「事実隠している」と大津市教育長、
ハンマーで殴られ針金で首絞められる寸前スポーツ報知 8月16日(木)15日午前7時50分ごろ、大津市役所の教育長室で、市教育委員会の沢村憲次教育長(65)が、男にハンマーで頭部を殴られ、右目の上を切るなどの軽傷を負った。血まみれになっている教育長に気付いた市教委の職員らが男を取り押さえ、大津署員が殺人未遂の疑いで、さいたま市在住で、私立大1年の男子学生(19)を現行犯逮捕した。男子学生は大津市の市立中2年の男子生徒が自殺した問題をめぐり「(教育長を)殺そうと思った」と供述している。ゆがんだ正義感が凶行の引き金になったのか。大津市の市立中2年の男子生徒が自殺した問題への対応で批判を浴びた沢村教育長が、19歳の男子学生に襲撃された。大津署によると、男子学生は「いじめ問題の報道をテレビなどで見て、教育長が真実を隠していると思って許せなかった。殺してやろうと思った」と供述している。取り押さえた男性職員らの話を総合すると、教育長が午前7時50分ごろ、市役所別館2階にある教育長室に入ると、男子学生は後を追うように中へ入った。職員は「あまりに自然な様子で入室したので、当初は不審に思わなかった」という。だが、ほどなく言葉にならない叫び声が聞こえ、数人の職員とともに男性職員が入室。すると、男子学生は長さ50~70センチで両端に取っ手のような木片が付けられた針金を使って、教育長の首を絞めようとしていた。教育長は「通報してくれ」と叫び、必死に抵抗。ハンマーで頭部を殴られた直後とみられ、顔は血まみれ、服にも飛び散っていた。職員らが取り押さえると、男子学生は抵抗しながらも無言だった。その後、職員の1人が大津署に通報、現行犯逮捕された。男子学生は短髪で身長は約170センチ、体形はかなり太めだという。事件当時、男子学生が所持していたのは針金と長さ30センチ程度のハンマーだけ。また同署によると、「2週間前に自宅を出て、野宿やホテルに泊まりながら大津に着いた」とも話しており、男子学生は教育長をハンマーで殴打したうえで絞殺することを当初から計画し、大津市を目指して移動していた可能性がある。同署は大津市までの詳しい移動ルートも調べている。事件を受け、越直美大津市長(37)は市役所で取材に応じ、いじめ問題への対応が背景にあるとされることについて「深刻に受け止めているが、暴力は許されるものではない」と批判した。男子生徒の自殺をめぐっては市教委が十分な調査をせず、自殺といじめの因果関係を不明とするなど問題が次々発覚。教育長は問題の責任者として対応に当たっている。市によると、教育長は右目の上の切り傷と顔面打撲の全治約3週間のけがで、入院して治療するとしている。学校校長にも脅迫電話、
大津市教育長脅迫と同一犯か 大津襲撃事件産経新聞 8月16日(木)大津市教育委員会に同市の澤村憲次教育長(65)を脅迫する電話がかかってきたことに関連し、自殺した中学2年の男子生徒が通っていた学校の校長にも危害を加える内容の電話がかかっていたことが15日、分かった。滋賀県警大津署は脅迫事件として捜査するとともに、教育長や校長に対する警備を強化する方針。同署によると、同日午後1時半ごろ、市教委に、「澤村教育長の家を知っているから、爆弾を仕掛けにいく」と電話があったのに続き、午後4時半ごろには、市役所の代表電話に「校長先生も命が狙われているので、警察に身辺警護を頼んだほうがよい」という内容の電話があったという。いずれも40~50代とみられる男の声で、同署は同一犯の可能性もあるとみて調べている。
決して褒められたものではないが…
殺されかけた人のポジションが生半可な気持ちで受けていい職でないということが、これで浸透されれば幸いだ。
殴られたのが、9日になってやっと顔を出した岡田隆彦・教育委員会委員長でなくてよかった。
ホントはこっちが狙われてもおかしくなかったのに。
ホントに無事でよかった。
…(笑)。
自分の命に危機が迫らないと、人の命の大切さがわからない連中だろうから、犯人はこういうことをしたんだろうと推察するが、殺さなくてホントによかった。
イジメられた生徒が何十人死んでも、なかなか腰を上げなかった政治家も行政も、大人が死んだら大問題視して、本気で動くんだろうけど。
人命第一だから。
死ななくてホントによかった…(笑)。
どんな厚顔無恥も、これでことの重要さに気づくのではないか。
テロはいけない。テロはいけない。
無血革命が理想だ。
無血革命が理想だ、
それが、あくまで理想だ。
―― かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂
吉田松陰