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大阪都抗争/選択肢は2つに1つ 「都構想実現」か、「以前に戻るか」

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■橋下市長「衆院選出馬」を大阪市職員が歓迎する意外な理由

2014.11.20 DMMニュース
◆「都構想で積み残したことはない」
とキッパリ
安倍総理は11月18日、衆議院を解散し、総選挙を行なうと表明した。
同日、大阪では、橋下徹大阪市長(維新の会共同代表)が国政進出の準備に入った。
かねてから橋下市長が推進している「大阪都構想」で対立する公明党を標的とし、公明党現職・佐藤茂樹前厚生労働副大臣の選挙区、衆院大阪3区から出馬する意向だ。
この動きにあわせ松井一郎大阪府知事(維新の会幹事長)も同16区からの出馬に向けた準備を整えた。
この選挙区は公明党の北側一雄副代表の地盤として知られる。
「橋下・維新 対 公明」の戦闘開始の号砲が鳴らされた18日の大阪市役所内で市職員から話を聞いた。
◆大阪市職員叩きで民間企業の雇用待遇をさらに悪化?
「国政でも頑張って下さいとしかいえません。これで勘弁してもらえますか?」
必死に笑いを堪えながら残念そうな顔を装い、目には嬉し涙を溜め、こう話すのは大阪市役所本庁勤務のある課長代理だ。
大阪府知事から大阪市長に転じて以来、何かにつけて「民間流」を謳い、市職員給与の見直し・カット、ノルマ制導入で市役所を引っ掻き回した橋下は、市職員にとっては「悪魔のような存在」(前出・大阪市課長代理)に他ならない。
「週刊誌には大阪市役所職員が『新3K職場』と書き立てられたこともあった。
橋下市長は選挙民の前で公務員叩くパフォーマンスで人気を取ってきた。
でも、そのツケは選挙民に及ぶことが市長はわかっておられない」
(前出・同)
橋下が市長就任以来、進めてきた徹底した人件費コスト削減は、
「ろくな仕事もせず高い給料を貰って安定した生活を送っている公務員」
をぶった切り、選挙民は拍手喝采。
だが、そこに落とし穴はそこにある。
「公務員が『安定した職と給与』を保障されなければ、民間の給与水準と雇用待遇はさらに悪化します。
大阪市職員の給与と雇用待遇が最低条件。
民間はこれを上回る努力をせよといわなければ、民間企業は大阪市職員よりも劣悪な労働条件、雇用待遇を余儀なくされる。市長も選挙民もそれが理解できていない」
(同)
◆市政行わず!
市長としての実績は何もない
実際、橋下が市長として大阪市役所で行ってきたことは「市役所改革」だけで、「市政を行なったわけではない」(前出の大阪市課長代理)というのが大阪市役所職員の多くの認識だ。
「市長として貧困層やブラック企業問題にも取り組めたはず。
ところが市長の手足となって動く市職員を叩いて萎縮させただけ。
大阪市の経済が強くなったとか雇用が改善されたとかそういう話は聞かない。
ただマスコミを通して話題を作ったに過ぎない」
(同)
この大阪市課長代理は続けて、
「府知事から市長に転じたときを思い出すとわかるが、大阪府でも大阪府庁の改革をしただけで府政を改革したわけではない。
何の実績も残さず大阪府を放り出して市長に転じた。今回も同じ構図だろう」
と自身の心情を語る。
◆大阪市職員
「天敵を悪魔が潰してくれるので大歓迎」
一方で、大阪市役所職員は橋下の国政進出を手放しで喜んでいるわけではない。
民意を受けて当選した以上、首長たる者はその任期は全うするべきだ。
市長職を任期途中で投げ出すことへの批判の声は数多い。
「大阪では府知事よりも市長のほうが実質的な権限も大きい。
だから府知事から市長に。
で、市長よりも国政へ……ですか。
今度は何を投げ出すんですかね?
国ですか?」
(同)
維新の会では、橋下市長と松井知事の国政進出に伴い、目下、後継者が検討されている模様。
橋下に散々いじめられた大阪市職員たち。
もう維新の会出身市長はもう勘弁かと思いきや意外にもそうでもないらしい。
◆「公明党を標的に出馬されることは大歓迎です!」
大阪市職員にとって公明党は、橋下市長就任前の古くからの“天敵”だった。
その天敵を“悪魔・橋下”が潰しにかかる総選挙。
天敵か悪魔。
その軍配はどちらに上がるのだろうか。
(取材・文/陳桂華)
 

■橋下市長の鞍替え衆院選出馬に
創価学会幹部「許せないのひと言」

2014.11.21 DMMニュース
◆「公明党の原点に帰るための戦い」は
何を意味するのか
衆議院解散が決まった11月18日、大阪では橋下徹大阪市長(維新の会共同代表)が国政進出に向けて動き出した。
維新の会の小沢国会議員団幹事長は、橋下市長が衆院大阪3区、松井大阪府知事(同党幹事長)が衆院大阪16区から、それぞれ出馬の準備に入ったと明かした。
すでに同党では、大阪府知事、同市長の後継者の検討に入っているという。
◆公明現職当選の選挙区に殴りこむ維新ツートップ
衆院大阪3区、同大阪16区はどちらも公明党の牙城といわれる選挙区だ。
大阪3区には佐藤茂樹前厚生労働副大臣が、
同16区には公明党幹事長や国土交通大臣も務めた北側一雄副代表と、
それぞれ公明現職が現在議席を持つ。
橋下、松井の維新ツートップの出馬は、
かねてから橋下市長が中心になって推進する「大阪都構想」で対立する公明党への意趣返しとの声も上がっている。
大阪都構想を巡る橋本・維新対公明の戦いの舞台が次回衆院選へと移った18日夜、公明党唯一の支持母体にして創設団体である創価学会副会長の2人の有力幹部A氏とB氏から「あくまでも学会、公明党の公式見解とは関係のない匿名の個人」として話を聞くことができた。
次回衆院選で、創価学会はこれら一連の動きをどうみているに迫ってみたい。
◆学会副会長2人が匿名で取材に応じた
――維新の会共同代表の橋下大阪市長、同会幹事長の松井大阪府知事の大阪での出馬をどうみられますか?
 
「許せないのひと言です。
大阪3区は大正区・住之江区・住吉区・西成区と、日雇い労働者の方や中小零細企業主と従業員が数多く住む地域。
公明党でなければ対応が難しい。
そこに橋下が土足で踏み込んできた。
屈辱だね」
(創価学会副会長・A氏)
 
「私は、橋下は公明と学会を相当恐れているのだなと思いましたよ。
出馬予定の選挙区でわかりました。
強いていえば、時流に乗って維新寄りの報道をするあなたたちマスコミのほうがウチ的には困ります」
(同・B氏)
 
――橋下市長が公明と創価学会を恐れているというのは?
 
「本気で公明・創価に喧嘩を売るなら大阪16区から出馬するはずだから。
ここは北側副代表の選挙区。
弁護士出身で創価大卒の北側さんは、次代の公明を担うプリンス。
そんなところをつつくと全国の学会員さんを橋下は敵に廻す。
恐らくそうした事情も橋下はわかってたんじゃないかな。
佐藤前副大臣は京都大卒。
創価大卒ではないから学会婦人部も選挙での熱の入れ方がまったく違う」
(B氏)
 
「大阪3区選出の佐藤茂樹前厚生労働副大臣は優秀な人材。
でも、前の副大臣だ。
公党の党首が政治家としては格下の前副大臣の選挙区に殴りこみとはお笑い種です」
(A氏)
 
――橋下市長といわゆる大阪都構想で対立しましたが公明党が「大阪都」に反対の理由は?
 
「政治と宗教はきちんとわけなければならない。
選挙支援の話はしても、公明党の政策については、それは公明党に聞いて欲しい。
たとえ『匿名の私見』でも答えられない。答えるべきではない」
(A氏)
 
「支持母体として公明党の政策に創価学会はおかしいと思うことはNOと言っています。
この5月の安倍内閣の集団的自衛権に関する憲法解釈変更の時はと学会として声明を出しています。
大阪都構想については議論が煮詰まっていない段階で、一方的に、橋下市長は公明を悪者にして騒がれておられるなという印象ですね」
(B氏)
◆学会本部職員
「安倍自民党はもう用済み」
時に“官僚”とも揶揄される創価学会幹部らしく、肝心な質問は優等生的解答に終始し、政策に関する事柄は明言を避ける。
別れ際、副会長のひとりは、強い口調で、
「今回は公明の原点に帰るための戦いだ」
と述べた。
この言葉の意味を現在40代の学会本部職員に謎解きしてもらった。
「維新は敵、安倍政権は公明からみればもう用済み」
という意味だという。
選挙巧者の創価学会の力で公明は自民党を“使い捨て”にできるか。
来る総選挙に注目したい。
(取材・文・写真/陳桂華)
 

 

■橋下市長「衆院選出馬」を、大阪市職員が歓迎する意外な理由

転載元 橋下ステーション
 
出元がDMMなので、記事の信頼性が、チョット疑問です・・・ ^_^;
興味のある方は読んでみて下さい。
◆橋下市長「衆院選出馬」を大阪市職員が歓迎する意外な理由
(DMMニュース)
 
(一部引用)
「国政でも頑張って下さいとしかいえません。これで勘弁してもらえますか?」
必死に笑いを堪えながら残念そうな顔を装い、目には嬉し涙を溜め、こう話すのは大阪市役所本庁勤務のある課長代理だ。
大阪府知事から大阪市長に転じて以来、何かにつけて「民間流」を謳い、市職員給与の見直し・カット、ノルマ制導入で市役所を引っ掻き回した橋下は、市職員にとっては「悪魔のような存在」(前出・大阪市課長代理)に他ならない・・・
(引用終わり)

記事は、この「課長代理」とされる人物のインタビューがメインとなっています。
組合に深く関わっている人間なら、この位、言いそうですが・・・
記事は記事として、「正直、出馬してくれ。」
と思っている職員は多いでしょうね。
給与の引き上げ勧告も、橋下さんが止めてますし・・・
しかし、内容は中々のものだと思います。

 
◆大阪・橋下市長の鞍替え衆院選出馬に創価学会幹部「許せない」の声
(DMMニュース)

(一部引用)
-- 橋下市長が公明と創価学会を恐れているというのは?
 
「本気で公明・創価に喧嘩を売るなら大阪16区から出馬するはずだから。
ここは北側副代表の選挙区。
弁護士出身で創価大卒の北側さんは、次代の公明を担うプリンス。
そんなところをつつくと全国の学会員さんを橋下は敵に廻す。
恐らくそうした事情も橋下はわかってたんじゃないかな。
佐藤前副大臣は京都大卒。
創価大卒ではないから学会婦人部も選挙での熱の入れ方がまったく違う」
(創価学会副会長・B氏)
(引用終わり)

これまで、安倍政権と何度と衝突している公明党。
来年は、集団的自衛権の法整備で、かなりの確率で衝突するでしょう。
公明としては、自民党とは一緒にやりたいが、もう少し左寄りの自民勢力に政権が変わって欲しいのでしょうね・・・
 
(引用)↓
◆公明・山口代表「維新の挑発には乗らない」
(TBSニュース)

公明党の山口代表は19日夜、TBSラジオの番組に出演し、来月の衆議院選挙で維新の党の橋下共同代表が公明党の候補者がいる小選挙区に対抗馬を擁立する構えを見せていることに対し、
「挑発的な言動には乗らない」
と述べました。
「我々はそういう挑発的な言動には乗らないで、冷静に我々の足元をしっかり固めて準備をすると、それしかないと思っています」
(公明党 山口那津男代表)
来月の衆議院選挙では、維新の党の共同代表である橋下大阪市長が大阪の選挙区を中心に公明党の候補に対抗馬を立てる構えを見せていますが、山口代表はこれに冷静に対応する考えを示したものです。
一方で、公明党が認めてこなかった小選挙区と比例ブロックでの重複立候補については、
「ギリギリのところで判断するが、原則としてやらないというのがこれまでの対応」と述べ、可能性を排除しませんでした。
維新の党から候補者が出馬した場合の小選挙区での厳しい戦いを想定した発言とみられ、選挙に向けた戦略作りが熱を帯びています。
(引用終わり)

とうとう、重複立候補に言及しましたね。
公明党・近畿比例当選は、前回4名。
共に、内3名が前回が衆院初当選。
重複立候補になれば、この内2人がはじき出される可能性大です。
この2議席だけなら、公明党も突っ張るかもしれません・・・
しかし、その他、大阪5・6区。
そして兵庫2・8区に維新と戦う事になって、小選挙区全6議席失うとなると、
流石に、話は変わってくるでしょう。
(前回、兵庫2・8区は公明党の候補を維新は推薦までした)
維新が、どんな候補を出すのか?
この辺りが、焦点になってくるのかと・・・
P.S. もし、公明が折れたとして、全面対決回避となったとしても・・・
また、「裏切る」可能性は無いですかね??
そうならない様に、世間に注目させるのも作戦なんでしょうね。
 
(大阪の皆さんへ)
「大阪都構想」を実現するのか?
「維新が現れる前の大阪」に戻すのか?
選択肢は、2つしかありません。
大阪府・市、両トップが、こんなスムーズに物事を進めている状況は、今だけです。
「今のままの大阪」は、来る「住民投票」までです。
その先は、どちらになるのか?
都構想が否定されれば、橋下さんと維新は、いなくなります・・・

野党(自公民共)は、都構想絶対反対ですので、
それは、「橋下さんや維新が現れる前の、あの大阪」に戻る事を意味します。
もう一度、言います。
選択肢は2つに1つ。

「大阪都構想」を実現するのか?
「維新が現れる前の、あの大阪」に戻すのか?

そのあいだ(中間)は、選べません・・・

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