維新と合流へ新党準備…超党派１０議員が研究会
読売新聞 8月14日(火)民主党の松野頼久元官房副長官ら超党派の衆参両院議員１０人以上が、地域政党「大阪維新の会」（代表・橋下徹大阪市長）と連携し、道州制などを検討する研究会を発足させていたことが１３日、明らかになった。松野氏らは、国政進出を目指す維新の会が合流することを念頭に、次期衆院選前に研究会をもとにした新党結成を検討している。維新の会側も大筋で同意しているとされ、２大政党と距離を置く「第３極」の中核となる可能性がある。研究会の名称は「道州制型統治機構研究会」。民自両党のほか、みんなの党の議員が参加し、既に水面下で２０回以上の会合を重ねている。盆明けから新党結成の準備も行う。研究会の会長は空席で、会長代行に松野氏（衆院熊本１区、当選４回）、幹事長に自民党の松浪健太衆院議員（比例近畿、当選３回）がそれぞれ就任している。このほかの参加者は、民主党の石関貴史衆院議員（群馬２区、当選２回）、自民党の西村康稔衆院議員（兵庫９区、当選３回）、平井卓也衆院議員（比例四国、当選４回）、みんなの党の小熊慎司参院議員（比例、当選１回）、上野宏史参院議員（同）ら。
松野と言えば、ルーピー・鳩山の影がうっすら見える。
政党要件として5人いればいいというなら、国会議員は最低5人入ればいい。
どこにも染まってないのが大阪維新の会のイイとこなんだから。
極端な話、橋下は国政に出ないんだから、、「みんなの党」と合併して、渡辺喜美の総理を目指すことを眼目にすればいいんだが、それをすると、渡辺嫌いの「過去官僚」議員たちからどのような妨害を受けるかもしれない。
渡辺総理は最後の最後まで隠し玉にしとくのが賢明だろう。
一見改革派に見えて、実は霞が関・諜報機関の〝クサビ〟だったりする。
連中は普段は有能でも、ここ一番で形勢が引っくり返るような裏切りをする。
たかじん：最初は自民党でしたよね、経産省で仕事してたのは…？古賀茂明：最初、小泉改革の頃は我われが主流派だったんですよ。イケイケで改革をやってたんです、非常に楽しく。で、民主党に代わりました。民主党は脱・官僚とか、いろいろ言ってましたよね。ですから、もっと思い切ってできる時代が、ようやく来たなと、思っていたら何故か外されてしまった、という…須田慎一郎：はじめ仙谷さんは古賀さんを側近として改革の先頭に立てようとしてたんですよ。それが途中でハシゴ外された。古賀：最初は仙谷さんから、「補佐菅のようなかたちでやってほしい」という話があったんですが、それがホント、１日くらいでひっくり返って…須田：要するに民主党内閣の中に、『過去官僚』という人たちがいるんですよ。経産省出身とか、大蔵省出身とか。そういう人たちは改革の方を向いてるとか、民主党の方を向いてるとかじゃなくて、出身省庁の方を向いてるんですよ。そういう人たち(、当時の鳩山内閣の松井孝治官房副長官とか、古川元久内閣府副大臣とか)が「古賀さんを絶対使うな」と。片山さつき：要するに官僚依存しかできない政権ですから、要するに官僚と”握った”んですよ。須田：しかも民主党は、「誤魔化す」は、「嘘はつく」はでね、天下りを廃止しますと言ってたのに、「現役のまま行かすのは天下りじゃないんだ」とか(笑)…大谷：それが古賀さんと一番、ぶつかったところですよね。全部マヤカシだからね。
こういう連中がまざってこないようにするのが、橋下が一番気をつかわねばならないところ。
あと、
よく言われるのが、維新の会ルーキー議員が、小泉チルドレンとか、小沢チルドレンになるんじゃないかということで…
実際、大阪でも去年当選した維新の府会議員、市会議員にはひどいのがいる。
公募区長でも、早速、問題発言で物議を醸してるのがいる。
だが、小泉チルドレンの場合、肝心の〝親〟が政界から引退し、チルドレンが方向を見失った。
小沢チルドレンに至っては、チルドレンがどうというより、小沢、鳩山、菅と、
親が親だけにどうしようもない。
大阪維新の会の未熟議員は、そら、「飲酒によるひき逃げ」や、「恫喝による口利き強要」や、「不正政務調査費疑惑」とか、色々やってくれてるが、
橋下が目指す方向性には従う、「偉大なイエスマン」たちだ。
霞が関の牙城をぶち破るには、束ねた矢の、その数による突破力が絶対必要。
束ねた矢に求めるのは、アホでいいから従順であるということ。