大阪市議会がカジノ予算大減額 橋下氏「引退」の影響?
朝日新聞6月11日(木)
大阪市議会は10日、橋下徹市長(大阪維新の会代表)が提案していた補正予算案のうち、IR(カジノを含む統合型リゾート)の調査費7600万円を3千万円に減額修正し、可決した。
府は市への半額補助を見送る。
橋下氏の政界引退後の誘致方針が見えないこともあり、議会側からブレーキがかかった格好だ。
橋下氏と大阪府の松井一郎知事は昨年4月、2020年開業を目標に大阪市此花区の人工島「夢洲(ゆめしま)」を誘致候補地に決定。市は今回の補正予算案で、IR誘致による波及効果や鉄道整備など交通アクセス検討の調査費で7600万円を計上。
府も同時にその半額の3800万円を補助する補正予算案を出していた。
だが、IRの整備を促す法案(カジノ解禁法案)が国会で審議入りしておらず、市議会では「予算確保は法案成立後でよいのではないか」(公明市議)などの慎重論が続出。
IRを都構想実現後の成長戦略の柱に掲げてきた橋下氏の政界引退表明で、先行きが見えない点も大きく影響した。
自民党の市議は「11月に予定される知事・大阪市長ダブル選の結果が出るまで、推進にも反対にも大きくかじを切れない」と話す。
一方で、全額認めないのでは誘致レースに出遅れかねないとして、夢洲の土地利用のあり方を中心にした骨格的な経費に絞る減額修正を行い、維新、自民、公明などの賛成多数で可決した。
府は11日、補正予算案の関連部分を取り下げる。誘致候補地とされる横浜市は2月、IRを含む臨海部の再生構想をまとめ、4月にはIRの売り上げや観光消費の市内での経済効果を年約4100億円とする調査結果を発表した。
今年度は関連予算を1千万円計上している。
橋下氏は10日、記者団に
「最も大きい影響は、府がお金を出さないこと。
府市一体でやってきたことが崩れた。
大阪は負けるだろう」
と語った。・・・・・・・・転載元 ジャパンスケッチ456タイムリーな話題を独自視点で解説
2015-02-1カジノ候補地ついに決定!2020年横浜と大阪へ!具体的に場所はどこ?
政府は、かねてより検討中だった、カジノを中心とした、統合型リゾート施設について、
建設地を、横浜と大阪にすることを決定した。
20か所以上の地域が、候補地に立候補していたが、
2020年の東京オリンピックに間に合わせるとした場合に
可能なのは、横浜と大阪であると判断。
今回の決定に至った。しかし、実は、まだカジノ解禁法案は、国会を通過しておらず、
実は、前回の衆院解散の際に、一度廃案となってしまっているのだ。
今度、再度、国会にかける予定ではあるが、
公明党などが慎重な姿勢を崩さず、この法案が国会を通るかどうかに注目される。さて、横浜と大阪に決まったとはいえ、具体的に場所はどこなのだろうか。横浜は、現在再開発計画が進む、山下ふ頭を予定している。
昭和3、40年代の横浜港の主力埠頭として活躍したこの地。
カジノ候補地として、再び注目を集めることとなる。交通の便は、みなとみらい線の元町・中華街駅からすぐという好立地だ。
バスでは、山手駅から市営バスの20系統「山下ふ頭」行が出ているので、このバスで終点で降りても良い。
山下公園のすぐそばで、50ヘクタールの広大な空間は、21世紀型のリゾート建設にもってこいの場所だろう。
大阪は、大阪市の最西端にあり、大阪北港の一画を占める埋立地「夢洲」への建設を予定している。
広さは、横浜市の山下ふ頭の実に3倍にあたる150ヘクタールの土地だ。
ここも再開発エリアとなっており、広さや立地による開発ポテンシャルはかなり大きいといえる。
この場所は、カジノだけではなく、国際物流拠点としても開発が見込まれており、現在もさらなる埋め立てが予定されている。
すべての埋め立てが完成すれば、広さはなんと390ヘクタールを見込む。しかし、現在は、交通機関がまだ整備されておらず、
公共交通機関として、北港観光バスの「コスモドリームライン」が、この夢洲上を通ってはいるが、
島内に停留所が設置されてはいないのだ。そのため、もし、カジノリゾートの建設が決まった際には、
JR桜島線、京阪中之島線、地下鉄中央線を夢洲まで延ばす構想もあり、これが実現すれば
夢洲新駅と、大阪駅が30分という所要時間で直結されることとなる。
実現されれば、横浜、大阪ともに、街の大きな発展が見込まれる今回のカジノ案。
しかし、その一方で、公明党や野党が危惧するように、治安の悪化なども心配されている。カジノ、と聞くと、多くの人はラスベガスを連想するのではないだろうか。かつては、マフィアなどの勢力も進出し、ラスベガスは華やかだが、危険な香り漂う場所としても有名だった。
事実、犯罪も多く発生していたようだ。しかし、近年、アメリカは、ラスベガスを誰もが気軽に楽しめるリゾート地として変貌を遂げさせたのだ。
結果、家族連れがにぎわう、一種の遊園地のような、ファミリー向けリゾート地として生まれ変わったのだ。そう、日本が目指すべきカジノリゾートもそうあって欲しい。
実際政府も、犯罪の温床を作ろうとはしていないだろう。
思い描くカジノ型リゾートとは、
子供を連れた家族が、皆で休暇を楽しめる、そんな場所をイメージしているはずだ。日本が運営する、日本らしい、誰もが安心して利用できる、そんなリゾートをぜひ実現させて頂きたい。
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大阪都妄想/露と消えにし、大阪カジノ
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