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新生・金本タイガース/超速!キャンプイン

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もう待てん!虎・金本監督、超速“キャンプイン”「早い方がいい」
サンスポ2015.10.29

阪神秋季練習(28日、甲子園)阪神・金本知憲監督(47)が28日、午前と午後に分けた2部練習を導入した。
秋季キャンプ(高知・安芸)は11月1日から始まるが、実質的にキャンプが“超速”でスタートした形だ。
予告通り入念な盗塁練習を行うなど、鉄人の改革が動き出した。
指揮官の号令に、江越大賀外野手(22)や陽川尚将内野手(24)も気合で応えた。

27日の休みを挟んで、秋季練習の内容がガラリと変わっていた。
ほぼ午前中だけで終了していたメニューが“倍増”。

朝から投げて~守って~ランチ。
打って~居残って…もう秋季キャンプ始まってる!?
金本監督が待ちきれない! と超速キャンプインだ。

◆「早い方がいいから、動くのは」

この日はフェニックスリーグ組が合流して、オーバーホールで不在の藤浪を除き、秋季キャンプに参加する29人が甲子園に集められた。
ウオーミングアップが終わると、予告通り走塁革命に乗り出した。
二盗の練習では投手と捕手、さらに打者も立たせて実戦を想定。
捕手以外の野手全員が、投球と同時に次々とスタートを切った。

「普通に走るのとは違うからね、捕手をつけてやると。
実戦さながらという走りになるから」

一、二塁ベースの走路に2本の線を引き、リードの目安を表示。
「出られるところまで出るという意識がないと。
二塁(走者)はホームまでかえるというね。
それをしっかりやるという意識づけ」。

今季は12球団ワーストのチーム48盗塁。
まずは意識を変える。
約30分間、みっちり走らせた。

守備練習では新プランを披露した。
ノックで上本を中堅に配置。
「『外野やってみるか』と提案した。
彼は『試合に出られるんだったら、どこでも』と」。
二塁の守備練習もさせて「あくまでも二塁がメーン」と話したが、複数のポジションをこなせることはチームにとって大きい。

「(上本は)肩自体は強い。
例えば、(福留)孝介を休ませたいときに(上本が)外野というのも全然アリだと思う」。
上本に限らず、各選手の意見に耳を傾けながら新機軸を打ち出していく構えだ。

午後の打撃練習では陽川に密着指導して、マンツーマンで生え抜きの大砲育成に励んだ。
打撃練習の後片付けが終わると、野手陣は外野に移動してさらに走り込み。
守備に課題を抱える緒方は居残りノックを受けて…と、午後3時半ごろまで熱い練習は続いた。

試合前練習プラスアルファ程度だった秋季練習は、もう終わり。
金本監督の秋季キャンプが実質的にスタート。
「変革」は、すでに勢いに乗って動き出している。
(白石大地)

★11月1日から17日

高知・安芸での秋季キャンプは、11月1日から17日まで行われる。
休日は6、11日の予定。
毎日、早出組が午前9時から汗を流し、全体では午前10時から日暮れまで厳しい練習に取り組む予定だ。




虎・片岡1軍打撃C、金本監督から「お怒りの電話をいただいた」
サンスポ

阪神の新1軍打撃コーチに就任したOBの片岡篤史氏(46)が28日、西宮市内の球団事務所で会見した。
片岡コーチに就任要請があったのは、金本監督が就任要請を受諾した17日の夜だった。
セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージのテレビ解説中に電話が。
「中継中で出られず、あとでもう一度『俺が電話したのに折り返さないとはどういうことや』と、お怒りの電話をいただいた」と明かした。
受諾直後の打診を意気に感じたという。

10年から打撃コーチとして復帰。
12年に退任した。
4年ぶりの現場復帰となる。

片岡篤史氏
「練習でしっかりバットを振る。
勝つという目標にみんなで向かって行く。そういう選手を育てていきたい」


田舎のスターになるな!阪神・片岡1軍打撃C、スーツ姿で猛訓示
サンスポ

全国区になれ!
阪神の新1軍打撃コーチに就任したOBの片岡篤史氏(46)が28日、西宮市内の球団事務所で会見した。
会見前には秋季練習が行われている甲子園のグラウンドに立ち寄り、選手を前にスーツ姿で異例の訓示。
「田舎者のスターになるな」と熱いゲキを飛ばし、闘魂を注入した。

情熱、執念…。
片岡打撃コーチの就任会見は、熱いフレーズが次々と飛び出した。
その20分前、早くも熱血指導は始まっていた。
甲子園に立ち寄ると、秋季キャンプ参加が決まった若虎を前に、早くも大号令をかけた。

「田舎者のスターになるな。
全国区のスターになってほしい。
僕も妥協せずにやるから、みんなも妥協しないでほしい」

午後の練習が始まる前にナインが内野に集められた。
金本監督から「怖いぞ!」と紹介されて登場し、猛ゲキ。
“田舎者”の真意は、独特の環境に置かれる選手への、愛のムチだった。

「関西というのは、少し活躍したら取り上げられる土地。
本当に全国区の選手になってほしい。
山田(ヤクルト)とか坂本(巨人)。
そういう選手を、ひとりでも多く育てたい」

人気球団ゆえ、少し活躍しただけでメディアに取り上げられ、ちやほやされる。
慢心して、大成せずに消えていった若手を何人も見てきた。
PL学園高で春夏制覇を達成後、同大に進学して関西で過ごした。
日本ハムで花開き、阪神で選手もコーチも務めた。
内外からチームを見てきたからこそ、いかに評価が地域限定か知っている。
それが大砲が育たない理由の1つだ。
年間30本塁打以上した生え抜きは1985年の掛布雅之(現2軍監督、40本)、岡田彰布(35本)以来いない。

「チームの生え抜きで中心を打てる選手を育てないといけない。
簡単に育つものではないので、練習も大事だし、選手にそういう意識をもってもらうことも大事」

だからこそ厳しい言葉でクギを刺した。
近年はネックレスをしてプレーする選手も多いが
「そういうのも俺はうるさい」と一蹴。
余計なものを許さない姿勢を示した。

厳しさを求めたのは若手だけではない。
ベテラン勢にも奮起を求めた。

「鳥谷、西岡、福留とか実力のある選手にも頑張ってもらう。
勝つという、同じ方向を向いて戦うことが大事なので」

金本監督が就任を受諾した17日の夜、直接コーチ就任を依頼された。
2010~12年と経験した重責から「すぐに受けようという気持ちには正直、ならなかった」。
しかし、将の熱い思いに心が震え、ともに再建する覚悟を決めた。

「監督が『明るく、厳しく』と言っていますが、厳しさの中に明るさがあるのであって、『厳しく、明るく』です」

今季リーグ最低465得点の攻撃陣の立て直しは簡単ではない。
「執念をもって、精いっぱい努力します」。

11月1日からの秋季キャンプでユニホームに袖を通す。背番号は「81」。
深まる秋を横目に、猛虎はよりアツくなる。
(安藤理)


片岡コーチ「妥協せずにやる」猛虎打線再建へ“3カ条”
スポニチアネックス 10月29日

阪神・片岡篤史打撃コーチ(46)が28日、西宮市内の球団事務所で就任会見に臨み、猛虎打線再建へ向けた3カ条を掲げた。
12年オフの退団から3年ぶりの現場復帰。
今季不振だった打撃部門での厳しい指導を金本知憲監督(47)から期待される中、
「やってやるぞ、という気持ち半分、大変だな、というのが半分です」
と重責を受け止めた。

片岡コーチがグラウンドに足を踏み入れた瞬間、野手陣の表情がキリリと引き締まった。
金本監督の意向から就任会見よりも先に一塁ベンチ前で訓示。新監督から「厳しいぞ」の声が飛ぶ中、所信を選手に伝えた。

「オレのやることは君たちに1本でも多くのヒット、ホームランを打たせること。
そのために妥協せずにやります」

熱い言葉の根底にあるのは、勝利への執念だ。
3位に沈んだ今季は打線が振るわず、リーグ最下位の465得点に終わった。
本塁打も同5位の78本…。
再建への道のりは決して簡単ではない。就任まで迷いがなかったと言えばウソになるが、最後は金本監督の「勝ちたい。チームを強くしたい」という思いに応えることを決意した。

勝利をたぐり寄せるべく片岡コーチは3つの心得を掲げた。

(1)全国区のスターになれ!

在阪マスコミでは、阪神の動向が大々的に取り上げられる。
そこで勘違いすることなく、指導者としてはさらなる高みを目指してほしい。
「田舎のスターではなく、全国区のスターにならなアカン」。
含蓄のある表現で、奮起を促した。

(2)勝つための打撃を実践しろ!

ナインへの訓示では、逆方向へ強い打球を打てる技術習得を求めた。
走者を進めたいケースで当てただけの二塁ゴロはいらない。
「追い込まれるまでは一番強い打球、ヒットを打ってほしい」。
逆に2ストライクと追い込まれれば、確実にゴロを転がし進塁打を打つ。
状況に応じて打撃スタイルを変えることで、勝負強い打線を作り出す。

(3)厳しさを最優先!

数々の修羅場をくぐり抜けてきたからこそ、プロの世界の厳しさを知る。
金本監督は「明るく、厳しく」をモットーとしているが、そこからさらに一歩踏み込んだ。
「監督が“明るく、厳しく”と仰っているが、順番を間違えないように。
厳しさの中に明るさを持ってほしい。
ネックレスとか、そんなんは違うから」。
練習はもちろんだが、服装、身だしなみも徹底していく。
なぜなら、日常生活のすべてが野球につながるからだ。

「勝たないと満足感も足りない。
日本シリーズでプレーできるように。
最後はそこになる」

本格的な指導は秋季キャンプからだが、気持ちはすでにグラウンドにある。
情熱の男が猛虎再建の一翼を担う。
(森田 尚忠)


片岡 篤史(かたおか・あつし)
元内野手。1969(昭和44)年6月27日生まれ、46歳。
京都府出身。PL学園高から同大を経て92年D2位で日本ハム入団。
1年目からレギュラーとして活躍し、
ベストナイン2度(96、98年)、
ゴールデングラブ賞3度(96-98年)。
2001年オフにFAで阪神へ移籍し、
03、05年のリーグ優勝に貢献。
06年に現役引退。
10~12年に阪神1軍打撃コーチ。
通算1569試合で1425安打、
打率・270、164本塁打、717打点。
1メートル88、92キロ。
右投げ左打ち。

【就任会見一問一答】

--コーチに就任

「『やってやる』という気持ちが半分、『大変だな』という気持ちが半分ですね。
一番の課題とされるポジションなので。
大変な仕事だなという感じですね」

--3年ぶりの復帰

「セ・パのいろいろな球団を見て、どんな指導をしているか、いい打者はどんな練習しているのか注目してきたつもり。
そういうことを選手に伝えたい」

--どんな指導を

「まずしっかりバットを振るというところからスタート。
それから数字に表れない点の取り方、試合の運び方とか。
個々に長所や短所を理解してもらって、コミュニケーションを取りながら方向性を考えたい」

--全国区のスター候補は誰か
「監督から江越、陽川、梅野、横田といった名前も出ているけど、そんな簡単にできるほど甘くない。
ただ、目標に向かって努力することが大事。
今、日本シリーズをやっていますけど、ああいうところでプレーするという、そういうところになってくると思う」

--時代に沿った指導

「昔みたいに殴るだけではなく、コミュニケーションをとって、長所短所を納得してもらわないと伸びない」

--3人の監督(真弓、和田、金本)の下で続けてコーチ

「前回の反省ではないけど、こうすればよかったという思いもある。
何とか選手に活躍してもらうために、監督が言うように一人前にするんだという情熱をもって、指導に当たりたい」


サルメラ
「田舎者のスターになるな。
全国区のスターになってほしい」

前二回の監督の前では、こんな出すぎたこと、言えなかったろう。
片岡コーチ、今回は違う。





阪神・平野2軍C、若さあふれる指導を宣言「見せて教える」
サンスポ 2015.10.29

阪神の2軍守備走塁コーチに就任した平野恵一氏(36)が28日、西宮市内の球団事務所で会見した。
今季までオリックスでプレーして、現役を引退したばかり。

「今の野球を伝えられるし、見せて教えることもできると思う。
今、1軍で活躍するには何が必要か。
そういう面で力になりたい」
と背番号「76」を背負い、若さあふれる指導を宣言した。

阪神では二塁で2度のゴールデングラブ賞に輝いたが、外野手の経験も豊富。
高野球団本部長は「オールラウンダーとして活躍した方」と、幅広い指導を期待していた。


阪神・梅野、引退した“ライバル”藤井の丁寧な指導に感謝 
サンスポ.

甲子園に荷物整理に訪れた阪神・梅野は13日、引退した藤井に感謝した。
「年が離れていましたけど、1年目からひとつひとつ丁寧に教えていただいた。感謝しています」。

同じ捕手というポジションでライバルという間柄だが、捕球体勢やミットの使い方など助言をもらったという。

若虎は14日にみやざきフェニックスリーグに向け、出発。
3年目の来季へ、正捕手定着を目指して再始動する。

サルメラ
今季オフ、藤井の引退即コーチ就任は、山田コーチの契約年数の都合で叶わなかったが、来年はきっと、戻ってきてほしい。

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