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橋下慰安婦舌禍騒動/あの問題会見をロクに聞きもせず語るヤカラが多過ぎるⅡ

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過激な橋下徹氏が日本の政界で生き残れる理由
中国報道

Yahoo!ニュース 2013/05/17(金)
思ったことをずけずけと口にするのは日本の政治家共通の欠点だ。
橋下徹氏は公然と「慰安婦必要論」を主張、世間を驚愕、憤慨させた。
中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
以下は同記事より。
 
 
≫≫≫  
橋下氏の政治生命がこれで大きな影響を受けることはないだろう。
日本の政治はすでに病んでいるからだ。
橋下氏に対する日本国民の評価は大きく分かれる。
正規雇用でない若者や大阪市内の低所得層など多くの支持者をテレビで目にする一方、東京で官僚や学者と交流すると彼らは橋下氏の奇怪な論調を鼻であしらう。
ただ、こうした論争が存在する橋下氏だが意外にも日本の政界で生き残れ、しかも多くの支持を得て日本の第3党の共同代表にまでなっている。
 
 
一般的な政治家と違い、橋下氏の発言や問題に対する考え方はいたって簡潔だ。
言い間違いで謝罪も多い。
大阪市営バスの経営難に対し、橋下氏の解決策は赤字路線をすべて廃止。
足の不自由な高齢者がバスが減って日常生活に支障をきたしてもおかまいなし。
日本の危機的な財政状況に対し、橋下氏が提言した方案は相続税100%徴収。
この政策が現実的に実現可能かどうかなどもちろんおかまいなしだ。
 
ただ橋下氏は長期的な不景気を背景に、社会の現状に対する弱者層の強い不満というゆがんだ心理を巧妙につかみ、無責任で常識を顧みない、向こうみずな改革を次々と提言し、その革命ともいえる方案が一部の国民から支持を得ている。
 
橋下氏は票の力を知り尽くしている。
票が集まりさえすれば、合法的なリーダーになれる。
票集め、人気取りのためなら過激な発言も決して惜しまない。
 
橋下氏が突然持ち出したいわゆる「慰安婦必要論」はやはり選挙を念頭に置いているとの見方がある。
参院選を前に橋下氏と石原氏が共同代表を務める日本維新の会の支持率は足踏みしている。
橋下氏はわざと論議のある話題で有権者の興味をひきつけ、支持率アップを図ろうとしている。
でなければ石原氏も橋下氏を後押しするはずがない。
 
日本の政治にはかなり失望する。
安倍首相は参院選のために憲法改正をめぐる議題を操作し、橋下氏は選挙のために慰安婦問題で放言を吐く。
日本の政治家は個人の利益のため、党の利益のためなら国の長期的利益をまったく顧みない。
閉口するのは、どんなに保守的で極端な政治家でも日本の政界では生き残れることだ。
 
一部の有権者は不景気で仕事がなく、給料が減り、さらに解雇されるなどして、政治に対して真剣で厳粛な姿勢ではなく、ほらやきれい事、痛快な発言にいとも簡単に票を投じ、パフォーマンス上手な政治家を好む。
日本の政治のこうした奇病は根絶しなければ、今後どんな奇妙な現象が出てくるかわからない。(編集担当:米原裕子)
 

 

橋下徹はトリックスターか

未来検索ガジェット通信  2013年5月16日
今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
 
■橋下徹はトリックスターか
橋下徹を見ていると、彼はトリックスターなのだなと思う。
トリックスターというのは神話とかに出てくる破壊と創造の体現者。
それまでの秩序を破壊しながら、あらたな秩序を打ち立てていく。
 
トリックスター (英: trickster) とは、神話や物語の中で、神や自然界の秩序を破り、物語を引っかき回すいたずら好きとして描かれる人物のこと。善と悪、破壊と生産、賢者と愚者など、全く異なる二面性を併せ持つのが特徴。
(Wikipedia)
 

 
たとえば日本神話のイザナギ&イザナミの話もそうだと思うんだよね。
死んでしまったイザナミを探しにイザナギは黄泉の国(出雲)にやってくるのだが、そこで半分腐敗したイザナミの姿を見て驚き逃げ帰る。
イザナミは怒り狂って追ってくるが、なんとかイザナギは逃げ切る。
イザナミは報復として「これからおまえの国の人間の命を1日1000人奪うことにする」と宣言する。
その時から人は毎日大勢死ぬようになったのだ、と。
つまりイザナギの行動から「人は死ぬ」という新たな秩序が生まれたわけだ。
 
スサノオ(アマテラスの部屋に皮を剥いだ馬の死体を投げ込んで雲隠れさせた人ですな)が、「母(イザナミ)の国に帰りたい」と出雲を目指すところから、たぶんイザナミとかは出雲出身で、イザナギの国(おそらく後の邪馬台国)に嫁いで来ていたのだろう。
しかし死んだか、殺されたか、誘拐されたのかイザナミは出雲に返された。
それを不満に思ったイザナギが出雲にやってきた。攻め入ったのかもしれない。だからこそ逆に出雲は軍勢を率いてイザナギを追いかけてきたわけだ。
 
話がそれたけど、ネットの人気者もそういう人が少なくないように思う。
ひろゆきや堀江貴文。
まさに愚かであり賢者であり、破壊者であり、創造者でもある。
二面性というのは、ようは従来の基準では測れないもの。
本体は四次元空間にあって、その一部が三次元空間にちょっとだけ覗いているような(笑)。
だから熱烈な支持者がいる一方で、猛烈な批判者も同じぐらいいる。
 
橋下徹が従軍慰安婦に足を突っ込んだのは、選挙対策だろう。
とにかく騒ぎを起こして注目を集めようというこれまでの彼の戦術と、自分の損得のために日本の、特に外交にからんだ、問題を利用するなと言いたい。
国内問題なら取り返しがつくけど、外交はそうはいかないからね。
 
でも一方で、これまでウヤムヤにしていた問題を、トリックスターがかき回すことで、新たな秩序が生み出されるかもしれない。
それに期待する人もいるだろう。
 
破壊がなければ前に進めない。
ゴルバチョフのソ連改革も結果的には失敗してしまったけれど、それでソ連(ロシア)は次の段階に進めた。
ゴルバチョフが改革に乗り出さなければ、いまも停滞した全体主義社会のままだったかもしれない。
 
同様に二大政党制を目指して俺は数年前に民主党政権を支持した。
結果的に失敗だったけれど、それで日本は次のステップに進めた。
だらだら自民党政権が続いていたら、いまのような強力な自民党政権は生まれなかったのではなかろうか。
民主党政権の失敗の反動で、自民党への支持が集まったわけで。
 
・・・・・・
 

 

橋下徹 「オスプレイ受け入れ」で政治家生命は一巻の終わり

 (日刊ゲンダイ) 
「安全保障」でパフォーマンス
八尾は猛反発、米軍はノーサンキュー
新型輸送機「オスプレイ」の訓練の一部を、八尾空港(大阪府八尾市)で受け入れるとブチ上げた橋下徹・大阪市長。
維新の会の松井一郎・大阪府知事らと官邸に乗り込み、TVカメラに囲まれていたが、これほどフザけた男は見たことがない。
実現性は「ゼロ」で、ただのパフォーマンスなのである。
 
まず、八尾空港の滑走路は1490メートルで手狭。
離発着するのはセスナと小型ヘリがほとんどだ。
そもそもオスプレイのような中型機や大型機の受け入れを想定していないし、セスナとオスプレイは燃料が違うため、給油施設も新設しなければならない。
格納庫の確保も困難だ。
 
おまけに空港周辺は住宅密集地。半径1キロに小・中学校が11校もある。
墜落事故もこの5年間に数件発生していて、市民は口をそろえて「受け入れNO」と猛反対だ。
 
米軍にしたって、八尾空港でオスプレイの訓練をする気はまったくない。
米軍はオスプレイの訓練先として沖縄の普天間のほかに、山口の岩国基地を確保している。新たな拠点をつくるなら東日本なのだ。
 
「米軍は本土全域でオスプレイの飛行訓練を行う計画です。岩国基地で四国―紀伊半島に設定された低空飛行経路『オレンジシート』をカバーできます。今、強化したいのは日本アルプスを抜けて東北の出羽山地に向かうルート。それには関東の横田基地あたりにオスプレイを受け入れてもらいたい。手狭で住宅密集地の八尾空港を“どうぞ”と差し出されても米軍にメリットはありません」
(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)
 
政治評論家の伊藤達美氏がこう言う。
「橋下氏の唐突な受け入れ発言は、『慰安婦発言』と『風俗発言』から世間の目をそらしたいという一心から出た言葉でしょう。しかし、安全保障のパフォーマンス利用は政治家として絶対にやってはいけない禁じ手です。また、他の自治体に先駆けて受け入れを表明したことで、他の自治体の首長は“余計なことをしてくれた”と橋下氏に反感を抱いたはず。地方レベルで他党との選挙協力に支障が生じ、今度の選挙で維新の会はさらに逆風にさらされそうです」
 
悪あがきすればするほど、裏目に出るのが今の橋下。
今回のパフォーマンスは致命傷だ。
 
 

“第2の橋下”を防ぐためには

2013年05月28日 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]   
橋下徹大阪市長の終わりが見え始めた。
政治家として、市長として、どこの誰にも劣らずメディアの脚光を浴びてきた彼だ。
しかし27日午後、東京の外国特派員協会で開かれた記者会見での橋下は違った。
落ちる星、いや、落ちた星だった。
300人を超える海外記者と日本の記者が集まった。橋下としては自分の妄言を釈明し、世論を自分の方へ引き込むための会心の反転舞台だった。
しかし会見を見た海外メディアは橋下に“落第点”を与えた。
話にならないということだ。
 
よどみない弁舌で穏やかな日本メディアを叩いてきた橋下だが、この日、痛いところを突く海外メディアの前でいつもの話しぶりはなかった。
代表的なのが橋下が慰安婦動員の強制性を認めた河野談話について冗長に言及した部分。
橋下は「河野談話を否定する、修正するということでなく、(強制連行があったかどうかについて)明確化すべきだ」と焦点を濁らせ、「明確にしようというあなたの言葉が最も明確でない」という海外メディアの直撃弾を受けた。
 
フランスの記者からは「司会者があなたを紹介しながら『歴代大阪市長のうち最も脚光を浴びている人物』と話したが、私は決してそれに同意しない」という話を聞き、苦笑するしかなかった。
橋下は日本国内のメディアに対してはいつも「バカな毎日新聞」「朝日が私の話を誤報にして歪曲した」など口にしにくい辛らつな表現を使った。
言いたい放題だった。
 
その橋下がこの日だけは「私の謝罪を米軍と米国国民の皆様が受け入れてくださいますこと、そして日本と米国が今後とも強い信頼関係を築いていけることを願います」と頭を下げた。
海外メディアの集中砲火のためだった。
また橋下は自分の発言が誤って伝えられたのが「(国内メディアの)誤報のため」と猛烈に攻撃し、同じ内容の報道をした海外メディアには責任転嫁をしなかった。
 
ある日本人記者はこの日、「2つの顔の橋下が憎たらしい」と述べた。
弁舌がどれほど優れ、相手を陥れる作戦にたけていても、本性は結局、表れるしかない。
二重性に怒る日本メディアの立場も理解するが、そのように橋下を放置した日本メディアの責任も大きい。
時には過酷なほど正体を暴き、でたらめな政治家の皮を剥ぐ鋭さが必要だと改めて感じる。
 
橋下の墜落は完結編ではない。
結局は日本政府、安倍政権だ。
橋下はまだ侵略であることをはっきりと認めているが、安倍政権は最後まで「侵略」という言葉を持ち出さない。
このままでは第2の橋下、第3の橋下がずっと出てくるしかない構造だ。
日本国内の良心勢力ばかりに頼ることではない。
日本国内でこうした声が出てこなければ、国際社会がどれほど冷ややかな目で日本を眺めているか、外側から知らせるしかない。
 
金玄基(東京キム・ヒョンギ)東京総局長
 
 
 
中国新聞や、韓国人記者に悪く書かれることは、誉れに思っていい(笑)。
 

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