慰安婦問題についても、もっと日本人は歴史を勉強すべきだ。自己を正当化するためでない。不当に侮辱を受けることを避けるために。戦争は悲劇だ。戦争は避けなければならない。これは当たり前だ。ただ戦時における兵士の性はどのように解消していたのか。日本だけが特殊だったのか。戦争になれば、世界各国の軍は、兵士の性の問題に頭を悩ます。この戦場での性をどのようにコントロールするかは軍をマネジメントする最大の課題だ。これは厳然たる事実。米軍だけは、自由恋愛の「建前」を貫いている。しかしそれは建前であることは皆知っている。第二次世界大戦においての日本の侵略や植民地政策の評価はしっかりと受け止め、周辺諸国に対して反省とお詫びをしなければならないのは、敗戦国として当然だ。ここに言い訳を入れることは敗戦国として許されないだろう。それに加え、戦場での性の問題について、日本は他国と比べて特殊性があったのか。慰安所での慰安婦の生活や、慰安婦の心情をみるに、それは大変不幸なことであり、筆舌に尽くしがたい。このようなことが二度と起こらないようにするのは当然だ。ただ朝鮮人慰安婦だけでなく、日本人慰安婦もたくさんいた。なぜ朝鮮人慰安婦だけが取り上げられるのか。日本軍の戦場での性の対応の仕方は、当時の他国軍の対応の仕方として、特殊性があったのか。悲劇であるにせよ、今は日本軍だけが特殊な対応をしていたと世界では見られている。反省はしなければならないが、事実として違うのであればそれは言わなければならない。日本軍と世界各国の軍との違いとして今言われているのは、暴行・脅迫・拉致を用いて、強制的にそのような仕事に就かせたかどうかだ。しかしここは今のところはっきりしていない。軍が施設を管理し、意に反して慰安婦になった方が悲惨な境遇であったことは確かだが、これは他国の軍でもある話だ。戦場の性の対応として、軍管理の慰安所が設けられ、そこで意に反してそのような仕事に就かなければならなかった女性がいたことは悲劇であり、繰り返してはならない。しかし、当時は、その必要性から、世界各国の軍が慰安所なる施設を活用し、公のものでなければ現地の娼婦に委ねていた。これが現実だ。日本軍も他国の軍と同じように、管理の慰安所を活用していた。軍管理の施設を活用しない米軍は「自由恋愛」の建前を貫いて現地女性を活用した。これらは戦争の悲劇であり繰り返してはならない。しかし日本だけが世界各国から国を挙げてレイプをしたと非難されている。ここは違うと言わなければならない。加えて僕が米軍に進言したのは、きちんと米兵の性的エネルギーをコントロールして欲しいと言うこと。これは時代を超えて、軍のオペレーションの最大の課題。そして法律上認められている風俗業の活用を持ち出したが、批判する人は風俗業を知らないだろうな。風俗業=売春業と早合点して、そんなことは法律では許されていない!と言う声。うちの母親もすぐにメールしてきた。今の法律では売春業は認められていない。しかしそのレベルに達しない所で、風俗業が法律上認められている。要は最後の性行為に至らないところでの風俗業。批判者は、風俗業=売春業=性行為と短絡的に考えているね。日本人は賢いから、性行為に至る前のところで、知恵をこらしたサービスの提供を法律の範囲でやっているよ。そして今の日本の現状からすれば、貧困からそこで働かざるを得ないという女性はほぼ皆無。皆自由意思だ。だから積極活用すれば良い。もし昔の時代のように、貧困から意に反して風俗業で働いている女性が多いと言うのであればそもそも風俗業自体を禁止にしなければならない。しかし今の法律ではそうは考えていない。昔の身売りの時代とは異なる。女性も自ら考えて職に就いている。嫌なら他の仕事に就けばいい。それが日本の風俗業の現実。兵士の性をどのようにコントロールするか。それはいつの時代にあっても軍のオペレーションとしての最重要課題。だから沖縄の米軍基地を訪問したときにもう少ししっかりとやって欲しいと司令官に言ったんだ。法律上認められている風俗業を活用してはどうかと言ったら拒否された。売春じゃないんだけどね。しかし日本の識者と言われる人も、人の話を聞かないね。吉永みち子さんも、全く人の話を聞いていない。「当時は必要だった」と、今容認していることは別でしょ。僕も今は容認していない。ただ当時の戦時下においては世界各国の軍でどうだったのか。日本だけが特殊だったのか、そこを指摘したんだ。アメリカの国防総省からも、アメリカ軍は買春を拒否するとコメントをもらった。買春なんて誰も言ってないでしょ。日本の法律で認められている風俗業は買春でないことくらい国防総省は知らないのかね。買春は日本でも認められていない。繰り返すが、日本には法律上認められている風俗業が存在する。「沖縄に米軍基地は必要だ。米軍が日本の安全保障に貢献してくれて感謝している。しかし、沖縄で米軍が犯罪を犯す度に米軍への反感の念が強くなる。特に性犯罪については。もっと兵士の性的エネルギーをコントロールしてくれないか。法律上認められる風俗業の活用はどうだ」と言ったんだ。アメリカでは風俗と言えば即買春なのか。そんなことはないだろ。買春は日本でもダメだ。しかし買春でない法律上認められた風俗業が存在する。特に沖縄では米兵が日本人に対して性犯罪を犯す度に、日米間の信頼関係ががた崩れになる。これが基地問題にも影響する。だから建前論ではなく、本気で兵士の性的エネルギーをコントロールするための策を講じて欲しいと言ったんだ。法律上認められた風俗業の活用のどこが悪い。その業が、そもそも女性の人権を侵害していると言うなら、風俗業は全面禁止だろう。女性の人権侵害と言うなら、風俗業の全面禁止を主張すべきだ。
要約すれば、
いつまでも臭いものにフタするな、
キレイごとばかりで歴史を捏造してるのはどっちだ、
ということ。
フーゾクという文化は、日本独特のグレーゾーンが生んだ文化。
シロクロをハッキリさせたいアメリカ人には認めることのできないタブー。
ウンザリするよな現実逃避。
今回のことについて、堂々と橋下批判をする日本人が、
まるでハダカの王様の周りにはべる恥知らずに見える。