ローテ生き残りへ!阪神・岩田、ラストアピール
11日のヤクルト第2戦(松山)に先発予定の阪神・岩田稔投手(29)が9日、松山坊っちゃんスタジアムのブルペンで調整した。交流戦はローテ5人制となる方向だけに、生き残りをかけたマウンドとなる。また中西清起投手コーチ(51)は、「安藤→福原」の形にこだわらずに中継ぎ陣を再編することを話した。波に乗っているチームの中で、崖っぷちに立たされた男がいる。11日に先発予定の岩田だ。ローテの枠が「1」減る交流戦に向けて、決意の言葉を口にした。「勝つこと? それが1番。やっぱりチームが勝たないと」この日は坊っちゃんスタジアムのブルペンに入り、調整した。14日から始まる交流戦。2連戦ごとの変則スケジュールのため、ローテは5人で回す方向だ。そうなるとメッセンジャー、スタンリッジ、能見、藤浪。残る1枠を、榎田と争うわけだが…。榎田は8日の巨人戦(東京D)で7回で8四死球を出しながら要所は抑え、無失点で乗り切った。一方の岩田は開幕から立ち上がりの不安定さを露出し、3連敗。2軍降格も味わい、4日のヤクルト戦(甲子園)で今季初勝利を挙げたばかり。現状では「6番手」といえる立場だ。ただ、岩田は昨季も、今季と同じように開幕から3連敗しながら、交流戦では4試合に登板し、3勝0敗。チームの交流戦の勝ち頭となった。近年、交流戦では苦しむ虎だけにパ・リーグとの相性の良さは捨てがたい。だからこそ、まずは11日にきっちり結果を出すことが不可欠だ。「前回はしっくりときていない部分があった。探り探りだった状態。今回は(投げる)ゾーンを下げていきたい。(前回と同じヤクルト戦だが)相手で投球を変えるというのは一切ないです」背番号21がラストチャンスに猛アピールし、パ・リーグと戦う“切符”をもぎ取る。阪神、中継ぎ陣再編へ!中西C「加藤や筒井を」
白星こそもぎ取っているが、試合終盤に、開幕直後のような安心感がない。中継ぎ陣の再編へ。阪神・中西投手コーチが新たな手を打つ。「今までのように七回は安藤、八回は福原と決まって出すことはないと思う。そこに、加藤や筒井をかましていく可能性はある」4月を終えた時点で、ともに防御率0・00と最高のスタートを切った2人だが、5月に入り、さすがに少し“お疲れモード”。安藤は4日のヤクルト戦(甲子園)で2失点、試合は1点差で勝ったが、ピンチを招いた。福原も5日(同)に2失点で逆転を許し、8日の巨人戦(東京D)でも八回に村田にソロを浴びるなど安定しない。そこで白羽の矢が立ったのが、左腕の2人。左肩痛から4月18日の巨人戦(甲子園)で復帰した筒井は8試合でいまだ無失点。8日の巨人戦は延長十二回に登板して今季初セーブを挙げた。もう1人は34歳のベテラン加藤。昨季41試合で防御率0・83を残し、今季も11試合で同0・93と安定している。右2人に左2人を絡めることで、立て直すつもりだ。4試合連続失点中の久保については「守護神ですから。そこを崩すとぐちゃぐちゃになる」と不変を強調。まずはセットアップ陣を整備し、一気に貯金を増加させる。
抑え久保には不安も不満もあるが、ここに至って変更はあり得ない。
まあ、そういう固定観念もどうかと思うが、
好意的に見れば、久保の抑え失敗には、常にエラーがからんでる。
エラーさえ出なければ…
交流戦はローテを5人で回すことになる。
岩田以外は調子よく、他に降格させれる投手はいない。
岩田にセットアッパーを任せ、抑えの適性をはかるか、
それとも、
メッセンジャーか能見をローテから外し抑えにまわし、
交流戦で相性のいい岩田を入れるか…
交流戦では打撃のいい選手をDHに入れる発想より、
新井をDHにしてファースト良太、サードに守備のいい坂。
打順は坂2番で大和6番はどうか?
『す・またん』(読売TV)金本:大和は勝負強い。すごくチャンスに強い選手。勝負が決まってからしか打てない新井とは大違い(笑)。僕は大和は確実性を求められる2番より、6番とかを打たせたい。それでたまったランナーを返すポイントゲッターのほうが大和にはあってると思う。