阪神・福留、甲子園で2発「興奮している」
サンスポ劇的なサヨナラ弾を含む2本塁打6打点の活躍をみせた阪神・福留はお立ち台で、「興奮している。このユニホームを着て甲子園でホームランを打てるのが嬉しい」と喜びを表現した。延長十二回、二死満塁のサヨナラ機で左翼ポールを直撃する一発。福留は開口一番に「興奮している」と率直な感想を口にした。一塁ベースを回ってみせた渾身のガッツポーズに「無意識。自然と表現していた」という。「その前の回で自分で決められなかったので、なんとしても決めようと思った。気持ちだけで打った」と福留。「感触は悪くなかったので『切れないで欲しい』と思って走った」と左翼席に向かって伸びる白球を追った。七回には貴重な同点2ラン。本拠地での1試合2発に「このユニホームを着て甲子園でホームランを打てるのが嬉しい」と笑顔で話し、遅い時間まで残って声援を送り続けた阪神ファンを熱狂させた。虎・福留、サヨナラ満塁弾&同点弾で6打点!
終盤に3点差を追いつき延長戦に持ち込んだ阪神が、十二回に福留の満塁本塁打で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。空気が一気に変わった。七回に1点を返し、なお一死三塁。3ボールから福留がバットを強振すると、打球は大歓声とともにバックスクリーンに吸い込まれた。同点の2号2ランは、今季の甲子園1号。悩める元メジャーリーガーが起死回生の一発を放った。「チャンスだったし、いい球を思い切っていくだけでした」と福留。ラッキーセブンの攻撃でたたみかけ、先発ロマンをマウンドから引きずり下ろした。その後は決定打が出なかった。九回二死三塁のサヨナラ機で代打桧山が打席に立つも一邪飛。十一回には一死一、二塁としたが、坂は見逃し三振。日高は痛烈な当たりを放ったが、中堅手・上田のダイビングキャッチに阻まれた。だが迎えた最後の十二回の攻撃にドラマが待っていた。3本の安打を集めて二死満塁とすると、福留が6番手・七條から左翼ポール直撃の3号満塁本塁打を放ち、劇的なサヨナラゲームで死闘に終止符を打った。福留が決勝満塁弾!延長12回サヨナラ勝ち
福留が3-3で迎えた延長十二回に二死満塁からこの日2本目の3号決勝満塁本塁打を左翼ポール際に放ち、チームをサヨナラ勝ちに導いた。阪神はメッセンジャー、ヤクルトはロマンが先発した。阪神は三回、先頭の藤井彰が遊撃内野安打で出塁・メッセンジャーの捕前犠打で一死二塁と好機を作るも、西岡は投直。二走・藤井彰も戻りきれずに併殺。先制点は挙げられなかった。四回、ヤクルトは先頭のミレッジが右中間へ二塁打を放ち、川島慶の投前犠打で一死三塁と絶好の好機を迎えるが、武内は三振、畠山も遊ゴロに倒れ、無得点に終わった。ヤクルトは五回二死から森岡が左中間二塁打を放ったが、中村が中飛。先制はならなかった。ヤクルトは六回一死からミレッジが右前打し、二盗、暴投で三進。2者連続四球で満塁とすると畠山が右中間へ二塁打を放ち、2点を先制した。さらにバレンティンの四球で、再び満塁とし、岩村が押し出し四球を選んで1点を追加した。阪神はその裏、先頭の代打・日高が中前打で出塁したが、代打・新井良は遊ゴロ併殺打。西岡も投ゴロに終わった。阪神は七回、先頭の大和が中前打で出塁し、一死後、マートンの中越えの適時三塁打で1点を返し、その後、福留の中堅への2号2ランで3-3の同点に追いついた。新井も左前打で続き出塁すると、ヤクルトは2番手・江村にスイッチした。その後、坂は三振に倒れ、日高は死球。一、二塁と勝ち越しのチャンスで、代打・関本は中飛に終わった。阪神は九回、新井貴の四球と坂の送りバントで一死二塁とサヨナラの好機を迎えたが、日高が一ゴロ、代打・桧山が一邪飛に倒れ、試合は延長戦に突入した。両軍ともに譲らず迎えた延長十二回、阪神は西岡、大和の連打と俊介の左前打などで二死満塁から、福留がこの日2本目となる3号決勝満塁弾を放ち、サヨナラ勝ちをおさめた。
今シーズンのタイガース、打線は去年より〝少しだけ〟マシになった…という程度に思ったほうがいい。
それよりも、サードに坂を入れたことで端的に見えてきたことがある。
守備が去年までと比べ格段に良くなったことで、藤川がいなくなって不安いっぱいだった投手陣が、先発、中継ぎ問わず、勇気を持ち、捕手も自在のリードができるようになった。
(たとえば、レフトに打球を打たせないように、といった縛りがなくなった)
打撃不振のコンラッドを外したことで、、守備重視スタイルに足りうる投手陣、野手陣、そしてリードのいいW捕手、であることを再確認することとなった。
チームがいかに戦うかの方向性が、サードにコンラット以外を入れることでハッキリした。
たとえ、コンラッドが打てるようになったとして、7番に入れ打線が重厚になったとしても、それよりサードに守備のいい選手(坂OR上本)が入ることのほうが勝利の可能性を高めると。
久保が金本レフトを嫌がり、登板の時には金本がスタメンから外れる、というまことしやかなウワサが駆け巡ったことがあった。
しかし、そういうウワサが流れても仕方がないくらい守備のひどいチームだった。
今季、コンラッドがスタメンのとき、先発は外れクジをひいた気分になるだろう。
和田は、パンドラの箱を開けてしまった。
今後、コンラッドをスタメンで起用するのはかなり難しい。
だから、ホーム・ビジターが一回りするまでは、コンラッドにチャンスを与えてやればいいのに、と思ったんだが…温情より結果。
結果が出た以上、サードは守備重視で行くべきだ。
たしかに福留は率良く打ってないが、守備で貢献するシーンが何度かあった。
投手陣に勇気を与え、もともとあった潜在能力を引き上げてくれる。
だが、それだけでなく、今日は同点ホームラン…え?そしてサヨナラ満塁ホームラン!
福留獲って良かった(笑)
阪神・中村GM、福留争奪戦にいらだち…
サンスポ12月19日中村勝広GM(63)は18日、DeNAと獲得を競っている福留孝介外野手(35)=前ヤンキース傘下3Aスクラントン=について、「一騎打ちの情勢? それは信用できない節もある。第3極か…」と新たなライバル出現の可能性に疑惑の目を向けながら、いらだちをみせた。阪神は、すでに福留サイドとの交渉を終了。3年6億円プラス出来高(3年目は球団側に選択権のあるバイアウト方式)を提示したが、依然、福留が希望する条件とは、大きな隔たりがあるとみられ、ある球団幹部は「状況は厳しい」と語った。この日、大阪市内の電鉄本社で球団取締役会が行われ、坂井オーナー、南球団社長、中村GMらが会談。福留獲得の進捗状況などについて説明を受けた坂井オーナーも「相手の考えを待つだけ」と話すにとどめた。(以下サルメラ)また、つり上げてやがる…カネの亡者め。さっさと他に決まりやがれ。最悪なのは、今のタイガースの条件より、いい条件のチームが現れなくて、結局タイガースに「お世話になります」ってなった場合。最悪だ。こんなカネカネの亡者、入団が決まっても応援する気にならない。いや、もっと最悪のパターンがあった。タイガースがバカみたいに、カネのつり上げに乗ってしまい、今より更に高額で釣り上げてしまった場合…ゾッとする。中村紀洋のときみたいに、トットとよそに行ってくれればいんだが…中島もメジャーに決まったし…そうか、それでタイガースが、中島のために用意してたカネをこっちに回す、ってなふうになるだろうと、ナメてるワケか。なるほど、タイガースならやりかねない。「なんでこんなしょうもない、峠が過ぎたロートルにそんなにカネ出すねん」ってな感じで、ファンを憤らせるほどの高額でカスをつかまされる予感を現実にするフロントだ。しかも、それもファンを怒らせないように内緒で…そういえばプロ入り前も、近鉄に指名権があるのに、中日とカネの話しとったな、内緒で(バレたけど)。来年36になる福留に3年契約。今でも高過ぎる条件なのに、足元見られて…それで、どうせたいしたことない成績でスタメンから外されず、若手の起用が後回しにされ…そんなことなったら来季、怒りでゲームをまともに見れません。
反省。
今日は打ったけど、打たなくても守備で貢献してくれる選手だ。
もう文句は言いません。