辻氏は、「こんなことも知らない橋下が財政を語るな!」って堂々と公言。しかしそれは自分の知識不足だったことを後で認める。地方交付税の中に国の消費税分が入っているなんてことは、この世界では1+1=2のレベル。こんなことを知らずに、辻氏は専門家として?公に自らの主張を述べる。こんなのいわゆる5大紙だったら、この記者はクビだね。というか、まあこんなバカ記事は5大紙では載らないけど。こんなバカ記事が載るゴリラ・アゴラはクソメディア殿堂入り。さあ、この世紀のバカ記事の執筆者の記事をゴリラ・アゴラは引き続き載せ続けるのか。ここが試金石だね。ゴリラ・アゴラの編集部、きちんとチェックしなさい。辻氏は、地方交付税の中に国の消費税分が入っていることすら知らない輩だ。こんな者が記事を書きそれを掲載するゴリラ・アゴラに僕が反論文を寄稿しなきゃならないのか。5大紙はこんなことはしない。だから時間の許す限り個別取材には応じるんだ。橋下徹のポピュリスト宣言 - 辻 元
2012年04月07日 00:00私は、橋下大阪市長率いる大阪維新の会には、以前は少しは期待していたのですが、最近は、これはとてもではないが、期待できないし、期待してはいけないと思うようになりました。
それは、橋下氏自身にどうやら国民負担増を率直にお願いするという真摯な姿勢が見られないのと、あまりにも不勉強なのではないか、と感じるからです。橋下氏の発言は、日々刻々、微妙に変化しており、なおかつ支離滅裂になってきていると思います。
よく考えたことを述べているというより、瞬発力だけで、述べているようなところも気にかかるところです。橋下氏のポピュリスト宣言
これは驚きです。所得税や法人税は景気の動向により大きく増減する税です。これで社会保障を賄えというのはクレージーです。政治家としてのキャリアもあるのに、これでは話にならない。
また4月6日に民意をバカにする役立たず学者はいくらでもいる。こういう輩は口ばっかりで小難しい事を言うが、役所に来て組織に指示の一つもできない輩だ。選挙での民意を大切にする。それが民主政の原点だ。民意は危うい。移ろいやすい。不合理な判断もする。しかしそれでも選挙での民意を大切にするのが民主政だ。
posted at 11:37:20
そういう民意をバカにする連中は北朝鮮に行け!偉そうに民意をバカにする輩ほど北朝鮮では獄中行きだ!僕は危うくても、移ろいやすくても、不安定でも、不合理でも選挙で示された民意をとことん大切にする。そして民意がより良くなるよう国全体で国民のレベルを上げるよう努力する。それが民主政だ。
posted at 11:39:51
とクレージーなことを言っている。 私も「役立たず学者」なのでしょうから、北朝鮮行きでしょうか。まあ、市長がこういう直情的な発言をしてしまう、大阪市の職員は大変でしょう。 タバコ一本喫っただけでクビらしいし。
不合理な民意を大切にする、というのはポピュリズムの定義そのものです。民意が間違っているとき、民意そのものを変えるというのは、時間軸を無視した無意味な考え方です。これは橋下氏のポピュリスト宣言とみてよいでしょう。不合理な民意を諭すのが政治の役目
4月4日に私が橋下氏あてに@t_ishin 財源の地方委譲に掛る時間と実現可能性を考えれば、時間的余裕が存在しない。きちんとした財政再建の青写真を維新の会は数字を込めて示すべきです。私には単なる問題の先送りにしか見えない。 消費税は20%は確実に必要です。そこまで上げるのにどれだけの時間が掛るか。
posted at 23:29:10
とツイートしたのですが、4月6日に大阪維新の会は「消費税の地方税化、地方交付税廃止、消費税を上げるかどうかは地方判断。」この方向性を選挙で訴えるべきとの考えだ。民主党の考えとは全く異なる。朝日社説は増税と言うことで一緒だろと言う。とんでもない!朝日も読売も毎日も産経も、もっと選挙・民主主義を大切にすべきだ。posted at 11:47:31
という橋下氏のツイートがありました。
いや驚きですね。「方向性を選挙で訴えるって」、どれだけ時間を掛けるつもりなのでしょう。まして「民意がより良くなるよう国全体で国民のレベルを上げるよう努力する」って一体、どれだけ時間が掛かることか。 これは増税を5年以上も先送りしようという話です。
要するに、財政再建の青写真を示すことなく、消費税の地方税化を訴えた方が、選挙には有利ということなんでしょうが、そんな無責任な話はないでしょう。朝日新聞社説が批判するのも当たり前の話です。不合理な民意は大切にできない
現在の民意は、「消費増税反対」が過半数でしょう。だから、民意を大切にすれば、消費税増税はしない、ということになる。しかし、これでは財政が持たない。これは小学校の算数レベルの話。民意を大切にし続ければ、財政破綻してしまう。残された時間は10年もないかもしれない。民意の不合理は明らかです。
こういう時に、政治家として正しい行動とは、何なのか、それを政治家は考えるべきです。
こういう場合には、
公的サービスの総量 = 税負担 + 新規国債発行額
という等式を持ち出して、説得するのが筋でしょう。政治家の役割は、民意に従うだけでは不十分で、不合理な民意を説得することが必要です。
つまり、国債発行が行き詰まりつつあるわけですから、公的サービスを削るか、税負担を増やす、そのどちらかしかない。しかも、財政再建のためには
公的サービス削減分 + 税負担増 = プライマリーバランス赤字分 + α
とする必要があるのですから、少なくとも23兆円分の公的サービス削減と税負担増が必要なわけです。
これを元に、複数の実現可能な複数の財政再建プランを呈示して、選挙を戦うというのが正しい政治のあり方というものでしょう。これがどんなに大変な数字かは、簡単に言えば、歳出削減だけで賄うには、地方交付税を0に、国家公務員は無給、自衛隊も廃止くらいのことをやらなくてはいけないのです。
もう財政再建に、残された時間はほとんどありません。政治家の方々には橋下氏のようにポピュリズムに陥ることなく、実行可能な財政再建の具体案を示し、筋を通して頂きたいと思います。重要な訂正
: 4月6日に「ツイッター」で今の税率のまま消費税を地方税化し、地方交付税を廃止すると、国は4兆円得をし、地方は4兆円損をする。そうすると地方はこの4兆円を埋めるために消費税を上げるか、サービスを削るしかない。どちらの判断でも良いが、いずれにせよ決定はしなければならない。だから消費税の地方税化を言っているんだ。
posted at 09:36:30
と発言されているわけですが、これは、そもそも数字がおかしい。一般に消費税1%で2.5兆円の税収といわれており、そのうち5分の4が国の取り分、5分の1が地方の取り分です。財務省のホームページを見ると24年度、地方交付税約16.6兆円、国の消費税額は約10.4兆円、実際には国が削減できる赤字は6.2兆円、地方が背負う赤字は6.2兆円ということになる。恐らく、橋下氏の4兆円という数字は16.6兆- 12.5兆(消費税5%分の全額)という計算ではないかと思われます。
つまり、消費税の地方の取り分、約2.6兆円を国の取り分と勘違いしているわけです。こんなことさえ、良く分かっていない、橋下氏には財政を語る資格はないでしょう。
と書きましたが、これは私の誤まりでした。2.6兆円は交付税に入っているということです。謹んでおわびします。再訂正 :誤りと思ったのは勘違いでした。
消費税5%のうち、4%分が国税、のこり1%が地方消費税(地方税)です。その後、確認したところ、やはり2.6兆円の地方消費税は、地方交付税にまわされておらず、私の認識に誤りはないと分かったので、再びアゴラの記事を訂正しました。ところが4月9日に橋下氏がツイッターで
辻氏は、「こんなことも知らない橋下が財政を語るな!」って堂々と公言。しかしそれは自分の知識不足だったことを後で認める。地方交付税の中に国の消費税分が入っているなんてことは、この世界では1+1=2のレベル。
と述べていることを知りました。どうもブロゴスに転載されているものを読んだので混乱されたようです。自らの誤りに気付かず「この世界では1+1=2のレベル」と橋下市長が述べられているのは、少しムッとしました。たしかに、地方交付税には国の消費税4%分のうちの一部が入っているのですが、私が主張したのは、地方消費税1%分まで、国の消費税に算入しないと(つまり消費税全額が国税と考えないと)橋下氏の述べているように4兆円という数字は出てこないということです。ですので橋下氏の私に対する批判は全く根拠がありません。
橋下氏が消費税のうち「地方の取り分」と認識しているのは、消費税5%のうちの国税4%分から地方交付税に回される分で、地方消費税は入っていません。
追記
「大阪府の予算」を見ると地方消費税が府の予算に計上されています(指摘してくださった釣先生に感謝いたします)。
このように地方消費税は県単位で集められ、地方予算となっています。国の会計とは独立です。to be continues.
要は、良くわかってないってことだろ。
何度も訂正しなきゃいけないっていうのは。
であるのに、
どうもブロゴスに転載されているものを読んだので混乱されたようです。自らの誤りに気付かず「この世界では1+1=2のレベル」と橋下市長が述べられているのは、少しムッとしました――
って…
「ムッとしました」って…
大体、先にケンカ売ったのはアンタだろうに(笑)。