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3—4Xヤクルト/「オ・スンファン・ショック」(Part 4)

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1万試合目のメモリアルゲームを落とした。
こら球団創設80周年優勝も…危うい。

オスンファンショック4回で去年のように優勝はない、そうシーズン前、予想してたが、オールスター前、早くも4回目がカウントされた。

シーズン前の危惧として、

・守護神、オ・スンファンの抑え失敗の頻度
・正捕手候補一番手、梅野の経験不足からくるリードの拙さ
・4番ゴメスの2年目のジンクス

この3つを挙げてたが早くも2つの杞憂が現実となった。

だが、想定以上なこともある。
ゴメス、マートンが不調の時から、いい仕事をし続けている福留の存在。
梅野がダメでも、藤井にプラスして鶴岡という、信頼できる捕手が2人。
この信頼度は藤井プラス、小宮山や清水などでは全然、比にならない。

だから杞憂は… 杞憂はすでに危惧になったが、
危惧はオ・スンファンだけ。

『オスンファンのセットアッパー 能見クローザー』
をオールスター以降、本気で考えてはどうか。
…今さら、ムリか(笑)。
オ・スンファン・ショック、5度目がないことをいのるのみ…か。



2015年 7月3日(金)
阪神 vs DeNA


阪神
0 0 0 0 2 1 0 0 0   3
DeNA
0 0 0 0 0 0 0 1 3x   4

【阪神】 メッセンジャー ●呉(2勝2敗)
【DeNA】 井納 平田 林 ○長田(2勝0敗)

[本塁打] 鳥谷4号(神) 後藤3号(D)
プロ野球スコア速報 : nikkansports.com

阪神が逆転サヨナラ負けを喫し、4連敗で借金1。広島に敗れたヤクルトとともに、セ・リーグ6球団すべてが史上初めて借金生活となる前代未聞の事態となった。

奇しくもこの日が日本球界初の公式戦通算10000試合目となった阪神だが、3-1で迎えた九回に抑えの呉昇桓が無死1塁からDeNAの代打・後藤に右中間席に同点2ランを浴び、さらに1死二塁から石川に右中間へサヨナラ打を許した。(デイリースポーツオンライン)



和田虎、サヨナラ負けで借金1…1万試合ブチ壊し

サンスポ
(セ・リーグ、DeNA4x-3阪神、11回戦、DeNA7勝4敗、3日、横浜)
阪神は抑えの呉昇桓(オ・スンファン)投手(32)が2点リードを守れず、逆転サヨナラ負け。
通算1万試合は悪夢の幕切れとなった。
虎は4連敗で借金1となり奪首に失敗したが、セ・リーグは同じく借金1のヤクルトが首位で、全球団が負け越すというプロ野球史上初の異常事態。
どうなってんの!?

雨を切り裂きながら、石川の打球が飛んでいく。
傘の花が揺れるスタンドを呉昇桓は呆然と見つめた。
左袖に飾られた球団創設80周年のワッペンを見た後、敗者の道を歩んだ。

「(打たれたのは)ほぼ真ん中だったと思う。切り替えて、やるしかない。
明日も試合があるので、やるしかない」

今季4度目の救援失敗。
2敗目を喫した守護神は己に言い聞かせるように必死で前を向いた。
3-1で迎えた九回だった。
6月28日のDeNA戦(甲子園)以来、中4日で登板した右腕の姿に、虎党の肌があわ立った。

ストライクが入らない-。
先頭・バルディリスに中前へ弾き返されると、続く代打後藤にカウント3-1からの外角変化球を右中間席に運ばれた。
それだけで止まらず、試合前打率・208だった高城に中前打を許す。
飛雄馬に送られると、石川に右中間を破られた。
6月23日の広島戦(長野)で九回に1点リードを守れず、延長十二回ドローを演出した32歳が、再び試合をぶち壊した。
勝てばヤクルトを抜いて首位に返り咲くはずだったが、まさかの暗転だ。

和田監督は「カウント負けというか、ボールがどうしても先行して、(ストライクを)取りにいったときに打たれている」と眉間にシワを寄せた。
中西投手コーチも「よくなかった。(登板間隔が)空きすぎたらアカン。詰めた方がいい」と休み明けが苦手であることを説明した。

勝たなきゃいけない試合だっただけに、ショックが小さいはずがない。
ベンチに戻った呉昇桓は顔色を失っていた。

この日で球団通算1万試合に到達。
巨人よりも先んじてのメモリアルに川藤OB会長ら関係者がコメントを寄せ、多くの虎党が祝福ボードを掲げた。
球団営業部がDeNAサイドに協力を仰いだこともあり、試合が成立した五回終了時には大型ビジョンにメッセージが流れた。

ヤクルト戦(神宮)で同一カード3連敗した指揮官は球場入りの際「節目の試合に接点があって試合をする。そういう試合をとりたい」と再出発の起点と定めていたが、悪夢の夜となった。
ビジターは12勝25敗1分けと大幅な負け越しだ。

4連敗で借金は「1」。
広島に敗れたヤクルトが借金1を抱えながら首位のままで、セ・リーグはプロ野球史上初となる全球団が借金生活という異常事態となった。
しかも、首位から5位まで0・5ゲーム差…。

「いずれにしても、こういう試合を乗り越えていかないといけない」

和田監督が力を込めた。代役はいない。
ただし、呉昇桓が不調では、前代未聞の大混戦からは抜け出せない。 
(阿部祐亮)

呉昇桓の救援失敗あらかると
★4月19日・巨人戦(甲子園)
3-2の九回に登板。先頭の代打高橋に初球を中前打、続く橋本にも初球を右翼への適時二塁打にされ、わずか2球で同点に。
藤浪の勝ちを消した。試合は延長十一回に3-5で逆転負けした。

★6月2日・ロッテ戦(甲子園) 3-2で迎えた九回に登板。
二死無走者から2安打1四球で満塁となり、角中に逆転満塁本塁打を浴び、3-6で敗戦。岩田の勝ちも消した。

★6月23日・広島戦(長野) 6-5の九回に登板。
先頭から2四死球で無死一、二塁となり、丸に右翼線二塁打を浴びて同点にされた。
試合は延長十二回、6-6で引き分けた。


データBOX
セ・リーグは勝率・500だった首位ヤクルトと2位阪神がそろって敗れたため、プロ野球史上初めてリーグの全チームが負け越した。
交流戦でセが44勝61敗3分けとパ・リーグに大きく負け越したことで、この事態を引き起こした。首位から5位広島まで0・5ゲーム差の大混戦になっている。

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