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大阪都抗争(黎明編)/兵庫選、蠢くプロパガンダ

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石破氏と橋下氏、参院選にらみ前哨戦…2市長選

読売新聞4月8日
兵庫県宝塚、伊丹両市長選が7日告示され、初日から自民党の石破幹事長や日本維新の会の橋下共同代表ら党大物が街頭に立つなど、夏の参院選に向けた前哨戦の様相だ。
特に、維新の会は大阪以外の首長選で初の公認候補を両市長選に擁立しての戦いとなるだけに総力戦で臨む構えで、他党は警戒感を強めている。
いずれも14日に投開票される。
 
「自民党は新しい日本をつくろうと取り組んでいる。パフォーマンス、人気取りではなく、実行力で選んでほしい」。伊丹市長選で推薦候補の応援に駆けつけた石破氏は7日夕、JR伊丹駅前で、昨年の衆院選で躍進した維新の会を念頭に、こう声を張り上げた。
隣には、以前、同市を選挙地盤にしていた小池百合子元防衛相が並んだ。
 
自民党幹部は「関西の『橋下人気』はすごい。参院選に向け、維新の会と対決姿勢を示す必要がある」と陣営の応援要請を受け入れた。
石破氏はこの日、両市内4か所で街頭に立った。
 
一方、阪急伊丹駅前で公認候補と並んでマイクを握った橋下氏。「自民、民主、公明の支援を受けては、何も改革はできない。
大阪では既得権のない市民が頑張ってくれたから(大阪府知事・市長選に)勝てた」と、与野党相乗りの現職を批判し、清新さをアピールした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

またもタイミング良く 維新の会所属議員の不祥事報道

維新の会が、伊丹市長選挙と宝塚市長選挙に候補者を立てた。
告示日には維新の会の橋下代表や自民党の石破幹事長が各陣営の応援に入り、厳しい選挙戦が繰り広げられている。
そのような環境の元で、「維新の府議が自民党所属時代に所得税控除を受けていた」と各マスコミが一斉に取り上げている。
 
維新幹事長の松井氏「脱法的な感覚持たれる」 
迂回寄付の府議批判
産経新聞4月9日(火)
日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は9日、大阪維新の会の宮本一孝大阪府議(42)=大阪府門真市選出=が自民党時代、党支部などを使って寄付を迂回させ所得税控除を受けていた問題について、「違法ではないが納税者から脱法的な感覚を持たれ、理解されない。猛省すべきだ」と批判した。東京都内で記者団の質問に答えた。
 
また、宮本氏が出馬を表明している6月9日告示、同16日投開票の門真市長選について「党として応援するということにならないかもしれない」と述べ、公認しない可能性に言及した。
 
宮本氏は自民党に所属していた平成21〜22年、少なくとも約640万円の寄付金を、自身が代表を務める自民党支部と後援会を使って迂回させ、最大約3割の所得税控除を受けていた。

 
 
このニュースを見て思い出すのが柏原市長選挙。
この選挙でも、選挙戦前に、「橋下市長の足元「維新の会」にいる体罰セクハラ常習だった元教師幹部」とのニュースが流れた。
 
 
 
橋下市長の足元「維新の会」にいる体罰セクハラ常習だった元教師幹部
『Jキャスト・テレビウォッチ/』 元木昌弘の深読み週刊誌』
2013/1/25
大阪市立桜宮高校の体罰問題は、橋下徹大阪市長の政治パフォーマンスの場となり、本質的なことが議論されずに終わってしまいそうである。
 
「週刊新潮」で京都大学の佐伯啓思教授が橋下的手法をこう批判している。
「橋下市長がかねてから目の敵にしていた教育委員会に圧力をかけたいという思惑も露骨に感じますが、いくらなんでも入試の中止や廃校の可能性にまで言及するのは無茶苦茶な話です。高飛車な姿勢はいつもと変わらないけれど、権力をあまりにも軽々しく行使し過ぎている。さらに、桜宮高校の問題では、お亡くなりになった生徒が絶対的な正義になっています。橋下市長は、被害者側のそうしたムードに寄りかかって過激な発言を繰り返している。その場合、橋下市長に反論することは簡単ではありません。だが、実態は、行政の長という立場まで利用し、正義の名を騙る暴力装置になってしまっているのです」
 
「週刊文春」も橋下市長が「教育の場を一瞬にして自己の政治的アピールの場に変えてしまった」と批判している。
1月21日(2013年)の朝、桜宮高校を訪れ、在校生に持論をまくし立てた橋下市長に保護者の一人はこう憤っている。
「子供によると、市長は教育委員会、教員、保護者を責める論に終始したそうです。最後に、生徒会長と女子ソフトボール部の主将が『勝利至上主義じゃなく、それ以外のこともきちんと教えてもろてるし、新入生と一緒に学校をよくしていく』という意見を言った。在校生から拍手が湧くと、市長は『その考えが間違ってる!』とバッサリ。いったい何のための場ですか」
 
さらに文春は「日本維新の会」の幹部に「体罰&セクハラの常習犯だった者がいる」と実名をあげて告発している。
 
「『じつは維新の会所属の府議、中野隆司氏(55)は中学校教師時代、体罰やセクハラで何度も問題を起こしているのです』(府政関係者)
中野氏は鳥取大農学部を卒業後、府立高校講師から中学校の正教員に転じた。八尾市と柏原市の四中学で理科の教鞭を取り、○七年に民主党の公認で府議選に初出馬して当選し、一昨年四月の選挙で「維新」に鞍替えして二期目に当選した。
ところが、以前から関係の深い岡本泰明柏原市長(73)が「禅譲」する形で中野氏は柏原市長選(二月三日告示)に出馬表明。市長選準備のため、昨年末に府議を辞職したばかりだ」
 
だが、彼には頭に血が上ると逆上して何をするかわからなくなる傾向があるというのだ。
 
「『学年教官室で、中野がある女子生徒を、学校中に響き渡るほど怒鳴り上げたことがあった。後で本人は「あいつションベン漏らしよったわ」と、女生徒を失禁させたことを自慢していました』(元同僚教員)
 
こんな証言もある。
『中野に激昂しとった教員がおったんです。理由を聞くとある女生徒から「中野先生にヤらせろと言われた」と相談されたというんです』(柏原市の教育関係者)」
中野が教師を辞めるきっかけになったのは体罰事件だった。
柏原市の別の教育関係者がこう語る。
「○二年の秋、文化祭と体育祭の団体演技の演目で、三年生の男子がソーラン節をやることになり、中野がその指導をしていたんです。その際、ある生徒がふざけていたのを中野がドついたんですわ。しかも、騒ぎを収めようとした生徒まで青タンが出来るほど殴つたんです」
 
 
以下は中野との一問一答。
 
――○二年の体罰は事実か。
 
『それは一応体罰として。捉え方は別ですけど、生徒さん、学校ときっちり話したうえでお互い納得して終わった話です』
 
――当初は承服できず、自ら辞職を申し出たと聞いているが。
 
『言ってない。そんなことで辞められないでしょ』
 
――セクハラ疑惑の二例がある(具体的に質す)。
 
『ないないない。そんな覚えはありません』
 
――今でも体罰は正しいことと思っているか。
 
『体罰はあってはならん。法律で決まってる』
 
――矛盾していないか。
 
『世間ではわからん教育現場の時代があったわけです。それは社会通念上理解されていることです。昭和五十年代とか、学校の荒れとかで。禁じ手というのか、それがなければ学校がどうにもならんという部分』
 
――これは十年前の話だが。
 
『私は二十三年やっていたから遡れば。平和な時代のクラブ活動とは別に考えてください』」
 
文春はこう結んでいる。
「維新内部にこんな人物を抱え込んでおきながら、桜宮高校事件で『正論』を振りかざし、自己ピーアールに余念がない橋下氏。まさに茶番劇である」
 
 
 
いつもいつも、タイミング良く選挙戦に大きな影響を与える時期に出てくる。
まさに、「絶好のタイミング」で出てきたこのニュースが二つの市長選挙にどのような影響を与えるのか。
 
選挙は戦(いくさ)。世が世であれば命を取られる戦い。
これは、橋下徹が良く口にする言葉であるが、まさに、政治の世界は「勝つためには、なんでも有り」の世界。
柏原市長選挙では、「体罰教師」とマスコミに取り上げられ維新の会から出馬した中野氏が圧勝した。
果たして、今回の「所得税控除問題」は選挙にどのような影響を与えるのだろうか。
マスコミの維新の会への誹謗中傷的な記事が反乱する中で勝ち続けて来たのが維新の会。
今回も勝利を収めるのかか注目される。
 
 

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