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東国原の議員辞職/いつか見たデジャブー

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東国原氏、都知事選出馬意向 
議員辞職、橋下氏が了承

産経新聞2013年12月11日(水)
 
日本維新の会の東国原英夫衆院議員(比例近畿)が議員辞職し、知事選出馬を目指す意向を固めたことが10日、分かった。
複数の維新幹部が明らかにした。
 
東国原氏は10日夜、大阪市内で橋下徹共同代表(大阪市長)と会談した。
橋下氏は慰留したが、東国原氏の意志は固く、最終的に橋下氏は議員辞職を了承した。
 
平成27年1月に任期満了となる宮崎県知事選か、医療法人徳洲会グループ側からの5千万円受領問題で揺れている東京都の猪瀬直樹知事が辞職した場合に行われる都知事選に出馬したい考えという。
 
東国原氏は宮崎県知事を経て、平成23年の都知事選に立候補し落選。
昨年12月の衆院選で初当選した。
 
 
舐めてるとしか言いようがない。
何なんだ、この節操のなさは。
 
堺市長選惨敗後、落ち目と見た「維新の会」を捨てた、というより、
そこまでして都知事になりたいのか、という感じ。
 
たしかに東京オリンピックが決まり、巨大な利権が動くことになり、そうなると頭の固い猪瀬は邪魔。
これを辞めさせようと、躍起になってマスコミに市民を煽動させる思惑。
それに乗せられて本気で猪瀬のこと怒ってる奴、とてもバカっぽく見える。
だいたい徳田からカネもらってる政治家なんか、いくらでもいるだろうが。
猪瀬よりもっと悪質で、巨額なのが。
 
で、猪瀬がいなくなって、東国原くらい節操のないやつが都知事になったなら、
そら、やりたい放題できるわな。
そんなこなで、そういう思惑の連中から声がかかったのかもしれないが、
それにしても、信義というものをなんと考えてるのか。
あまりに節操なさ過ぎ。
 
いやいや、東京都知事の椅子はそれほどまでに…
ということか。
 
【「東国原英夫」のウィキペディア】
・2006年、官製談合事件で当時の現職知事安藤忠恕が逮捕されたことに伴う宮崎県知事選挙へ無所属で立候補。
当初は過去の問題行動や言動などのイメージもあって出馬を疑問視する声も多かったが、宮崎再建・宮崎自立のための具体策を打ち出したそのまんまマニフェストや無所属であることの「しがらみのなさ」を強調しての県政批判などは、政治に無関心な無党派層の関心を呼び起こしただけではなく、現状に不満を持つ政党支持層へも支持を拡大していくこととなった。
保守陣営の分裂という追い風も幸いして、得票のうち約45%を得て当選。
 
作業服で初登庁したり、「椅子をパイプ椅子に変える」「こんな立派な机もいらない」「退職金は出来高払い。議会がいらないと言えばいらない」などの言動が地元では好意的に受け止められている。
 
報道番組やワイドショーに連日報道されたり多くの特集が組まれるようになったとともに、積極的にマスメディアに出演して宮崎県の宣伝を行っており、自らを「宮崎県のセールスマン」と称した。
 
バラエティー番組への出演も多かったことから、「テレビに出演しすぎだ」「知事になってもタレントのつもりでいる」などの批判が一部からも挙がっていたものの、本人は宮崎県の全国に対する効果的なPR活動として重点を置いた。
 
・2007年2月15日、「オール野党」とも評される県議会で所信表明演説を行った。
その様子はMRT(宮崎放送)で午前9時55分から生中継(所信表明演説の中継は県議会史上初)され、普段は埋まることのない60の傍聴席を求めて93人の市民が訪れるなど、異例づくめの所信表明演説となった。
その際に発した「宮崎をどげんかせんと(どうにかしないと)いかん」というフレーズは幾度となくマスコミに取り上げられ、注目を集めた。
この言葉は流行語大賞にも選ばれた。
 
・2007年4月に宮崎日日新聞社が行った世論調査は、支持86.7%、不支持1.1%であった。

・2008年1月20日に、「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)を母体とする「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」(通称:せんたく)の設立に発起人として参加。
 
・2008年10月、地元宮崎県選出の代議士・中山成彬(宮崎1区)が次期衆議院議員総選挙に出馬せず、引退を表明した際には宮崎県政界の中に東国原を後継候補者として擁立する動きがあった。
しかし、東国原は10月6日、「現時点で(衆議院の)総選挙に出る意思はない。知事の任期を全うしたい」と衆議院総選挙出馬をしないことを表明した。しかし、程なく変節し、11月20日夜に延岡市内で行われた講演で、「なるからには閣僚か、トップです。初当選、初入閣」と述べた。

・2009年6月23日、当時自由民主党選挙対策委員長であった古賀誠と会談し、次期衆議院議員選挙への出馬を要請された。
それに対して、全国知事会の改革案を一言一句違わずに受入れることや自身を「自民党総裁候補」とすることを条件として提示した。
 
・2009年7月16日、記者会見を開き、自民党からの出馬要請を受けないことを表明。
理由は、出馬を要請した古賀誠選挙対策委員長からの書簡で、全国知事会がまとめた地方分権に関する方針を同党の政権公約(マニフェスト)に盛り込むことについて「100%のむことは厳しい」との返答があったためとした。

・スポーツ報知が2010年8月27日付け裏一面で「次期知事選不出馬、都知事選出馬を検討」と報道。
2010年9月29日の県議会本会議答弁で、任期限りの退任を正式表明し、2011年1月20日をもって任期満了し退任した。

・2011年4月実施の2011年東京都知事選挙へ立候補し、1,690,669票を集めたが、現職の石原慎太郎知事に90万票強の大差を付けられ、落選した。
ただし、得票数は全立候補者中、石原に次ぐ2位であった。

・2012年12月に行われた第46回衆議院議員総選挙に日本維新の会から比例近畿ブロックに出馬、比例単独の名簿順位1位として当選した。

 
 
 
で、1年で辞めるのか。
維新の会から、離党するのでなく、議員辞職。
 
わかりやすい。
 
 
【東国原のブログ 『そのまんま日記』より】
本日、党に離党届を提出させて頂くこととなりました。
尚、この届け出が受理されれば、私は比例選出でありますので、当然、議席はお返し(=議員辞職)したいと思っております。
 
理由としては以下の通りであります。
 
① 党の原点回帰・刷新が今のところ又は今後とも困難であると思われること。
今年6月30日、広島で橋下共同代表と食事をしながら意見交換をさせて頂きました。
その時、党の原点回帰と刷新、解党的出直し等について進言させて頂きましたが、私の力不足も勿論ありますが、その後、遅々として進んでいません。
維新結党時から、維新の原点である理念、政策、方向性等が残念ながら変質・変容している感が否めません。
少なくとも私の理念や政策、方針とは乖離して来ました。
 
例えば、この度の秘密保護法案等に関しても、今回は党のルールに従い、合同部会の多数決に従いましたが、個人的には「審議時間が足りない。継続・慎重審議をすべき。当初、維新が提案した修正案に妥協や歩み寄りをすべきではなかった」という考えです。そして、党のルールに従えなければ、党を辞めるべきであるとも考えております。今回は従いましたが、次回から従える自信がありません。
 
② 党内の東西二元体制の弊害、党内(特に国会議員団)のマネジメント・ガバナンス、運営、政策決定プロセス、多数決の原理等が今一つ有機的に機能していないと思われます。
私も私なりに改革・改善すべく、微力ながらこれまで発言・主張・行動をとって参りましたが届かず、不本意ながら今日までに改革・改善されたとは言い難い状況であります。
 
③ 日本維新の会の中で、私の一定の役割は終わったと考えております
(っていうか、最初から余り役に立っていないですが(笑))。
 
④今年の6月30日、橋下氏からある重大な意思・決意を伺いました。
その事を今回(12月10日)再度確認させて頂きました。
尚、相手のあることなので、その詳細についての言及は差し控えます。
 
⑤ 参議院選挙後、党や党執行部の刷新や選挙総括等を求めて、両院総会を開催すべく、署名運動等をさせて頂きましたが、叶いませんでした。
私は、あの時、既に何らかの責任を取る覚悟でいました。
 
これまで、熟慮に熟慮を重ね、以上の理由(特に④が大きい)等をもちまして今回の結論・決断に至った次第であります。
 
皆様方におかれましては、どうかお心広くご理解・ご配慮を賜りますことを切にお願い申し上げる次第です。

以上、ご報告です。  
 
 
どんな思わせぶりなことを言って、自分の正当性を醸し出そうとしたところで、
お前の魂胆は丸見えだ。
 
まあ、橋下が石原と切れないカンケーでいることが、維新の会失速の元凶であること、そこまでを否定はしないが、
それは単なる責任転嫁、
お前の節操のなさを覆い隠すためのレトリックでしかない。
 
ただ、これ、東国原じゃなきゃ、都知事選のカラミなしだったら…
「離党が認められてから、議員辞職する」という発言は、ヒジョーに純粋なものを感じる。
つまり、
「結党の時を思い出せと言ってる俺と、石原のどっちを選ぶんだ。
俺を選ばないなら、俺は議員を辞める。
離党届を受け取ってもらったら、その時、議員を辞職する」
そう言ってるワケだ。
もしそれが東国原じゃないなら、都知事選のカラミがないなら、
それがたとえ杉村太蔵であっても、美しいものを感じる。
東国原じゃなきゃ(笑)。
 
それにしても、
猪瀬も気の毒だ。
今後、こういうハイエナが虎視眈々と次々現れるだろう。
 
東京オリンピックが決まらなきゃ、辞めさせられずにすんだのに。

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