者委員会の報告書は無意味なものとなりかねない。
許し難い。

第2に、植村隆・元朝日記者問題である。
昨年、支援団体がつくられたことを転機に、植村氏は反撃に転じた。
初めに米韓などの海外のメディアで自己の主張を展開し、『文藝春秋』に反論の手記を寄せた。
北星学園の雇用継続も決まった。
今後、彼は捏造記事を書いたのか、
義母の訴訟を抱えている記者が事件を担当していいのか、などの論議が戦わされる。

第3に、朝鮮人強制連行問題である。
第三者委の報告書は「慰安婦以外の者の強制連行について吉田氏が述べたことを報じた記事」についても「適切な処置」をすべきであるとした。
私の主張と同じで、朝鮮人強制連行の嘘を本格的に問題にしたい。

第4に、国際情報戦への取り組み問題である。
昨年9月、アルフレッド・ジョンソン氏が米国立公文書館で「IWG(Interagency Working Group)文書(の読み方)」を発見した。
米政府は在米中韓反日組織の圧力で3000万ドル(約36億円)の費用と、7年の歳月をかけて、慰安婦たちの主張の裏付けを得ようとした。
多数の米政府職員や歴史学者が動員され、何万ページにものぼる過去の公文書を徹底的に調査したが、有力な証拠は何一つ見つからなかったのだ。

日本人は、この「決定的な武器」を自ら自家薬籠中のものとし、国際情報戦の主戦場・米国で戦うことになろう。




転載元 草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN
■元朝日記者、
植村氏が文芸春秋などを提訴
東京地裁
2015/01/10

「慰安婦記事を捏造(ねつぞう)した」
などとの指摘で名誉を傷つけられたとして、朝日新聞元記者の植村隆氏(56)が9日、
文芸春秋と東京基督教大学の西岡力教授を相手に計1650万円の損害賠償と謝罪記事の掲載などを求める訴えを東京地裁に起こした。

訴状によると、朝日記者だった植村氏が平成3年8月、韓国人元慰安婦とされる女性の証言を初めて掲載した。
「意図的に事実を捏造した」と批判する西岡氏の論文や、
「 “慰安婦捏造” 朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」との見出しが付いた昨年2月6日号の週刊文春の記事などについて
「植村氏や家族への敵意をあおり立てた」
としている。

提訴後に東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見した植村氏は
「司法の場で私が捏造記者でないことを証明したい。
不当なバッシングには屈しない」
と述べた。
反省や謝罪は一切なかった。

提訴を受け、週刊文春編集部は「記事には十分な自信を持っている」とコメント。
西岡氏は
「言論人が言論で批判されたのであれば言論で返すべきではないか。
なぜ訴訟に出たのか理解できない。
私の指摘は言論の自由の範囲内と考えている」
と話した。



以下、引用↓


◆政治家は「われわれをいじめて黙らせようとしている」
慰安婦記事書いた元朝日記者の言い分に「被害者ぶるな」の声
ネットでの誹謗中傷明かす

J-cast news 2014/12/ 4

朝日新聞で慰安婦問題の記事に関わった植村隆氏がニューヨーク・タイムズの取材に応じ、安倍晋三首相ら国家主義的な政治家について「彼らはわれわれをいじめて黙らせようとしている」などと述べ、朝日新聞や自身への攻撃を批判した。

記事は波紋を広げたが、言い分に賛同する声は少なく、「被害者ぶるな」と批判が集まっている。

植村氏は1991年に慰安婦だという女性へのインタビュー記事を書いた朝日新聞の元記者。
退職後は札幌市の北星学園大の非常勤講師を務め、国際交流に関する講義を担当している。
しかし、2014年8月に朝日新聞が慰安婦報道に関する記事の取り消しを発表した後は、非難を集め、大学あてに脅迫文が届くまでの事態となった。

ニューヨーク・タイムズ(電子版)が2014年12月2日に配信した記事は、北星学園大の校門前に立つ植村氏の写真を大きく掲載。
植村氏や朝日新聞を攻撃する、日本の右派について、「歴史修正主義」の動きがあると批判する内容だ。

植村氏は取材に対し、河野談話を見直そうとする安倍首相や政治家たちについて、

「彼らは脅迫によって歴史を否定しようとしている」
「われわれをいじめて黙らせようとしている」

などと語る。

大学への脅迫や、ネット上の家族を脅迫するような書き込みがあったことにも不満な様子で、朝日新聞については、植村氏を弁護することに恐れ過ぎているなどとも話したという。
一方、事実と異なる記事を書いたことへの反省や謝罪のコメントは、記事中には一切でてこない。

植村氏のコメントは自身への批判を抑えるどころか、かえって火に油を注いだようだ。
「いじめ」や「脅迫」という言葉を選んだことから、

「この期に及んでまだ被害者ぶるか」
「加害者が被害者面 全然懲りてないな」
「自分達がやってきたことは棚に上げて、
自分達が叩かれたら『イジメだ脅迫だ』とか。
なめてんのかこいつ」

と厳しい批判がツイッターに並ぶ。

また、これまで国内メディアの取材は受けていないにもかかわらず、米紙の取材に応じたことも、

「NYTでこんな出鱈目な反論をする前に、日本の他のメディアの取材に応じるべき」

「日本のメディアからは逃げ回ってるくせにお仲間のNYタイムスの取材は受けるとか植村って卑怯者だよな」

と批判されている。

産経新聞も12月3日の記事で「産経新聞は元記者に取材を申し込んでいるが、元記者は応じていない」と指摘。
経済評論家の池田信夫氏はツイッターで
「お前が日本のメディアに会見しろ」
と非難している。



転載元 依存症の独り言

■「私は捏造記者ではない」と
植村隆・元朝日記者が訴訟
2015/01/11

「代理人に170人近い弁護士が名を連ね」だと(爆)
弁護士に “反日変態” が多いのはネットでは常識。
植村隆の主張を正当に見せかける小細工はやめろ!と言いたいね。

《当時の韓国では慰安婦を指す言葉として「女子挺身隊」が用いられていた》

かもしれないが、
それが自身を正当化する根拠にはならないだろう?植村よ!

弁護士ドットコムの「私は捏造記者ではない」慰安婦報道の植村隆・元朝日新聞記者の会見スピーチ(全文)によると

《(私の記事では)本文2段落目に、
「女性の話によると、中国東北部で生まれ、17歳のときにだまされて慰安婦にされた」と書いてます。
そこには触れないで、(西岡氏は)「強制連行があったかのように書いており、捏造」としています。
これはフェアではないと思います。》

と主張しているようだが、朝日新聞だって

《(第三者委員会は)昨年12月、「強制的に連行されたという印象を与え、安易かつ不用意な記載があった」などと指摘した》

と書いているじゃないか!

植村隆、オマエは被害者ではない!
どこまで行っても加害者だ!

にもかかわらず、まったく反省がない!
その性根は韓国・朝鮮人そのものだよ!
今のままでは、おそらく死ぬまで糾弾され続けるな、間違いなく...



転載元ぼやきくっくり

■植村隆元朝日記者が文春と西岡力氏を提訴!
茶番の外国特派員協会記者会見と提訴報告集会
2015.01.10

昨日(1月9日)はとにかく不快な1日でした。

植村隆元朝日新聞記者の提訴、一連の会見、支援者らも交えた集会がその原因です。

植村氏は被害者面するばかりで、肝心なこと(最後に述べます)は何も話していない。

パソコンの前で口癖の「腹立つわ~!」が30回は出たと思います(-.-#)

まず、植村隆氏の日本外国特派員協会での記者会見について。

午後3時からニコニコ生放送の中継があるというので、出来レースだと分かってはいたけれども、いちおう見てみました。
 
植村氏らが会場に入ってきた時から、記者らが大量に寄ってきてパシャパシャ撮影。

何これ?
芸能人のおめでた会見?Σ(゚Д゚;

生で見ながらツイッターで実況したので、それを貼り付けます。
注釈も付けながら。

但し、生で見ながらその場でメモしたものなので、細かな言い回しはこの通りではありません。
主旨は間違いないと思いますが。
(「誤報」を避けるため、あやふやな箇所はツイートしていません)

よって、以下のツイートはあくまで要旨としてご覧下さい。


●くっくり @boyakuri
そもそも何でいきなり裁判なのか。
卑怯ですよ。
西岡力氏は「正論」など雑誌誌上で植村隆に「議論しましょう」とずっと呼びかけていたのに。
その後の話も「こんな脅迫が来た」と文章読み上げ被害者面。
さらに
「文春や西岡氏のおかげでこんなことになった」
「不当なバッシングに屈しない」。
2015年1月9日

※後で知りましたが、提訴を受け、西岡力さんは産経にこのようにコメントしています。
「言論人が言論で批判されたのであれば言論で返すべきではないか。
なぜ訴訟に出たのか理解できない。
私の指摘は言論の自由の範囲内と考えている」


●くっくり @boyakuri
植村の弁護士が発言。
「植村さんを攻撃している歴史修正主義者はたくさんいます。
私たち弁護士は今後も次々裁判を起こし、植村さんの名誉を回復していく」。
お里が知れますね。
私たち日本国民の名誉はどうしてくれるんでしょうか。
質問者(外国特派員協会)も左巻きだし、マッチポンプ。
2015年1月9日


●くっくり @boyakuri
聯合ニュース記者
「大学を脅迫した人が略式起訴で済んだ。処分が軽い」
植村
「ジャーナリストとして残念なのは、この人の動機をフォローした記事が日本のジャーナリズムにはない。
処分は抑止効果にはなった」。
この人さっきから自分を「ジャーナリスト」と言ってるけど多くの国民は認めないと思います。
植村隆は「大学を脅迫した人の動機をフォローした記事がない」と言ったが、
私は植村隆が日本を貶め続ける動機こそを知りたい。
2015年1月9日


●くっくり @boyakuri
日本人記者(年配男性)の質問
「植村さんは被害者の立場を強調されているが、一方で吉田清治の発言について植村さんは何本記事を書いたか。
これが虚偽だと朝日は表明したが、吉田証言が反日を煽った。
これについて植村は今どう思っているか」。
やっとマシな質問が。
さて植村隆は何と答えるか。
2015年1月9日

●くっくり @boyakuri
植村
「(吉田清治の記事は)1本も書いていません(どや顔)。
私は吉田証言のあとに慰安婦問題の取材を始めた。
慰安婦のお婆さんに直接取材を始めた世代。
朝日バッシングの本がたくさんあるが、吉田証言を書いた植村と書いてあるものもある。
こういうのこそ捏造と言う」
植村
「そのあたり昨日発売された『世界』に書いてある。
反日を煽ったと言われるが煽ってません。
むしろ日本がアジアの中で本当に信頼される仲間のなるための作業をしている」
駄目だこりゃ。
しかもここで会見終了。
拍手で見送られる植村隆。何この茶番。
2015年1月9日


こんな感じで、最初から最後まで私は呆れっぱなしでした。

日本人らしく、冒頭に「お騒がせしてすみません」ぐらい言うかと思ったけど、それもなく。
謙虚さが全く見られない。

ま、でも初めに書いたように、会場に入ってきた時から大量のカメラにパシャパシャ撮影されて、まるで芸能人のような扱いでしたからね。
悲劇のヒーロー気分になっても仕方ないのかもしれません。

支援者も大勢いますしね。
弁護士も現在170人もついてるらしいし。
これだけ甘やかされれば、誰だって勘違いしますよ。

一番腹が立ったのはこの発言です。

「慰安婦問題は解決していない。
朝日は今後も取り組んでいただきたい」

※正確な発言:
「もう謝罪して取り消したわけですし、改めて朝日新聞には元気を出して、慰安婦問題に取り組んでいただきたいと思います。
慰安婦問題は解決したわけではないので」

まさに中韓の代弁者です。

しかもこの日(9日)、植村氏は、日本外国特派員協会の会見が行われる前に司法記者クラブでも会見し、夕方からは参院議員会館での名誉毀損訴訟提起報告集会でも会見。

集会の生中継を途中から見ましたが、植村氏は在日の人権問題も絡めて話していました。

有田芳生氏もかけつけ、ヘイトスピーチ問題と絡めて発言しました。

ほかに福島瑞穂氏、北海道新聞の長谷川綾氏、新聞労連の小森陽一氏、出版労連の山口二郎氏、池田恵理子氏、週刊金曜日の青木理氏なども登場し、植村氏を激励するスピーチを展開しました。

これはサヨクの新年会ですか?

なんと朝日新聞の労働組合まで来ていて、こうスピーチしました。


●くっくり @boyakuri
植村隆氏を支援する集会、朝日労組のスピーチ。
「植村さんを支援すべきではないかという社内の声があった。
朝日問題があったので早く動けなかった反省がある。
記者を守る仕組みを作っていかなければならない。
訴訟を社内につなげて、力になれればと思う。
ここに集まった皆様に敬意を払います」
2015年1月9日


朝日新聞は社として植村氏を支援する気でしょうか。
そんなことしたら、ますます信用を落とすと思いますが。

でも、現在、植村氏の取材の窓口は朝日が担当してますし、あり得ないことではないですね。

ほかに、集会ではこんな発言もありました。


●くっくり @boyakuri
元読売新聞の記者(6年ほどで辞めた人で年齢は70歳超えてそうな男性)が植村隆氏を支援する集会で
「歴史修正主義者、こいつらは昔からいたんです。
でも物を言うだけの力がなかった。それが権力をバックにして言うようになった」
目茶苦茶なこと言う。
2015年1月9日


「権力をバックにして言うようになった」?!

違いますよ。実情はこうです。

ネットの普及とともに2000年前後から少しずつ、新聞やテレビなどが伝えてこなかった歴史の真実が、国民の目に触れるようになりました。

やがて、朝日などが主張してきた「慰安婦強制連行」だの「性奴隷」だのが虚構であることに、多くの国民が気づきました。

その過程で、1990年代初頭から「慰安婦強制連行」の虚構を粘り強く訴えてきた西岡力さんや秦郁彦さんらの主張が、広く国民に受け入れられるようになったのです。

その背景に権力の力などありません。

ほかにも「これは歴史修正主義との戦いである」という話をする人が、集会では何人もいました。
安倍総理の批判をする人も複数いました。

本音はそれなんですよね。

「植村隆さんの人権を守ろう」云々は表向きのことで、真の目的は、反日、反安倍。

アメリカで次々に慰安婦像を建てている韓国系団体(バックに中国系がいる)は、表向きは「女性の人権問題」と言ってるけれども、真の目的は「反日」。
それと同じです。

そもそも本当に人権問題を真剣に考えるんだったら、植村氏よりも先に救わねばならない人がいるでしょう?
産経の加藤さんですよ。

くっくり @boyakuri
【産経前ソウル支局長公判】
弁護人が出国禁止解除を要請 延長7回、5カ月超「深刻な人権侵害」
今日、元朝日の植村氏の集会に参加して「植村隆さんの人権を守ろう」と叫んでいた支援者たちは、加藤達也前支局長の人権についてはダンマリ。
2015年1月9日



それにしても「歴史修正主義」って嫌な言い方ですよね。

正しい歴史を子や孫の代に伝えようという当たり前のことを、なぜ「修正主義」などと言われなければならないのか。
(間違いを正すという意味で「修正」と言うなら分かるが)

集会でのサヨクの人々の発言を聞いていて、私は、朝日の吉田調書報道が虚報であることを早い段階で指摘した門田隆将さんが、「正論」2015年1月号に書いていた話を思い出しました。

《この慰安婦報道から「吉田調書」誤報事件へとつづく一連の騒動の中で、朝日の現場では、以下のような内容の話が交わされていることを私は聞いた。

それは、朝日新聞を叩いているのは「右翼」であり、「偏狭なナショナリズム」であり、自分たちはあくまで「平和」を愛する「リベラリスト」だ。
最近、“産経史観” に負けているものの、
「時が経てば、また盛り返すことができる」
というものだ。

朝日社内にいる友人の一人から、私はそんな興味深い話を聞いた。

一連の朝日批判は、社内では「産経史観」という言葉を用いて語られており、彼らによれば、
「今はたまたま劣勢に陥っている」
だけなのだそうだ。

私は、自分たちの主義主張のためには事実を曲げてもいい、という “朝日的体質” は、今後もなくならないだろうと思う。》


植村氏も、彼を支援する弁護団や言論人らも、朝日と同じく、
「時が経てば、また盛り返すことができる」
「今はたまたま劣勢に陥ってるだけ」
という思いで動いているのは間違いありません。

植村氏側は、文春と西岡力さんだけでなく、自分(植村氏)が捏造したと指摘した人々を順次訴えていく予定だそうです。

ひょっとしたら、
産経の阿比留瑠比さんなども標的にされるんじゃないですか(T_T)

その阿比留さんは、植村氏の「テープ問題」も指摘しています。

「テープ問題」を簡単に説明すると…

植村氏は、1991年8月11日朝日新聞朝刊の記事で、韓国の挺対協が録音した匿名の韓国人元慰安婦の証言テープをもとに、「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」と書きました。

記事では匿名だった金学順氏は、3日後の8月14日に実名を公表しました。

ポイントは、植村氏は8月11日の記事はテープを聴いて書いただけで、金氏には直接取材していないことです。

金氏のことを「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」たと書いた植村氏ですが、金氏本人はこの年の12月に起こした賠償訴訟の訴状で「養父に連れられて中国へ渡った」と記載しており、別の証言集でも「女子挺身隊の名で連行された」とは語っていません。
(詳細は産経2014.10.28を)

産経の阿比留さんは、昨日(9日)午後1時から開かれた司法記者クラブの会見で、
「テープで『挺身隊』と聞いたのか」
と問いましたが、
植村氏は「定かでない」との答えただけでした。
(産経2015.1.9)

この問題については、阿比留さんだけでなく、もちろん西岡力さん、秦郁彦さんらも指摘してきました。

秦郁彦さんは、
「朝日OBのなかにはテープ録音なるものが実在したのか、疑う人もいます」
とまで述べています。
(産経1月3日紙面掲載の西岡さんとの対談記事)

植村氏の記事と金学順氏の証言との矛盾は未だに解消されておらず、植村氏がテープになかった「女子挺身隊」という言葉を恣意的に付け加えた疑惑も残ったままです。

つまり、植村氏は、あっちこっちで会見したりインタビュー受けたり手記を出したりしていながら、肝心なことは何も話していないのです。

西岡力さんらにはお気の毒ですが、この件も含め、裁判の場で植村氏の欺瞞が白日の下に晒されることを期待します。


★おまけのツイート。
植村氏に直接関係ないけど聞き捨てならないので。

●くっくり @boyakuri
植村隆氏を支援する集会で新聞労連の人がスピーチし、朝日新聞の吉田調書をめぐる特報に特別賞を与えると。
まさかと思ったが事実らしい。
「応募はなかったが、昨年一番のスクープ。
隠蔽された情報を入手して報じた功績は素直に評価すべきだ」と・・・
2015年1月9日


◆沖縄2紙に新聞労連ジャーナリズム大賞
沖縄タイムス 2015年1月9日

新聞労連は9日、平和・民主主義の確立に貢献した記事などを表彰する第19回新聞労連ジャーナリズム大賞を発表し、沖縄タイムスと琉球新報の「基地移設問題と県知事選などをめぐる一連の報道」が大賞を共同で受賞した。

選考委員はルポライターの鎌田慧氏ら4人。

特別賞には、朝日新聞の「原発吉田調書をめぐる特報」を選んだ。

「応募はなかったが、昨年一番のスクープ。
隠蔽(いんぺい)された情報を入手して報じた功績は素直に評価すべきだ」
とした。

その他の表彰は次の通り。

優秀賞=
特定秘密保護法成立後の一連の報道(北海道新聞)、
子どもの貧困をめぐる一連の報道(宮崎日日新聞、下野新聞)

疋田桂一郎賞=
村松の少年通信兵(新潟日報)

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