能見、阿部の一発に泣く…虎も東京Dで勝てず
阪神は先発の能見が三回に阿部の逆転3ランを浴びるなど、6回4失点で今季初黒星を喫した。打線は一回に相手のエラーが絡み先制、三回にも新井貴の適時打で1点を追加したが、四回以降は巨人先発・宮国の前に沈黙した。
オレンジと黄色で埋まる今季初の東京ドーム。マウンドへ上がったのはエース・能見だ。先週の虎投手陣は6試合57回のうち、失点したのはたった1回。好調の流れに乗って、敵地に乗り込んだが…。4番・阿部の一発に泣いた。「球場が変わるので、甲子園のようにはいかないと思う。ある程度割り切ってね。ゼロで抑えるのは虫が良すぎると思う」前日には控えめに語ったエース。一回を三者凡退に抑えたが、様子がおかしい。二回は連打などで一死満塁のピンチを招き、切り抜けはしたが、三回だ。先頭の長野に右翼線へ二塁打を浴び、続く寺内にも左前に運ばれ、一死一、三塁。2点リードで迎えたのは、3月にWBC日本代表でともに世界一を目指した阿部。重量打線の4番を務める強打者を相手にカウント1-1から投じた球はストレート。いとも簡単にライトスタンドへ運ばれた。二回に1リーグ時代の1947、48年に記録した巨人戦無失点記録の「36」イニングを更新したが、逆転を許すと同時に38イニングぶりに巨人に失点を許した。四回には一死三塁から長野に適時打を打たれさらに1失点。五回、六回と無失点に抑えマウンドを下りたが、味方打線は宮国の前に四回以降1安打と沈黙。エース能見も今季8勝1分とホームで無類の強さを誇っている巨人を抑えることができなかった。
いやー、東京ドームは怖いな…って、
そういうことではないと思う。
違いは、同じ野村門下生コーチ、橋上と黒田のレベルだ。
現役バリバリと、フロントからひっぱり出されて現場復帰したロートル。
その差だ。
能見攻略をよーく練れてた巨人と、
東京ドーム対策を何も考えず乗り込んだ首脳陣の差だ。
これでは去年と同じではないか。
打順変更?
そこが問題ではないはずだ。
このままでは…和田監督、虎打線変更を示唆
わずか4安打に終わった阪神の和田監督は「このままではいけない」と話し、開幕からほぼ固定してきた打線の組み替えを示唆した。特に15試合でいまだ打点のない新外国人コンラッドについては「(内容を)振り返りたくない」と語気を強めた。5番に座る福留も3打数無安打で打率は1割4分となり、低調が際立つ。水谷チーフ打撃コーチは「もともと出だしのいい方じゃないが、そろそろ(本調子を)出してくれないと困る」と話した。
最低、(ホーム・ビジターが)ひとまわりするまで打順は変えるな。
焦る必要はない。
今変えたら、コンラッドは死ぬ。
コンラッドは今までのダメ外国人ではないと、ワタシは思う。
巨人は気にするな。
タイガースは今、5球団中トップにいる。
そこをベースに考えろ。
巨人は、
巨人が自らが落ちるまで、抜くことはできない。
まともに相手してると、他の4球団に足元をすくわれるぞ。
巨人は、阿部がリタイヤした瞬間、陥落ていく。
それまで2位をキープできてれば、
それは暫定首位と同じことだ…たぶん。