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橋下市長のつぶやき/頭の悪い毎日

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毎日新聞が僕が知事になってからの5年間で何の成果もないと丁寧な記事を出してくれた。
色んな数字を出して知事就任前と就任後に変化がないと。
非情に有難いことだけど、毎日新聞てこんなに頭の悪い新聞だとは思わなかった。
僕の権限かどうかの分析もなく、大阪のあらゆることは僕が変えられるとの前提。
 
普段は橋下は独裁者だなんだと批判しておきながら、こうやって仕事の検証をする際には独裁者を前提としている。
知事の仕事と市町村長の仕事、国の仕事の区別もついてない。
だいたい公立中学校の学校給食なんて市町村長がやらなければ普及しない。
 
知事時代に相当な予算を積んで以前より倍に増えたが、それで最後は市町村長が決める。
小中の不登校や朝食を食べている生徒の割合、そして保育所の待機児童って、おいおいこれは知事の仕事ではないぞ。
今大阪市長として取り組んでいる。
小中の学力テストも本来は市町村の責任だ。
 
そして毎日が教育分野で掲げた指標のうち知事の仕事にかかわるものは高校中退率。
これは1%改善した。
ところがこれは全国最悪というコメントつき。
ここで毎日の究極の頭の悪さを発揮。
高校中退率は就任前は3.4%。そこから就任後2.2%に改善した。
 
これは国の公立高校無償化と2年かけて莫大な予算を投じた大阪独自の私立高校無償化の効果。
私立高校の無償化一つだけでも、首長の大仕事だ。
ところが頭の悪い毎日は、就任前と就任後を比較すると言いながら、全国平均と比較して評価。
 
全国指標最低のところからスタートしているんだから、平均に行かなきゃいけないのは分かるけど、普通は改善率を見るんじゃないの?
高校中退率が1%改善と言うことは、大阪の高校生は他府県よりも桁が違うんだから絶対数で見てくれ。
 
その他小児科・産婦人科の医師数って、こんなの知事の力だけではどうしようもない。
知事の仕事として責任を持たないといけないところをきっちりと分析・評価して厳しく意見して欲しものだ。
そのくせマクロ指標で何が重要かも毎日は全く分かっていないらしい。
 
政治で一番重要なマクロ指標は、失業率だ。
15歳から24歳の完全失業率を、市町村長の仕事である待機児童の数とか、介護保険施設の定員とかと並べている。
若年失業率は、9.5%から7.9%に改善した。
失業率の改善は決して知事の力だけではない。
むしろ他の要因の方が大きい。
 
国全体の景気の影響を受ける。
それでもマクロ指標を知事の仕事の評価に使うなら、失業率改善こそが一番の評価指標だ。
世界各国、政治家の仕事の評価指標の一番の中心は失業率だ。
日本は、頭の悪い毎日新聞をはじめとする新聞の世論調査の支持率を軸としている。
これは本来参考程度。
 
政治の評価指標はまずは失業率だ。
若年失業率が9.5%から7.9%へ改善していることを毎日は何とも思っていない。
そのくせ企業の転入超過や国の景気に影響される法人所得額を指標に用いて悪くなったと言う。
法人所得額が増えても失業率が増えたら意味がないのに、そんなことはおかまいなし。
 
大都市として一番重要なのは住民人口。
これは就任前のマイナス5000人からプラス5000人に転じた。
ここも毎日は無視。
もちろんこれも僕の力だけではない。
要するに、頭の悪い毎日は、政治家の評価の仕方を知らないってこと。
まず当該政治家の仕事の役割、責任を分析してそれに該当する指標を確定。
 
またマクロ指標を用いるなら、どのマクロ指標が重要なのか確定。
政策アウトカム指標を用いるなら、当然知事のやった政策だけを抽出して欲しい。
改善した指標については外的要因が大きいとして知事の力ではないと評価し、悪化した指標については外的要因など無視して全て知事の責任にする。
頭悪すぎるぜ
 
指標を使うなら外的要因をしっかり分析しろ。
改善したものは外的要因で知事の力ではなく、悪化したものは外的要因を無視して全て知事の責任。
毎日新聞は社をあげて、もう少し論理、ロジックと言うものを勉強しなさい。
と、ここまでは前ふり。
一番言いたかったのは大馬鹿野郎の牧太郎と言う編集委員についてだ。
 
この牧太郎、「大きな声では言えないが」との題名で毎日新聞の夕刊にコラムを書いている。
だいたいこれが大馬鹿すぎるぜ。
大きな声では言えないがと言いながら新聞でのコラム。
おいおい、ここだけの話と言ってテレビの前でしゃべるあまりにベタな手じゃないか。
 
こんな手法自体をベタなネタとして使うことはあっても、本気で「大きな声では言えないが」と題名を打って新聞コラムを書くことなんて、まだあるんだね。
恥ずかしくないのかね、牧太郎は。
何が腹立つかって、5日夕刊(大阪)のコラムだ。
「自殺には謎が残る」。
こいつはどこまで現場の取材をしたのか。
 
たかだか編集委員なんて言う立場で、桜宮高校の自殺した生徒について、果たして「体罰」だけが原因だったのか?なんていい加減なことを言うな!
毎日新聞はいくら頭が悪くても、文春のような週刊誌とは違うだろ!
取材で確証を得たらしっかり言えば良い。
牧氏よ、確証を掴んだのか!
 
下衆な週刊誌(週刊文春)ならともかく、新聞はそこまで落ちちゃいけない。
色んな事情が重なったことも事実だろう。
しかし体罰が決定的だったことは、僕が把握している事実を基にすれば疑いのない事実だ。
ここに謎はない。
曽野綾子氏のようなひねくれた文章を書くな。
自殺した生徒、その家族への最大の侮辱だ。
 
目から鱗。ポジティブですね~。感謝。頭の悪い毎日新聞にも感謝。
 RT @p63pmmt: @t_ishin知事の評価という概念が殆どの人は無かったはず(逆にいえば期待してない)こんな記事が出る事自体橋下さんへの期待の大きさだと思う。
 
政治家への評価は民主国家においては非常に重要だ。その役割は、今は新聞が担うことになるだろう。
そして有権者が正しい選択をするためにも、この政治家の評価こそが民主主義の根幹だ。
この評価が狂えば民主主義も狂う。それくらい重要だ。
格付け会社の評価が狂えば金融危機を招きかねないのと同じ。
 
僕自身に厳しい評価が下るのは当然だ。
しかしきちんとした評価をしてくれ。
頭の悪い毎日新聞のように、何を評価指標に使うのかに思慮のない評価は止めてもらいたい。
毎日新聞の出した評価指標は、ほとんど知事の力だけではどうしようもないものばかり。
むしろ明確に市町村長の仕事の部分が多い。
 
暮らしについては成果が乏しいと結びながら、暮らしに一番重要な失業率の改善については無視。
大都市として一番重要な住民人口の転入超については外的要因が大きく、知事の力ではないと言う。
そうであるなら、毎日新聞が掲げた指標のほとんどは外的要因に左右されるもので知事の責任ではなくなる。
 
そして知事時代に力を入れた関空についても無視。
当時の民主党前原大臣の力を借りて関空と伊丹の経営統合にこぎつけ、LCC拠点化を打ち出した。
就任前から就任後において関空は蘇った。
これをやるのに伊丹廃港を唱えて3年以上。
槙尾川ダムの建設中止までも2年はかかった。
 
何よりも知事就任時に、借金返済のために積み立てていた基金から600億円規模で借り入れをしていた財政運営をストップし200億円規模で発行していた退職手当債と言う赤字債の発行を止める行財政改革に努めた。
財政再建についても一言のコメントもない。
頭の悪い毎日新聞、しっかりし評価してくれよ
 
本当は市町村がやらなえければいけない、小中学校の学力向上について、相当労力を割いて取り組んだ。
陰山教育委員や府教委事務局が頑張り、そして小中の現場も頑張り、小学校の算数基礎は41位から14位へ。
毎日は普段は教育の成果は時間がかかるので性急な改革はするな!と言ってるじゃないか。
 
ところが評価になると性急な結果を求める。
ロジックの整理はどうしているんだ?
小学校の算数基礎が41位から14位へ。
中学校の成果が出るのはその後でしょ。
この頑張った小学生が中学生になって成果が出るんだから。
もうちょっと評価指標を整理してくれよな。
 
そうですね。何でも橋下の責任。
 RT @pochi_tto_na: @t_ishinそのうち毎日新聞の発行部数の凋落も橋下さんのせいにされかねませんね(笑)
 
 
 
毎日放送のOB、平松前市長がダブル選の時、自分の成果として掲げたものは、そのほとんどが、その前の関市長が上山や大平らの力を借り、労組と戦って得た成果だ。
改革の成果はあとで顕れるもの。
すぐに現れる成果なんて早急すぎて、それこそ副作用の大きな劇薬だ。
 

牧太郎の大きな声では言えないが…
:自殺には「謎」が残る

毎日新聞 2013年02月05日 東京夕刊
悪口になるのか、褒め言葉になるのか、ともかく、毎日新聞社の大先輩の「遺書」について書きたい。
1919(大正8)年3月、海軍機関学校の教職を辞して、大阪毎日新聞社に入社した作家・芥川龍之介。新聞への寄稿が仕事で、出社の義務はなかったから「広告塔」的な存在だった。
1927年7月24日、大量の睡眠薬を飲んで自殺した。が、この大先輩の「遺書」には不満が残った。
遺書は6通。
「妻への遺書」はあまりにも事務的だ。
一、生かす工夫絶対に無用。
二、絶命後小穴君(親友の画家)に知らすべし。絶命前には小穴君を苦しめ并(あわ)せて世間を騒がす惧(おそ)れあり。
三、絶命すまで来客には「暑さあたり」と披露すべし。
(中略)
六、この遺書は直ちに焼棄せよ。
 
妻に対する「感謝」も「恨み」もない。“命令調”である。
「わが子等(ら)に」には「人生は死に至る戦ひなることを忘るべからず」とか「汝(なんじ)等の父は汝等を愛す」というカッコつけたクダリはあるが、その他の遺書にも、僕が期待した「自殺の深遠なる動機」は見つからない。
ベストセラー作家はなぜ、死を選んだのか? 知りたいのだが……ただ一カ所、長文の「遺書」の冒頭に「僕等人間は一事件の為(ため)に容易に自殺などするものではない」というクダリがあった。
さすがである。
大記者・芥川龍之介を結局、褒めることになるが……人間が自らの死を選ぶ「動機」は一つではない!とスクープ?している。
 
自殺事件が起きると、昨今のメディアは「〓〓が原因!」と書きたがる。
世間も「〓〓で死んだのね」と納得したい。
でも「自殺の動機」を特定するのは簡単ではない。
本人だって分からない。
例の大阪・桜宮高校のバスケットボール部員の自殺も、果たして「体罰」だけが原因だったのか?
己の高校生時代を思い出してみると(自殺まで思いつめたことはないけれど)出生の秘密を知り、親に対する嫌悪、担当教諭の“不正”への怒り、一向に上がらない学業成績、それに受験、性的コンプレックス……悩みはたくさんあった。
「体罰が原因で一人の生徒が自殺した。体罰が常態化した体育科の入試を中止せよ!」と革新的市長が声を大にするが……
自殺には社会的背景に、個人の資質、個人の事情が入り交じる。
自殺はいつも「謎」だ。
 
「何しても解決にはならないから、ムダだから放っておけ」
と、この記者は言いたいのか?

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