福留、決死のダイビングキャッチ
サンスポ阪神の福留が攻守に存在感を示した。守備は五回、ロペスの右中間への飛球に顔面を強打しながらダイビングキャッチ。「右打者の打球で切れてくると思った」と冷静に振り返ったが、和田監督は「本当にビッグプレー」とたたえた。
これぞ、まさにビッグプレー。
このワンプレーが、勝ちに結びついたこと、素人でもわかる。
このワンプレーが、勝ちに結びついたこと、素人でもわかる。
榎田も福原も良かったが、このワンプレー、2塁打になってたら…
打線爆発は暑くなるころに譲るとして、今季のタイガース、
格段に守備がレべルアップしてる。
投手を救ってる。
巨人3連戦オール零封は史上初、榎田先発初勝利
スポニチ阪神は先発の榎田が8回途中まで無失点の好投。球団史上初の巨人戦3連戦零封に抑え込んだ。9日は能見が完封。10日は先発のスタンリッジから4人の継投で12回零封。この日も榎田が8回途中までわずか2安打に抑え、後続の福原、久保も完璧な救援を見せた。巨人戦を3試合連続0点に抑えるのは71年以来42年ぶり4度目だが、3連戦オール零封は史上初の快挙となった。転向2試合目で先発初勝利を挙げた榎田は「正直出来過ぎだと思うんですけど、甲子園で伝統ある巨人戦で勝つことができて嬉しいです」と喜びつつ、8回2死でピンチを招いて降板したことについては「去年まで2年間中継ぎをしていて大変さをわかっているので、せめてあそこは投げきりたかったです」と悔しさもにじませた。榎田、先発初勝利!史上初のG3連戦ゼロ封
サンスポ伝統の一戦で歴史的勝利だ!阪神は榎田大樹投手(26)が先発初勝利を挙げる好投で、巨人を完封。球団史上初めて、G3連戦をすべて0封する快挙を成し遂げた。さらに今季初の連勝&カード勝ち越しで、勝率5割に復帰。甲子園で宿敵相手に息を吹き返した虎が、ここから一気に突っ走る!!聖地で、巨人に手も足も出させなかった。これほどまで胸のすくカードが、かつてあっただろうか。いや、史上初だ!歴史的なG3連戦を榎田が復活星で飾った。ファンの声援に押され、お立ち台に上がった26歳の声は、うわずっていた。「正直“できすぎ”だと思うんですが、甲子園で伝統ある巨人戦で勝てて、すごく嬉しいです! (9日から)能見さん、スタン(リッジ)が頑張っていたので、1回ずつしっかり抑えることを考えました」9日の能見の5安打完封から、前夜の延長12回執念のリレーを経て、バトンを受けた左腕も冴えわたった。八回二死一、二塁で降板するまで、わずか2安打に抑える好投で、先発としてプロ初勝利。チームも巨人相手に3試合30イニング連続のシャットアウトで、伝統の一戦はもちろん、宿敵に球団史上初の「同一カード3試合連続無得点」の屈辱を叩きつけた。「緩急もつけて、真っ直ぐもしっかり投げられました」抜群の制球力とテンポでコーナーを攻めた。今季先発転向し、これで2試合15回2/3を自責0(失点1)、防御率0・00。昨年9月の左ひじ遊離軟骨除去手術を苦しいリハビリを経て乗り越えた左腕が、覚醒した。常に這い上がってきた野球人生だ。東京ガスでは同期入社の美馬学(現楽天)が中大出の快腕。中央球界では名の知れた存在だった。一方、九州出身で方言の抜け切らない左腕は、仲間から、「お前は大学(福岡大)で何をやってたの?」とからかわれた。実家の家族に「自分はスタートラインが下だから頑張らないと」と誓った。持ち前の反骨心でエースとなり、抑えの美馬とのリレーで、アマ球界に名をはせた。そしてプロでも、しっかり先発の座をつかんでみせた。殊勲の左腕を、和田監督も「低めに集めて、緩急も使って榎田らしい投球だった」と称えた。そして「相手うんぬんより投手陣がバッテリーを含めて粘り強く投げてくれた。それが2勝1分というところにつながった」とうなずいた。正念場だった。借金2で迎えた甲子園開幕、相手は開幕7連勝だった巨人―― 。移動日の8日に全体練習を行うなど気合を入れて臨んだ3連戦。そこで、今季初の連勝&初のカード勝ち越しで借金を完済した。しかも歴史的な3試合0封だ。決断も冴えた。八回のピンチでは、迷わず福原にスイッチ。捕手も日高から藤井彰に代えて後続を断つと、九回は久保が初セーブ。本来の守り勝つ野球が見えてきた。「やっと5割に戻った。気持ちを新たに、もう1度開幕ぐらいの気持ちでやりたい」と語気を強めた和田監督。16日には東京ドームで巨人と再戦する。先発陣は同じ顔ぶれとなる見込みだ。もちろん記録継続を狙う。そして一気に順位も、ひっくり返してみせる。
巨人が3連戦で一点も取れなかったのは球史において初めてだそうな。
すばらしい。
どんなことでも球史に初めてというのは、まして巨人相手というのは、
すばらしい(笑)。