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金本効果で城島引退、そして小林宏は…

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虎・城島、1年の契約期間を残し引退へ

サンスポ
城島健司捕手(36)が今季限りで引退することが27日、明らかになった。
来季まで契約が1年残っているが、この日までに球団に申し入れた。
度重なるけがで今季は24試合に出場、打率・179、5打点、0本塁打だった。
金本知憲外野手(44)に続き、大物野手がタテジマのユニホームを脱ぐ。
 
不本意なまま城島がタイガースを去る。
城島が今季限りでの引退を伝えていたことが分かった。
複数の球団関係者が認めた。来季が4年契約の4年目となり、1年契約期間を残していたが、この日までに引退を申し入れていた。
 
城島は出場機会を求め、米大リーグ、マリナーズを09年に退団。
真弓監督にくどかれ、10年から年俸4億円の4年契約を結び、阪神でプレーしていた。
強肩強打を武器に1年目は打率・303、91打点、28本塁打の成績をマーク。
前年4位から優勝した中日と1勝差の2位とチームを押し上げた。
 
だが、シーズン途中に左ひざを痛め、シーズン終了後、半月板の手術を受けた。全治は6カ月で翌11年のシーズンは開幕絶望と見られたが、懸命なリハビリで間に合わせた。
このシーズンからけがとの戦いになる。
けがの影響が大きく、思い切ったプレーができなくなった。
右ひじ痛も発生し、送球も難しくなった。
同6月には2軍に落ち、同8月には左ひざのクリーニング手術を受けた。
このシーズンは1軍に復帰することなく、38試合に出場、打率・189、13打点、5本塁打に終わった。
 
左ひざに2度メスを入れた城島は右ひじ痛も重なり、昨秋捕手としてのプレーを断念。
球団も容認し、今春のキャンプから一塁手に専念していた。
開幕ベンチ入りを果たしたが、5月に座骨神経痛を発症。
2軍落ちし、腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けていた。
城島は今月16日、鳴尾浜でサンケイスポーツの「また来季もレギュラーを奪ってという気持ちか」という質問に対して「そんな話は今する話ではない。今、自分は復活を目指してやっている立場なわけだから。また、その時がきたらしっかり、話します」と答えていた。
 
球団は4年契約の最終年も契約する方針だったが、城島の意向を尊重する構え。28日にも球団から正式に発表される。
ダイエー、ソフトバンク、マリナーズ、阪神とプレーした大型捕手が、無念の思いとともにユニホームを脱ぐ。
 

引退会見から観客動員が増えた。
その金本の、これも〝最後のご奉公〟の一環か(笑)。
金本が引退するのに今のオレは、って気になってこそのプロとしての誇りだ。
さあ、小林はどうする?

 

阪神小林宏が戦力外

日刊スポーツ 9月16日
来季の戦力構想から外れていることが分かった小林宏投手(34)が来季の戦力構想から外れていることが15日、分かった。
11年にFA権を行使し、2年契約を結んだ。
藤川につなぐセットアッパーの役割を期待されたが、本領を発揮できなかった。
今季は1軍での登板が1度もなく、契約更新は見送られる方向だ。
FA移籍した小林宏がわずか2年在籍しただけで、来季の戦力構想から外れた。
 
小林宏はロッテ時代に先発&抑えで活躍。
10年オフには海外FA権を行使し、メジャー移籍を目指したが、有力なオファーがなく、挑戦を断念。
中継ぎ補強に力を注いだ阪神2年契約を結んだ。
しかし、新天地は苦難の連続だった。
 
昨年は藤川につなぐ「8回の男」として、セットアッパーの役割を託されたが、救援失敗が目立った。
42試合に登板し、1勝5敗、21ホールド、防御率3・00の成績で移籍1年目を終えた。
捲土重来を期した今季だが、復調の兆しが見られない。
現時点で1度も1軍に昇格することなく、開幕からの2軍生活から抜け出せなかった。
追い打ちをかける「事件」も起こった。
 
6月14日の阪急阪神ホールディングス株主総会では、株主から「外から城島や小林(宏)を呼んでも活躍していない。給料は高いのに、不良債権を抱えているだけだ」と名指しで批判された。
チームはBクラスに低迷する状況で、チャンスが与えられることなく、この日に至っている。
 
チーム再建が急務の阪神は、今オフに大がかりな改革を断行する方針だ。
すでに中村勝広GM(63)が就任。前夜には南信男球団社長(57)や和田豊監督(50)らを交えて、拡大編成会議を行った。
会議は深夜2時にまで及び、コーチスタッフや現有戦力の分析、見直し作業が進められた。
この日の昼食時にも、球団首脳が集まり、話し合いの場がもたれた模様だ。
 
大ベテランの金本が今季限りの現役引退を決断。
和田阪神2年目の再出発に向け、チームは投打ともに若返りを図る。
その流れに逆らうことができず、小林宏は2年でタテジマのユニホームを脱ぐことになる。
 
◆小林宏之=こばやし・ひろゆき
1978年(昭53)6月4日生まれ。埼玉県出身。
春日部共栄から96年ドラフト4位でロッテ入団。
先発、中継ぎ、抑えをすべて経験。
10年には自身初のクローザーとして29セーブを挙げ、日本一に貢献。
同年オフにFA宣言し、大リーグ挑戦を模索するが、最終的に阪神と2年契約。
移籍1年目の昨季は42試合に登板し、1勝5敗、防御率3.00。
今季は1軍での登板はなし。
2軍で23試合に登板し、2勝4敗2セーブ、防御率3.51。
通算成績は370試合に登板し、75勝74敗、29セーブ、防御率3.53。184センチ、79キロ。
 
 
城島が辞め、もし小林が辞め、ドラフトでもカネのかからない高校生を指名するというなら、
赤星、矢野、金本と、次々と功労者に引導渡してきたコストカッター・南球団社長も、
「これだけ財政緊縮したから、金本に引退勧めたけど、やっぱり撤回」
って……ムリか(笑)
 
金本のいないタイガース、
来季からおそらく球児もいない。
かつて野村監督が言ってた、
「このチームには〝シン〟になる選手がいない」という状況になる。
 
現GM・中村がかつての監督時代に後悔の弁を口にしたのは、
〝シン〟のスケールは金本比べかなり小さくなるが(笑)、平田を引退させたこと。
「彼がベンチにいなくなってチームの雰囲気がガラッと変わった。こんなに変わるとは思わなかった」―― 。
 
そう言えば、掛布はこんなこと言ってた。
 

 

虎OB・掛布氏、大放談!金本引退勧告するわ

サンスポ 9月1日
ミスタータイガースの提言を聞け!! 
阪神OBの掛布雅之氏(57)が31日、大阪市内でのトークイベントで和田阪神を切り刻んだ。
金本知憲外野手(44)には引退を勧め、和田豊監督(49)のさい配をバッサリ。
阪神の監督就任にも「要請があれば」と意欲を見せた。

長年4番を張ったミスタータイガースが、熱弁をふるった。
元毎日放送アナウンサー、角淳一氏とのトークイベントに出席した掛布氏がファンの前で、和田阪神の病巣に切り込んだ。
 
……
結果を出さない高給取りをバッサリ。
掛布氏は、ベテランに配慮して若返りを断行できない現状を批判した。
 
……
主砲として4番を張った掛布氏は球団が来季残留方針を固めている金本の引き際にも言及した。
 
掛布氏:
この40歳を超えて、特に、右の肩を故障してからの金本は、打つことも、投げることも、右投げ左打ちの右腕ってのは生命線なんですよ。
これは。この肩を痛めたというのはスイングでも痛めますから、スイングのバランス、絶対崩れる。しかも投げられない。
走者一塁で、ランニングホームラン。ああいう姿を見せてしまうと、あれだけ自分に厳しかった金本が、あそこで甘んじてゲームに出るわけでしょ。
チーム全体、若い選手のムードというのはたるんでくるんです。
これはね、僕、金本の野球にケチを付けるつもりはないんですが、4番を打ったバッターてのは、4番を打てなくなったら、僕はやめるべきだと思います。
若い選手にポジションを与えてあげるのが、チームの活性にもつながります。
過去の歴代の4番バッター見ていってもですね、王さんも静かにバットを置きました。長嶋さんも静かに置きました。
 
 
だから掛布はダメなんだ。
木を見て森を見ず―― 。
4番のプライドだけでモノを語り、チームを見ていない。
 
来季のタイガース、
宮本のいるヤクルトの上にいけそうな気がしない。

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