【『キャスト』(朝日放送) 12月14日】伊藤史隆:橋下市長の原発政策を巡る発言に対し、身内から抗議の声が上がりました。―― 維新の会代表代行の橋下大阪市長が、党の公約に、原発ゼロを盛り込まなかったことを巡り、脱・原発を目指す、大阪府市エネルギー戦略会議は抗議声明を出しました。府市エネルギー戦略会議は橋下市長の指示の下、脱・原発のプランづくりに向けた課題を検討していました。しかし、橋下市長は、原発ゼロを「日本維新の会」の公約に盛り込まず、その理由については、「戦略会議でシュミレーションができていない」、「原発ゼロのシナリオには、多くの委員が反対した」という趣旨の発言をしていました。これに対して、今日午後の会議では、「原発ゼロは可能」との認識の下、話し合いを続けているとして、橋下市長に抗議する声明を出しました。古賀茂明:自分たち(委員)は別に、橋下さんが脱原発をできない言い訳をするために、ここにいるワケではない、と。そういう使われ方してるワケではない、と、いうことです。―― 委員らは、年内に出す予定だった原発ゼロのシュミレーションが遅れた原因について、大阪府市の法令上の不手際により、9月以降の活動が停止したからだ、と反論しています。
私には、古賀の声が聴こえる。
「府市戦略会議は、橋下さんには〝猫に小判〟だったのか?
そうでないと私は信じたい。
選挙まで、あと明日一日ある。
原発ゼロを目指すと、最後に言え。
そしたら、今回は有権者には届かなくても、私はまだあなたを見放さずにいよう」
と―― 。