Quantcast
Channel: SALUMERA
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2520

阪神5-6広島、3回戦、広島2勝1敗、29日、甲子園/守乱

$
0
0

阪神、九回2失点で逆転負け 秋山は4失点

サンスポ
阪神が逃げ切りに失敗して逆転負けを喫した。
同点の八回に1点を勝ち越したが、九回に5番手・久保が味方のエラーも絡んで2失点。
土壇場で試合をひっくり返された。
今季初登板初先発の秋山は5回2/3を4失点だった。
 
初回に先制を許した阪神は二回、一死満塁から藤井彰の中前適時打で追いつくと、なおも満塁から秋山の痛烈な投ゴロをバリントンが二塁方向にはじく間に三走・福留が生還して2-1と逆転。
西岡の四球で再び満塁とし、大和の中前2点打でリードを3点に広げた。
 
4-4で迎えた八回には、一死から鳥谷の左中間を抜ける二塁打とマートンの右前打で一死一、三塁と好機を広げ、福留の三ゴロの間に鳥谷が勝ち越しのホームを踏んだ。
 
だがこの1点を守りきれなかった。
九回は久保がマウンドに上がったが、一死二塁から菊池の右飛が風で押し戻され福留がキャッチできずに二、三塁のピンチ。
続く丸を歩かせ満塁策を選んだが、広瀬の三ゴロを守備固めで入った坂が弾いて5-5の同点とされた。
松山を左飛に打ち取って二死としたが、次打者・梵に決勝となる右前適時打を浴びて5-6で逆転負けとなった。
 
先発の秋山は一回、菊池に左越え2号ソロを許して1点を先制された。
六回には二死一、二塁とピンチを広げ、松山に右前適時打を浴びて4-2。
ボールをキャッチした右翼手・福留が好判断で二塁に送球し、松山を二三塁間で挟むも、鳥谷がタッチの際にボールを落球。
秋山は走者を二、三塁に残して降板すると、2番手・鶴が梵に中前2点二塁打を許して4-4の同点とされた。
 
この日の秋山は5回2/3を投げて94球、6安打4奪三振4失点(自責2)で勝敗はつかなかった。
 
 
ホームインした後、足を気にしてた秋山。
中西・投手コーチがマウンドに行くほどだから、無問題なワケはなかろうが、それでかえって力が抜けて、そこそこの好投を見せた。
今日は負けたが、このアクシデントで得た〝コツ〟をモノにできるか?
 
鳥谷ポロリで、福留の好返球も、秋山の勝ちも消えた。
福留といい、西岡のファインプレーを無きものにしたこないだの新井といい、
メジャー帰りの選手のプレーに、
タイガースに元からいた選手がついていけてない。
恥ずかしい…
 
代走要員として上がってたはずの田上が走塁ミス、そして今度は守備要員で入った坂のエラーが敗戦を見事なまでに決定づけた。
守り勝つ野球を目指すべきチームが、この守乱では負けてもしょうがない。
きっと、運を持ってる藤浪に、今日の分まで取られたのかもしれない(笑)。
 
今季、初めて安藤・福原・久保の継投で失点…っていうか、リリーフ陣初めての失点じゃなかったっけ?
あれだけ守備が足引っ張ったらしょうがない。
最終回、福留は打球を見誤るし、ベンチの敬遠策も裏目に出たし、
ついでに言えば、たしか久保は、デーゲームに弱かった…
まあ、明日勝ったらいいや。
 
…藤浪がケガしないでいてくれたら、今シーズンは多くは望むまい(笑)。
 
え、雨?
やっぱ、勝っときたかったな。
 
 
 
 

虎守乱…鳥ポロリ、福留お見合い、坂ファンブル

鳥ポロリ、福留お見合い、坂までも…。
阪神は守乱で広島に逆転負け。
九回は福留&坂、六回には鳥谷が拙守。
今季最多4万6108人のファンが集まった甲子園で赤っ恥だ。
和田豊監督(50)は「ホームグラウンドやからね」と怒りをにじませた。貯金2に逆戻り。勝てる試合を落とすようでは、巨人に追いつけんわ!!
 
右翼・福留の打球を追う姿は、明らかに千鳥足だった。
視界に中堅・大和が入ったうえに、強風のためボールが上空で揺れていた。
動きを止めた福留は慌てて前進したが…。
白球が2人の間にポトリと落ちる(記録は二塁打)。
ジェット風船を膨らませていた虎党から悲痛な声があがった。
今季最多の4万6108人を詰め込んだ甲子園で、まさかの守乱3連発。
痛恨の逆転負けだ。
 
「久保に申し訳ないことをした。大和の動き? 視界には入るよ。でも、アレは俺がいってやらないといけなかった」
福留は、沈痛な表情で今季初黒星となった守護神にわびた。
 
【その(1) 福留お見合い】 
1点リードの九回一死二塁。広島の2番・菊池が高々と舞い上げた打球は右中間へ。
名手2人が譲り合い、二死二塁となるはずが一死二、三塁。
バッテリーは満塁策を選択し、丸を歩かせたが、次なるミスが待っていた。
 
【その(2) 坂ファンブル】 
広瀬が放った痛烈な三遊間へのゴロ。この回から守備固めで三塁に入った坂が捕球体勢。
1点差で逃げ切り目前と思いきや併殺を焦ったのか、まさかのファンブルだ。
虎将は「難しい打球だったけど何とかしてほしかった」と厳しい表情。
同点とされ、久保は二死後に梵に、勝ち越しの右前打を献上した。
 
【その(3) 鳥谷ポロリ】 
3点リードの六回二死一、二塁。松山の右前打で右翼・福留は本塁送球を断念し、遊撃・鳥谷に送球。思い通りに一走・広瀬を二、三塁間で挟んだが、タッチにいった鳥谷がポロリ。
背番号1は「グラブが蹴られた」と話したが、和田監督は「痛い? あそこもそうだ」。
このあと二死二、三塁で、2番手・鶴が、右中間へ2点二塁打を浴び、同点とされた。
 
勝てば今季初の貯金「4」だったが、4度目の挑戦でも失敗。
前日28日は黄金ルーキー・藤浪晋太郎で勝って、チームも一丸ムードとなったのに、乗れそうで乗れない。
開幕直後は、驚異的なペースで勝ち続けた巨人の勢いがとまりつつある。
中日に敗れて4連敗だ。
いま、セ・リーグで貯金があるのはTGだけ。
残り4チームは、けが人が続出するなど戦力の立て直しに必死だ。
直接対決で3勝2敗1分けと唯一勝ち越しているのは虎。
勝っていれば、巨人とのゲーム差は「2・5」だった。
 
「ホームグラウンドやからね」
指揮官は、同じセリフを2度繰り返し、ミスのオンパレードで敗れたことへの怒りをにじませた。
明らかな自滅―― 。
こんな負け方をしていれば、巨人を追撃なんて無理だ。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2520

Trending Articles