橋下氏の発言に水道橋博士が激怒、生放送中に番組降板
スポーツ報知 6月16日15日に生放送されたテレビ大阪の討論番組「たかじんNOマネー」(土曜・後1時)で、レギュラー出演者のタレント・水道橋博士(50)が突然、番組降板を表明するハプニングがあった。ゲスト出演した日本維新の会共同代表、橋下徹大阪市長(43)が「小金稼ぎのコメンテーター」と発言したことに激怒し「今日で番組を降ろさせていただきます」と放送中に退席。番組では従軍慰安婦発言に関する論戦が繰り広げられていたが、思わぬ事態に発展した。発端は、冒頭の橋下氏のひと言だった。同番組では従軍慰安婦に関する橋下氏の一連の発言問題に関し、今月1日の放送で視聴者投票を実施。視聴者の約8割が「問題なし」と回答した結果を受け、橋下氏は「有権者は冷静ですよ。小金稼ぎのコメンテーターとは違います」と言及。水道橋だけを直接意図した発言ではなかったが、これが導火線となった。水道橋はその後「(慰安婦に関する発言は)どのタイミングで発するべきか、みんなちゃんと計っている」「言葉を選んで言わなきゃダメ」と橋下氏を批判。しかし、放送中盤、橋下氏から「元慰安婦が国家補償を求めている。それを認めるべきですか?」と難題を突き付けられ、「僕に聞かれても答えられない。オレただのタレントですよ」と、封じ込められる形になった。序盤は威勢よく論戦を挑んだ水道橋だが、後半20分間は無言。不満が募ったのか、番組終盤「橋下さんが『コメンテーターは小金稼ぎ』と言ったんで、僕、今日で降ろさせていただきます。(小金稼ぎとは)違います。3年間ありがとうございました」と、怒りに震える様子で席を立った。水道橋は、橋下氏が文楽協会への補助金削減の方針を打ち出した昨年も、ツイッター上で直接論戦した経緯がある。生放送後には翌週分も収録予定だったが、これもキャンセル。記者から「本当に辞めるのか?」と問われると、険しい表情で「はい」とだけ言い残し、タクシーで同局を後にした。同番組の徳岡敦朗プロデューサー(48)は「番組としては慰留したい」と、週明けにも所属事務所側と調整する方針。水道橋の所属事務所では「まだ本人と直接会って話せていません。時間をおいて、落ち着いたところで話し合って結論を出したい」とした。番組終了後、水道橋は自身のツイッターに「かつて本人がサンジャポの生放送でやったことをやった」と投稿。橋下氏がタレント弁護士時代、TBSの生放送で番組降板を宣言したことを引き合いに出した。その後、ツイッターで「『小金稼ぎの』は撤回します。すみませんでした」と謝罪した橋下氏に対し、「こちらこそ、すみませんでした。わかりあえないこともわかってください」と応じた水道橋博士 降板ヤラセ説否定「2本目のアンケートも書いていた」
スポニチアネックス15日のテレビ大阪「たかじんNOマネー」(土曜後1・00)の生放送中、ゲスト出演した橋下徹大阪市長(43)の「小金稼ぎのコメンテーター」発言に怒りを示して降板を宣言し、スタジオを退出したタレントの水道橋博士(50)が16日、ニッポン放送「青山繁晴・水道橋博士のニッポンを考えナイト」(後6・00)に生出演した。
番組冒頭「一番、僕、生はまずいっていう。しかも最後まで僕いるかどうか分からない。降板する可能性が」と自らの騒動をネタにした博士。この日、降板が最初から決まっていたとする“出来レース説”には自身のツイッターで「2万%ない」と否定したが、ラジオでも「きのう(15日)3本収録の1本目で、生放送中に降板しましたけど、2本目のアンケートなんか全部、書いてましたから」と再度ヤラセ説を打ち消した。
@t_ishin@s_hakase怒ったというより、タカジンがほぼ再起不能、というか、あるいはテレビに飽きたのか、ともかくテレビ復帰の可能性が乏しい。勝谷もだが、博士にせよ、どうせ先が知れた番組だから、というのを見越した行動。
視聴率を上げるための最後のご奉公でしょう。
@s_hakase橋下です。「小金稼ぎの」は撤回します。すみませんでした。ただ政治家である僕らは常に責任を負っていることを理解して下さい。元慰安婦の方への補償の要否について、大谷氏も須田氏も答えることができませんでした。それで済むのがコメンテーターです。大谷氏は現時点では答えられないと逃げますが、僕らはそれができません。現時点の状況で見解を述べなければなりません。前々回の放送の時、大谷氏は僕の発言について吐き気を催すと。須田氏は橋下は賞味期限切れで選挙目当ての発言だと。博士さんは、歴史的事実についてはメディアや専門家の意見を聴くべきでそれを初めからバカだと閉ざすのはおかしいと。しかし本日全て反論しました。博士さんも事実誤認に基づくコメントでした。僕は「歴的事実を明確化すべき。それは日韓双方の歴史家に共同でやってもらうしかない。そして日本政府は河野談話や2007年の閣議決定で、国家の意思として女性を拉致した・人身売買したという事実をあいまいにしている。」との主張です。この点、須田さんも事実誤認。僕は一貫して、「僕は歴史家じゃない。今の日本政府が出している見解では、国家の意思として女史を拉致した・人身売買をしたという事実は明確になっていない」と主張しています。大谷氏は論外で、慰安婦問題について何も知識がないことが分かりました。このような状況で、テレビという公共の電波で言いっ放しのコメントを言う。それに対して僕は批判したのです。博士さんの意見も一つの意見です。今僕の発言によって国益を害している。橋下じゃなくてしかるべき人が外交努力をしているのにそれをぶち壊した。このようなことはツイッターで言うべきではない。しかしこれからはネットでの選挙運動は解禁になる流れです。ツイッターを低く見る理由はありません。博士さんは新聞に寄稿したらいいと言われましたが、政治家が寄稿したからと言って新聞は掲載する義務はありません。それこそ報道の自由なのです。博士さんは、テレビや雑誌を使って僕を批判しますが、僕が主張できるのはこのツイッターのみです。これは権力者に強大な発信ツールを与えない民主国家のルールの中で、ツイッターのみが唯一政治家の発信ツールです。特に野党政治家においては。僕の発言で国益が害されているというのは見解の相違でしょう。これまで日本はこの問題できちんと日本の立場を主張してこなかった。その結果が現状です。黙っていれば分かってもらえるという世界ではありません。僕の発言が国益に反するかどうかは、これは有権者が判断すること。僕らは選挙で審判を受けます。それで身分を失います。しかし、コメンテータはそのような審判を受けませんよね。そこが政治家との決定的な違いです。それと僕の場合には、どれだけ世間から批判を浴びようが、では辞めますとは言えません。コメンテーターの場合にはそれが言えることを博士さんが示してしまいました。博士さんは、僕がかつてTBSサンジャポを降板したことを引き合いに出されていますが、あのときは責任をとって辞めました。しかし今回の博士さんは責任をとったのではなく、批判をされて辞めたのですよね。僕の場合と決定的に異なります。政治家は責任を負います。どれだけ難しい問題でも見解を出すことを逃げることはできません。大谷氏も須田氏も、この件で何か見解を述べれば必ず批判が出ることを知っているから自らの見解を示さないのです。そして僕を批判するだけです。前回にも言いましたが、僕がいるところでなら人格攻撃をしてきても構いません。その場で言い返せますから。しかし皆さん僕のいないところで人格攻撃をしてきたり、事実誤認に基づく批判をしてきます。そしてテレビを使って間違ったコメントを流しても、その後何の責任も問われません。大谷氏は僕がいないときには人格攻撃。そのことが積み重なり「小金稼ぎ」と言ってしまいましたが、これは撤回し、お詫びします。僕は小金稼ぎと言いましたが、博士さんは相当高いギャラをもらっていたから怒られたと理解しておきます(笑)慰安婦問題についても、韓の歴史家が共同作業で、日本が国家の意思として女性を拉致し・人身売買したのか否かの事実を明確化するしかない。大谷氏や須田氏は、そんなことをやっても水掛け論争になり、事実は明確化しないだろうと言う。しかし何もやらなければ何も動かない。日韓の歴史家の共同作業をもってしても100%事実が明確化しない場合もある。それでも今より少しでも明確化すれば前進だ。なぜコメンテーターは批判ばかりして物事を少しでも進めようとしないのだろう。批判のための批判では、結局何もしない、現状維持になる。政治は一歩でも前に進めるためのものだ慰安婦問題についても、日韓の歴史家が共同作業で、日本が国家の意思として組織的に女性を拉致し・人身売買したのか否かの事実を明確化するしかない。大谷氏や須田氏は、そんなことをやっても水掛け論争になり、事実は明確化しないだろうと言う。しかし何もやらなければ何も動かない。日韓の歴史家の共同作業をもってしても100%事実が明確化しない場合もある。それでも今より少しでも明確化すれば前進だ。なぜコメンテーターは批判ばかりして物事を少しでも進めようとしないのだろう。批判のための批判では結局何もしない、現状維持になる。政治は一歩でも前に進めるためのものだ。重要なことは日韓の歴史家での共同検証作業です。これまでは日本、韓国の別作業でした。韓国サイドは日本が国家の意思として拉致・人身売買した事実の証拠があると主張しています。RT @ikedanob: 事実関係は吉見義明氏も含めて合意しているので、今さら調査しても何も出てきません。でもやれなければ何も動きません。100%でないにしても、色々な事実が表に出てくるでしょう 。韓国サイドにも反論権を与えた上で、日本の歴史家に頑張って欲しい。RT @noririn0610: @t_ishin残念ながら、共同作業はうまくいかないでしょう。慰安婦問題に焦点を当てた共同検証作業はないです。そんな中で河野談話、2007年の閣議決定によって事実があいまいになったままです RT @akazuki1287: @t_ishin@ikedanob共同検証作業は昔からやってたけど、完全に頓挫してますね。そうです。韓国サイドの証拠は主に証言。その信用性の検証になるでしょう。 しかしそれは日韓共同でやることに意義があります。このようなこともコメンテーターの多くは知りません。RT @ikedanob: 物的証拠はないので、「証言」の信用性だけです昨日も大阪往復、今日も大阪往復。風邪の中、とんぼ返りの毎日。小金も出ない(笑)。まぁ、今回の「たかじんnoマネー」の件、小野(水道橋博士)も話題になるポイントを心得ているし、世間の耳目を集め(特に、大阪はああいうの好き)、たかじんさんが欠席されて視聴率や話題性にどちらかと言うと欠ける中、何とか番組を盛り上げようと言う戦略やプロ根性は中々である。出来れば、今回はお互い直ぐに謝ることせず、番組的にはもうちょっと引っ張って欲しかっただろう。to be continues.