有志維新八策集中勉強合宿
8月26日
25日、26日の二日間、有志の勉強会が開かれました。
今までは正式な維新政治塾の講義日の前後に行っていましたが、今回は自主的に丸二日間の勉強合宿です。
北から南まで全国各地から有志が集まりました。
私は主催者の自宅に泊まり込みだったので、本当に勉強合宿でした。講義内容は完全部外秘となりますのでコメントはできませんが、前回の集中勉強会よりもさらに濃くなり、私の政治塾史上の記録を更新しました。
また前回は、膨大な課題をこなしての勉強会参加という立場でしたが、今回は自分の担当である「財政改革・税制」に対して膨大な資料を読み込みレジュメを作り込んで講義に臨むという立場になりました。
やはり伝える側の方が何倍も勉強しますね。さらに嬉しかったのは、維新八策の理念をいかに有権者に伝えるか、というスタンスで八策を読み解くレジュメを作成した私に対して、初参加の方から、「前回からの膨大な課題を全てこなして参加した。もっとレベルを高く設定してもらっても良かった」とご感想をいただいたこと。
初参加であっても運営側にはっきり注文を言っていただくことも切磋琢磨する同志として必要ですし、さらに高みを目指したいという気持ちに大いに刺激を受けました。これから先はもう座学ばかりをしているわけにはいきません。公募や選挙戦をより意識した形にシフトしてまいります。
塾生も本気で国政を狙うグループとそれ以外とに棲み分けされてきました。テレビや週刊誌にも塾生の様子が報じられることがありますが、残念なことに政治塾事務局のルールを無視する人(ルールすら守れない人)がメディアで目立ちたがる傾向にあり、本気で国政を目指す真剣な維新政治塾生の様子が報じられておりません。一部のふまじめに映る塾生の報道は、ルールも守れない塾生によるかなり偏った内容であること、私の周りにはいつ選挙になっても塾生代表として恥ずかしくない立派な国政候補者足りうるメンバーがいることを、せめてこのブログを見ていただいた方には知っていただけたらと思います。維新政治塾有志 集中勉強合宿 ②
9月18日18日記述。地元に戻ってまいりました。
仕事を片付けてから大阪に向かったつもりでしたが、一週間分の仕事がたまっております。
塾生としては大変充実しましたが、仕事・私生活との両立という意味では課題が残りますね。
今回、選挙経験のある方から講話をいただく勉強会も開催されましたが、家族の負担も相当なものになるようです。
東国原さんが離婚した上で、宮崎県知事選に出馬したのは有名ですね。塾生は皆、改革に燃えていますが、一方でいざ選挙となると反対勢力からの猛抵抗があるのだそうです。
身に覚えのない怪文書をまかれたり、子どもを含めた家族・親族への嫌がらせなどもあるようです。若い層がなかなか選挙投票に行かず、逆に既得権益を持つ団体は組織ぐるみで政治活動をします。候補者本人に一切のしがらみがなくても、選挙戦では各方面からの攻撃があります。いざ公募となって、ご家族の方の強い反対を受ける塾生も多いと聞きます。選挙費用は全て自腹ですし、さらに議員歳費削減を強く打ち出す維新の会の場合、決して甘い話ではありませんから頷けるお話です。それでも出馬そのものはしない塾生も皆が皆、地元にきた維新候補者を力強くサポートするでしょう。今度の選挙は、日本の構造を一から作り直す大きな変革になります。橋下市長が出馬されない現段階、維新の風を大きく巻き起こすのは、全国各地にいる維新の同志です。
共にがんばりましょう!
日本維新の会、企業・団体献金の禁止を規約に明記
9月19日19日記述。
もともと維新八策では企業献金禁止の方針を打ち出しておりました。
これは、自民党や民主党では到底口に出来ない改革方針です。ただ、次期衆議院選に限っては資金準備が整わないことから、企業献金を受け取る可能性を示唆していましたが、上記報道のように日本維新の会の規約にしっかり明記されるようですね。企業献金が必要、すなわち候補者への援助が必要ということは、一般人である我々塾生からの立候補を配慮されたご発言ですので、個人的な立場だけならば正直言って大変ありがたいお話でした。
しかし、肝心要のスタートから筋違いなことをしては新党への信頼を損ねてしまいます。
公募参加者へのハードルはかなり厳しいものになりますが、英断だと思います。クリーンな政治」とは政治家誰もが口にする言葉ですが、国民が誰も信じないほどに腐敗しています。
あるいは、最初は純粋だった新人議員も徐々に政治の闇に取り込まれてしまうのかもしれません。
そうであれば、維新の改革基本方針である政治システムの改革をすべきです。本案に限らず、維新の会は「政党や政治家が悪いのではなく、政治システムが悪い」というスタンスです。
罪を憎んで人を憎まずといいますが、統治機構や政治制度にも同じことが言えます。日本維新の会の英断に、大いに賛同したいと思います。
日本維新の会は外国人参政権に賛成、ホントかウソか?
本日のお題は、私がずっと疑問に思っていたことへの明確な回答です。私個人は一般的な外国人参政権には明確に反対です。
維新八策にも「外国人の土地購入規制」などが明記されていましたので、当然反対だろうと思っていました。ところが、某巨大掲示板で何故か「維新は外国人参政権賛成だ!危ない!!」みたいな工作的な書き込みが沢山あるのです。外国人参政権について、維新八策には一言も書かれていませんので、もちろんデマです。今日のツイッターでも橋下代表が明確に「外国人参政権に反対」と発信されています。
僕は国政における外国人参政権は反対です。ただ地方参政権、それも被選挙権や公権力の行使にかかわらない範囲で、すなわちコミュニティーのルールを作る範囲でしかも特別永住外国人に限ってという条件なら大阪では議論の余地があるのではと考えています特別永住外国人の制度も未来永劫続くものではないと思っています。どこかで帰化を求めることになるでしょう。4世、5世となれば、韓国人のアイデンティティーを持つのか、日本人のアイデンティティーを持つのか、選択してもらっても良いのではないかと考えています。それまでの間特別永住外国人制度がある限りはその範囲でしかも大阪という特別永住外国人が多い地域において、さらに被選挙権や公権力の行使にかかわらない純粋な地域コミュニティーのルール作りに限って一定の関与権を認めるかは議論の余地ありだと考えています。しかし一般的な外国人参政権は反対です。
…ということで、
「日本維新の会は外国人参政権に賛成する・・・ホントかウソか?」
はウソということになりますね。某巨大掲示板は他にも「維新は相続税100%だ!!」とか分かりやすいデマが書かれていました。
まぁ、さすがに信じる人はいないでしょうけども。ちなみに、急きょ対決姿勢になってしまったみんなの党のアジェンダには外国人参政権反対とありますが、日本維新の会の綱領である維新八策には文言自体がありません。
これはみんなの党の保守政党という立ち位置に対して、日本維新の会は、保守だとか革新だとかの旧来の概念を超えた、日本の統治機構を根本から変革する改革派政策集団という位置づけだからです。日本維新の会はイデオロギー的には原則として「中立」なのです。ゆえに、維新八策にはイデオロギー色の強い政策は入っていません。9条問題も改正するかどうかを国民投票にかける、としています。以上、誤ったデマが流布しないよう、念のためコラムにいたしました。
※私個人は外国人参政権がリベラルな政策案として議論されること自体はあってしかるべきと思います。
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