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新生・金本タイガース/掛布2軍監督?! 贅沢すぎだろ(涙)

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掛布が2軍監督なんて、思っても有り得ないこととして、想像だにせずいた。
なんて贅沢。まさに夢の布陣。
名前だけじゃない。
掛布は監督としては疑問符がつくものの、
スラッガーを育てることに関しては絶品。
平田が1軍にいることで、1,2軍の意思の疎通も申し分ない。
これで今、空き番になってる背番号31をつけたら…ワクワクする(笑)。


掛布DC、2軍監督で猛虎再建!金本新監督とレジェンドタッグ

スポーツ報知 10月21日

阪神が、掛布雅之球団本部付育成&打撃コーディネーター(DC、60)に来季の2軍監督就任を要請することが20日、分かった。
球団は掛布氏のDCとしての情熱的な指導を高く評価しており、ファームの全権を任せる考えだ。
ミスタータイガースが、金本知憲新監督(47)とのレジェンドタッグで猛虎再建に取り組むことになる。

再建を目指す阪神の最強の勝負手だ。
金本新監督のもと2005年以来のリーグ優勝を勝ち取るには、若手育成がチームの最重要テーマ。球団は13年オフからDCとして携わってきた掛布氏を2軍監督に据え、ファームの全権を任せることを決めた。

掛布氏は13年11月の秋季キャンプから2軍の育成に携わり、明るく、厳しくをモットーに若手と汗を流してきた。「打撃理論が確かだし、選手からの人望も厚い」と、情熱的な指導が電鉄本社、球団内で高く評価されていた。球団幹部によると「金本新監督も2軍監督には掛布DCを希望している」と説明。現役を引退した1988年以来となる背番号入りのユニホームに袖を通すことが現実味を帯びてきた。

掛布氏は4日から宮崎フェニックスリーグに参加中の2軍本隊に帯同中で、今月末で切れる球団との契約は未定だった。
だが、以前から2軍での指導継続を希望しており、要請の受諾に支障はないと思われる。

恩人との約束もある。
9月23日に急逝した、中村勝広GM(享年66)には生前に横田ら若手の大砲育成を託されていた。
葬儀・告別式に参列した際も
「いろいろと気にかけてくださった。
来年以降、一人でも多く若手を1軍に上げて活躍する。
そして、チームが優勝する。それが一番の恩返しになると思う」
と誓う姿があった。

金本新監督は、コーチングスタッフの理想像について、
「情熱のあるコーチです。
やっぱり選手を育てる、何が何でも一人前にする、練習に付き合うコーチ、
そこらへんですね。全て気持ちから入る人だと思う」
と話しており、早朝から夜間の素振り練習にまで付き合う掛布DCは、まさにうってつけといえる。
また、金本新監督は1軍と2軍がしっかりとコミュニケーションを取り合い、一体となって戦うことを求めていたが、たたき上げ同士で打撃理論も共通する面が多い。

通算349本塁打のミスタータイガースと、476本塁打の鉄人。
球団の宝である2人がタッグを組み、新しい猛虎伝説をつくり上げる。

掛布 雅之
1955年5月9日、千葉県出身。60歳。
千葉・習志野高2年夏に甲子園出場。73年ドラフト6位で阪神入団。
79、82、84年に本塁打王、82年に打点王に輝き「ミスタータイガース」と呼ばれる。
88年限りで現役引退するまで通算1625試合に出場し、1656安打で打率2割9分2厘、349本塁打、1019打点。
13年オフに阪神の育成&打撃コーディネーター(DC)に就任。右投左打。

阪神、掛布雅之氏に2軍監督要請へ

THE PAGE 10月21日

金本知憲(47)を新監督に迎えた阪神が、現在、本部長付打撃&育成コーディネイターの掛布雅之氏(60)に来季の2軍監督就任を要請することが20日、明らかになった。
「再建」をキーワードとする阪神は、若手の育成をテーマにしており2軍監督を誰にするかが大きな焦点だった。

球団サイドは、金本新監督と意見を交換しながら組閣を進めていたが、金本新監督からの強い要望もあって、掛布氏に2軍監督を要請することを決めた。

掛布氏は、2013年オフに故・中村勝広GMの発案で、若手の左打者の育成を目的にGM付き打撃&育成コーディネイターに就任していた。
だが、ユニホームを着ずに指導するフロントの立場だった。
タテジマのユニホームに袖を通しての復帰となると実に28年ぶりとなる。

掛布氏は、DCを務めたこの2年間、キャンプでは自室に選手を呼び、マンツーマンでスポンジボールを打たせるなど、情熱あふれる指導と、レベルに体を使うという独特の打撃理論で、伸び悩んでいた伊藤隼太ら若手を指導してきた。
また若手だけでなく、狩野恵輔らベテランのフォローや、シーズン中に1軍から落ちてきた選手の打撃修正、自信を取り戻させるための丁寧なコミュニケーションの時間を作り、西岡剛のような故障リハビリをしている主力に対しても、技術面でのアドバイスを送り、ジョークを交えた話術で、モチベーションを維持させるための努力を惜しまなかった。

2軍のコーチではなかったが、早朝から2軍の練習場所に通い、ミーティングにも参加、チームの明るい雰囲気作りを助け、時には、コーチ陣の相談役にもなっていた。
試合中はベンチに入れなかったが、細かくバッティングをチェック、叱ることはせず、ポジティブなアドバイスを続け、選手からの信頼も集めた。

“ミスタータイガース”の指導者としての、そういうひたむきな姿勢を球団も高く評価。
「今の中途半端な立場では、掛布氏に失礼ではないか」との議論が度々、球団内部でされていた。
また金本新監督自身も、同じ左打者として、その打撃理論と、厳しい練習から叩きあげて作ってきた現役時代の掛布氏のプロとしてのスタイルに共感していた。

現在、掛布氏は、宮崎で行われているフェニックスリーグに参加。
連日、宿舎の自室で2年目の左の大型スラッガー、横田慎太郎外野手(22)を呼んで素振りを見ている。
金本新監督は、就任会見で期待の若手として、その横田、江越大賀外野手(24)、陽川尚将内野手(24)の3人の名前を挙げたが、その3人は、くしくも掛布氏が重点指導している3人だった。
早ければ、今日21日にも、掛布氏へ直接要請が行われる模様。
掛布氏も、阪神再建には若手の育成が不可欠と考えており、一人の阪神OBとして阪神が強くなるためには協力を惜しまぬ姿勢を貫いてきているため、2軍監督の要請を受諾する方向だと考えられている。

また掛布氏への2軍監督要請に伴い、これも金本新監督の要望に沿う形で、2軍のチーフ格には、2003年、2005年の優勝経験者で首位打者、打点王を獲得したOBの今岡誠氏(41)を招聘する方向。
球団としては、掛布氏の下で指導者としての経験を積むと共に、現役時代に野村克也監督に干されるなどの苦難を乗り越えてきた経験や、天才的だった内角打ちの技術などを若手に伝えてもらいたいとの考えで、今岡氏にも、近日中に2軍コーチングスタッフとしての入閣要請を行う模様だ。

1軍のコーチングスタッフの人事も急ピッチで進められていてバッテリーコーチには東北福祉大時代の金本のチームメイトで、2003年、2005年のV戦士であり、現在、侍ジャパンのバッテリーコーチも務めているOBの矢野燿大氏(46)を招き、打撃コーチには2010年から3年間、打撃コーチを務めていた片岡篤史氏(46)を復帰させたい方向。

矢野氏は、論理的に野球を捉える観点を持ち、その経験に基づいた配球論にも定評があり、球団サイドは、過去に何度か入閣を要請した経緯がある。
来季3年目となる梅野隆太郎捕手(24)を一人立ちさせることだけでなく、勝利につなげ、チーム防御率を下げるための戦術面でのバッテリー力アップにも期待が寄せられている。
金本新監督の下、コーチ陣も大きく若返ってチームの根本からの改革を目指すことになる。

1軍組閣については、すでにヘッドコーチの高代延博氏(61)、チーフ兼守備走塁コーチの平田勝男氏(56)、打撃コーチ補佐のトーマス・オマリー氏(54)、トレーニングコーチの伊藤敦規(52)が発表されており、残る未定のポジションは投手コーチだけになった。
(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)




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