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大阪都抗争/住民投票5月17日 公明と合意

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■「大阪都」住民投票5月17日
…維新と公明合意
読売新聞 2014年12月28日

大阪都構想の是非を問う大阪市民対象の住民投票が、来年5月17日に実施される見通しとなった。

大阪維新の会と公明党が27日に合意した。
住民投票で過半数の賛成が得られれば、同市を複数の特別区に分割して大阪府と統合再編する都構想が実現することになる。

この日、大阪維新の橋下徹代表(大阪市長)、松井一郎幹事長(大阪府知事)らと、公明党府議団・大阪市議団の幹部らが同市役所内で会談。
維新側は今月30日に開く都構想の制度設計を行う府議、市議らの法定協議会で制度案の修正に着手し、来年1月中旬にまとめ、2月開会の府・市定例議会で採決するよう求め、公明側も了承した。

維新、公明を合わせれば、府・市両議会とも過半数に達するため、制度案の可決は確実だ。


【関連記事】↓

■橋下氏 公明幹部と会談
大阪都構想で協力要請か 

毎日新聞12月26日

大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)と松井一郎幹事長(大阪府知事)は25日夜、公明党大阪府本部の佐藤茂樹代表(衆院議員)ら幹部と大阪市内のホテルで非公式に会談した。
会談では、維新側が大阪都構想実現に向け、公明に協力を求めたとみられる。
維新、公明両党は都構想の区割り案絞り込みを巡り1月に決裂。
対立が一時深刻化したが、維新が大阪で比例第1党を維持した衆院選の結果を受け、両者が関係修復を模索する動きとみられる。

都構想の協定書(設計図)議案は10月、公明など野党の反対で大阪府市両議会が否決した。
橋下氏は「公明にやられたまま人生を終わらせることはできない」と言い、松井氏とともに今月の衆院選で、佐藤氏ら公明幹部のいる選挙区から立候補を検討。
最終的には見送ったが、公明は反発した。

出馬騒動後に維新幹部と公明幹部の会談が明らかになるのは初めて。
両党の関係が修復すれば来年4月の統一地方選や都構想の行方に影響を与えることから注目される。

維新は府市両議会で過半数に届かず、都構想は実現が見通せないが、公明の協力が得られれば大きく前進する。
ただ府・市議会内で維新への反発は根強く協力を得られるかは不透明だ。

公明は衆院選では維新と対立し、府内ほとんどの選挙区で自民党候補を支援した。
統一地方選でも公明と自民は選挙協力で合意している。維新は衆院選では府内の小選挙区で負け越したが、比例で一定の影響力を見せつけた。
【林由紀子、熊谷豪、重石岳史】
 
 
サルメラ:
《 (出馬を) 最終的には見送ったが、公明は反発した》

毎日新聞はそう思いたいから、そう書くんだろうが、ホントにそうか?

大阪府議、市議は「そんなの聞いてない」んだろうが、国会での議席確保が絶対命題の中央・公明党は、橋下出馬のブラフにしっかり反応したということだ。

そして、きっと今度はしっかりと、
〝一筆〟も、もらったんだろう(笑)。
 

■橋下氏、公明幹部と会談
都構想歩み寄り

スポニチ 2014年12月26日
 
大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎大阪府知事が、公明党大阪府本部代表の佐藤茂樹衆院議員と25日に大阪市内で会談していたことが26日、関係者への取材で分かった。
大阪都構想をめぐり激しく対立しているが、停滞する都構想の実現に向け、双方が一定の歩み寄りを見せたとみられる。

関係者によると、会談は公明側の要請で急きょ実現。
公明側は、府市両議会で否決された都構想の協定書(制度案)を認める考えはないとあらためて主張。
一方で都構想に反対する自民党など他会派のメンバーも含めた法定協議会の再開を条件に、一定の協力を検討すると伝えたという。
橋下氏側は、法定協の再開に前向きな姿勢を示したという。

大阪市を特別区に分割、行政機能を再編し大阪府から「大阪都」に移行する都構想の実現には、府市両議会の協定書可決を経て、市民対象の住民投票で賛成多数を得る必要があるが、大阪維新は両議会で過半数がない。
協定書は10月に両議会で否決され、手続きは止まっている。
(共同)
 
 
サルメラ:
議席確保が最優先課題の公明党。
あとは密室で、大阪都の新しい『区割り』で、便宜をはかってやればいい。

良くも悪くも、
大阪都構想は、公明党が鍵を握ってる。
そこを的確に知る橋下が、
八方塞がりでむかえた総選挙。
〝中央より大阪都構想〟に重心を置いた、一か八かの勝負勘が冴え、
アリの一穴をこじ開けた。

それにしても、一般紙よりスポーツ紙の方が核心を突いてる・・・っていうか、
わざとボケてるんだろうな、
橋下が有利に はたらきそうな情報に関しては・・・(笑)。
 
 

■橋下氏、
一転して公明への “恨み” 否定の真意は…

デイリースポーツ 11月26日

恩讐の彼方に…何があった?

維新の党 共同代表の橋下徹大阪市長(45)は26日、
12月衆院選での公明党との全面戦争を示唆しながら、突然、撤収モードに転じたことについて

「僕の心の中の基準に照らし合わせた」

と説明した。
かねて看板政策・大阪都構想を巡る公明党との遺恨から
「人生最大の裏切りを受けた」
「絶対に許さない」
などと発言していたが、
現在は恨みはないのかと問われると

「いや、なにもないです」

と語った。
大阪市役所で記者団の質問に答えた。

橋下市長は、12年衆院選時の選挙協力の交換条件として都構想推進への協力を約束した公明党が、今年に入って反対派に回り、都構想が暗礁に乗り上げたとして憤慨。
一時は12月衆院選で、自身も公明前職がいる大阪・兵庫の6選挙区に対抗馬として乗り込む政治闘争を示唆したが、23日に不出馬を表明。

さらに維新が今回、当該6選挙区に対抗馬を擁立しないことを決めたことで、ナゾが深まっている。

記者団から撤退理由を聞かれると、橋下氏は

「それが大阪のためになる、市民のためになるからです」

と語った。
かつて
「死ぬまで公明の選挙区で立候補してやる」
とまで発言したこととの温度差を問われると
「僕の心の中の基準に照らし合わせたということです」
と述べた。

12年衆院選時の公明との “約束” は、
すでに反故にされたとの認識を示し、
今回の対抗馬擁立見送りとの関連性は
「(リンク)してません」
とした。

橋下氏は、これまで公明党に対してほかにも

「(公明との)修復がなければ一生懸けて一緒に沈んでいく」
「死ぬまで忘れない」

と猛烈な公明批判を展開していた。
しかし、この日、現在も恨みは続いているのかと聞かれると
「なにもないです。ありません」
と返した。

なお、今回の対抗馬擁立見送りに関して、公明党との交渉前進、譲歩案の有無が取りざたされているが、
これまでに橋下氏や、松井一郎・維新幹事長も「ありません」としている。

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